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[194309] 今日から如月2018
詩人:evans [投票][編集]

初めて詩を書いた春の日から
もうすぐ十四星霜のときは流れ

またキラキラと輝きを増す
都心の青空と出会える日は近い

三寒四温という
冬と春が互いに手をとりあいながら

懸命に躍動を始めゆくさまは

森羅万象すべてを包み込む
最高の自然の芸術ともいえる

さあ 今日から如月

立春という希望の陽が
昇る日はもうすぐだ

人間社会の喜怒哀楽
さまざまな変化があるけれど

自然の流れに逆らわずに
一喜一憂せずに

希望のあかりを
わが胸中に輝かせて

まっすぐに進んでいこう

(2018年2月1日 東京の自宅にて)

2018/02/09 23:05



[194305] 36度2分
詩人:EASY [投票][編集]

目的のない旅、僕は大好きだ

やりたくないことを
やるよりは

やりたいことがない方が
ずっとましだ


戦争をした方が
感動できたりするのは

神様の秘密で


君の子供っぽさが
魅力的に見えるのは

僕の秘密だ


色んな人達がいることに
僕たちは異論なく

色んな熱に溢れている


そんな風にしながら
気づかない内に

命よりも大切なものが
僕たちを包んでいる

2018/02/03 20:45



[194304] まどろみセーキ
詩人:なってくる [投票][編集]

まだ閉じたままの目蓋に
寝そべるだいだい陽だまり
温い春の心地さえする遅い朝
肺いっぱいに吸う

こんな朝がくるなんて思いもしなかった
こんな穏やかな心地なんて
知らなかった

明後日貴女と結婚する

2018/02/03 12:43



[194302] おそうじ
詩人:猫のあし [投票][編集]

こころの おそうじ

こころのなかの 整理整頓

忘れる思い出

大切にしまう思い出

モヤモヤを 整理整頓

許しちゃいけない思い出

許していく思い出

新しい旅立ちに

始まりの前の

終わらせていくもの

こころもおそうじ

2018/01/31 23:16



[194301] ツギハギ
詩人:理恵 [投票][編集]

手づくりのわたしはツギハギだらけ
ワンピースのボタンは一つだけ違う色

手づくりのわたしはツギハギだらけ
毛糸の頭はごわついたまま

手づくりのわたしはツギハギだらけ
靴はとうの昔にどこへやら

手づくりのわたしはツギハギだらけ
今も腕から中身が出てる

手づくりのわたしはツギハギだらけ
耳は糸一つで宙ぶらりん

手づくりのわたしはツギハギだらけ
身体は前方3センチ

手づくりのわたしはツギハギだらけ
忘れ去られた棚の下

片目の世界であなたを見てる





2018.1.31

2018/01/31 10:07

[194300] 津波
詩人:理恵 [投票][編集]

波は一切見ていない
それがどんな色だったのか
どれほどのたうち回っていたのかは
知らない

だけどすべてを飲み込んで
すべてを無にして
きっと私の背後にいたのだろう

ただ、逃げ惑う人々を追いかけた
振り向かなかった
ただ一人で、ただ逃げていた





たどり着いた先に、あなたたちを見た


「みんないる」
と、思った


これから何が起こるかわからないけれど
背中の惨状を乗り越えよと言うのなら
手を伸ばしてもいいだろか
君たちが
手を伸ばすべき相手だろうか


迷いながら
拳が震えるのを感じてる






2018.1.31

2018/01/31 08:38



[194298] うみ
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

やりたいこと
やらざるべでなかったこと
ことを生んでしまいがちなころ
いま細かくみてしまう
その歪んで忘れえない
ただのこと
立ち止まり思い返してみても
どうにもうるさい
耳を引きちぎったこうかい
そんなうなばらへ
おやすみません

2018/01/28 21:14



[194296] 残された権利
詩人:EASY [投票][編集]

薄暗い明かりを
僕は灯して


自分に執着することを
やめようとしている

笑えないなりの微笑みを
対象のないものに
向けることが出来るのは

僕の意味そのものだ


曇りがかった空を
ほんの少し工夫して

君が微笑む為に必要なものを
探す権利が僕にはある


2018/01/28 19:28



[194293] 【風のハープ】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


少女らは今日も空へ
(まぶしい空へ)
繰り返す飽かぬ調べ

透明な時を待って
(記憶を冷まし)
かき鳴らせ風のハープ

──強い意志あらわにし
姿勢をただして

──あっさりつかんだ夢を
僕には教えてくれないの?

少女らは今日も空へ
(まぶしい空へ)
繰り返す飽かぬ調べ

輝きをほしいままに
(一人占めして)
かき鳴らせ風のハープ

──運命に立ち向かう
傲慢な笑顔

──善も悪もなく
時流に爪を立てていく

少女らは今日も空へ
(まぶしい空へ)
繰り返す飽かぬ調べ

哲学を学ぶふりで
(神をあざむけ)
かき鳴らせ風のハープ

─────
─────

2024/12/01 11:43



[194292] 二人の行方
詩人:鰐句 蘭丸 [投票][編集]

君は変わってしまったね

俺も変わった 変えた

君がそんなふうになったのは

俺に関わるモノがそうさせてしまったんだろう

俺は変わった君を受け入れる為に変わった 変えた

これから二人はまだ変わりゆくのかな

別れてゆくのかな

まだ

一緒にいられるかな

カラダはここにあるのに

心は離れてゆく

まだ 変われる

もう 変わらない

わからない


2018/01/24 12:42
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