ホーム > 詩人の部屋 > 新着順表示

新着順表示  〜 新着順に10件ずつを表示しています 〜


[193956] #0313
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

カラスの群れが飛び交っている
もっと喜びを分かち合えたら 幸福だらけで胸は高鳴る
あらゆる怒りを吐き出すなら 苦悩する心持ちまで漁る
カラスの群れや飛び交っている
とめどない哀しみが弾んだら 記憶の海で泳ぎ疲れてる
やっと楽しみが見つかるから 青空が夕焼けで彩られる
カラスの群れは飛び交っている

2017/10/20 20:41



[193955] #0312
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

べつにって口癖をとりたてて責める必要なんて無い
とっても残念だけれど自らをかばう魔法の言葉なんだと思う
そういう人だって青く美しい惑星で轟音を響かせると答え
きっと誰も突進しなかった海域へ舵など切り帆かけ船を
さんざめく浪へ全速力で分け入って操縦する心意気も露わ

2017/10/20 20:38



[193954] #0311
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

ぽっかりと開け放たれる穴から時間を空けて腹ぺこな胃袋に到達しよう
ぷっくりと膨らませる両方のほっぺに魅了されまくりな心ごと冒険しよう
あっさりと口いっぱいに広がる味わいが奏でる旋律に酔いしれよう
ぱっちりと目覚めると鋭い眼光で国際的に丸めこみながら黙らせよう

2017/10/20 20:28



[193953] #0310
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

変化球ばかりを放り続ける癖が抜けない策略家
睡魔が飽きもせずに襲撃するは知を探求する旅人
命あっての物種と語りかける伝説を刻んでゆく志
逆境に立ち向かうか逃げ惑うか雲隠れするか選べる自由
海王星に突如として現れ氷雨を降らす塊が渦巻き回顧する大暗斑

2017/10/20 20:24



[193952] #0309
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

きみの立ち位置をただ考えている
今は泣きじゃくって嘆く時なんだ
きみが弱音を叫ぶなら反響がある
当たり前ではなくて有り難いんだ
きみと同じくらい心の優しすぎる
人にも届いて口笛など鳴らすんだ
きみへ結局どんな気持ちを伝える
足を停めて思いが脈打つ日なんだ

2017/10/20 20:18

[193950] 戯れ
詩人:如月 ちゃこ [投票][編集]


美しいと
囁く貴方

愛しいと
口説く貴方

さりげなく触れる
その指先のように

重みを持たない
言葉の駆け引き

美しいと
囁くのなら

愛しいと
口説くのなら

この身に纏う

棘まで

アイシテ―…

2017/10/20 12:22



[193949] 舞い込んだ恋
詩人:如月 ちゃこ [投票][編集]


柔らかな陽射しの中

春を待ちわびて

ほんのり色付く
薄紅の桜並木

吹き抜ける風が

悪戯に君の髪と戯れる



キ ミ ハ ダ レ ?



一瞬にして奪われたのは

僕の心


一瞬にして停止したのは

僕の思考回路


一瞬にして願ったのは―…



柔らかな陽射しの中

春を待ちわびて


舞い降りたのは



僕がみつけた



キミトイウナノ



テンシ―…

2017/10/20 12:22



[193948] ♪ 4*3/3
詩人:如月 ちゃこ [投票][編集]


朝から降り止まない雨

足早に消えてゆく
傘と制服の
グラデーション

『ばいばい』

振り向かない背中に

聞こえるはずもないのに
つぶやいてみる

放課後の教室

わけもなく

独りぼんやり
頬杖ついて

誰も振り向かないのに

つぶやいてみる

『ばいばい』

誰かに
気付いて欲しくて

誰かと
繋がっていたくて―…

2017/10/20 12:21



[193947] ♪ 4*2/3
詩人:如月 ちゃこ [投票][編集]


朝から止まない雨

傘を差すのが面倒で
カバンを頭にのせて
走り出す

雨傘が彩る帰り道

濡れまいと先を急ぐ俺を

誰かが
呼び止めた気がして

振り返れば

窓辺でぼんやり
頬杖つく君がいた

寂しそうな表情で

誰かを待つのか

雨傘が彩る帰り道を

独りぼんやり
眺める君がいた

2017/10/20 12:20



[193946] ♪ 4*1/3
詩人:如月 ちゃこ [投票][編集]


放課後の教室

朝から降り止まない雨を

窓辺でぼんやり
頬杖ついて
眺めてる

色鮮やかな傘が踊る
帰り道

誰を待つでもなく
誰を待たせるでもなく

誰もいない
放課後の教室で

独りぼんやり
頬杖ついて

雨上がりを
待っている

2017/10/20 12:19
5199件中 (2051-2060) [ << 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 >> ... 520
- 詩人の部屋 -