詩人:如月 ちゃこ | [投票][編集] |
好きだから
振り向かせたくて
好きだけど
素直になれなくて
意地はって
馬鹿やって
気付けば
持て余すほどの
後悔ばかりが残ってた
好きだから
そばにいたかったのに
強がって
格好つけて
傷付けて
傷付いて
素直になれない
俺の照れ隠し
いつか誰かに
気付いてほしい
好きだから
素直になれない
精一杯の照れ隠し
詩人:如月 ちゃこ | [投票][編集] |
僕に欠けてるモノ
それを
君は持っていますか?
いつも心の片隅で
誰かに出逢う度
そっと問掛けてみる
僕が探してるモノ
僕に欠けてるモノ
それがどんな色で
それがどんな形で
それがどんなモノか
君は知っていますか?
僕に欠けてるモノ
僕が探してるモノ
僕が欲しいモノ
どこかに忘れた
僕の欠片を
いつか出逢う君が
持っているんだね…
詩人:IKUMI | [投票][編集] |
唯一、今支えてくれてる人がいる。
こんなに色々あって、
常に話を聞いてくれている。
普通嫌になるのに…
話を聞いてくれて、笑わせてくれる。
どん底にいる私を救おうとしてくれてる。
毎日の電話。ライン。
凄く嬉しいし、支えになっているんだ。
付き合いの長い元カレにさえ
裏切られていて、男なんてって思って
また君を避けていた。
少し連絡がないとすぐに
電話してくれる。
そしていつも通り話を聞いてくれて、
笑わせてくれる。
嬉しいんだ。
それが人として好きなのか、
異性として好きなのか分からないけど…
ありがとうって素直に思うよ。
これが恋なのかそうじゃないのか
分からないけど、大好きです。
いつも支えてくれてありがとう。
詩人:さみだれ | [投票][編集] |
ただひとり
私は誰を愛する?
脳にマグマが
あの子を溶かす
幸せな事象を
忘れたままに
神様に
すがる豊かなもの
妬ましく
斧を振り割った
ただひとり
彼女は誰?
閉じ込めて
笑うのは誰?
私は信じる
愛の尊さを
幸せになるための
孤独な目論見を
詩人:猫のあし | [投票][編集] |
気づいたら
自分を後悔と増悪の中に
閉じ込めようとしてた
全て誰かのせいにして
自分を憎しみでいっぱいにしようとした
僕には
まだ希望も
時間もあるのに
進もうと思えば
まだ歩けるのに
いつかに誓った
人を恨むのはやめようって
すぐには許せなくても
責めながら生きるのはやめようって
いつの間にか
忘れて生きていたんだ
臆病な僕は。。。
独りで生きていくのは怖いけど
でも 守らなければならないものもある
もう一度 立ち上がる為の夢もある
一歩一歩
積み上げていく
また 1からになっちゃったね
詩人:あかつき | [投票][編集] |
気づけば10年ぶり そんなこと見せない素振り ひとり心さぐり 無邪気に記憶たどり どこからともなく思い出に誘われて優雅にひらりひらり舞う蝶 この手を伸ばせばもう一度さわれるのかな あの頃みたいにもう一度手を繋げるのでしょうか…
大人びた眼差し 少し短くなった髪 何気ない笑顔 昔のおもかげを探す 知らない君を目の当たりにする度にハラリハラリ羽をもがれたよう この手を伸ばしてももう二度とさわれないだろう たぶん追っているのは色褪せた思い出の中のだけの蝶……
風の吹かない部屋に漂った残り香はいつまでもあまく 何もない空を探し続けるあおい心を弄ぶ……
詩人:IKUMI | [投票][編集] |
親友の自殺。
流石に応えている。
そんな中、君は連絡をマメにくれる。
「大丈夫?」
「お前のせいじゃないよ。」
ありきたりな言葉だけど
君は毎日そんな連絡をくれる。
夢で親友が出て来ると
君にラインをすると電話がくる。
安心してまた少し寝れる。
皆んな腫れ物に触れるかのように
接するのに君はそんなの関係なく
連絡をくれる。
「今のお前を1人には出来ない」
大丈夫だって言ってるのに…
そんな人の優しさに触れて
生きてるのも悪くないと思えたんだ。
ほんの少しだけどね。
ありがとう。
詩人:ロニ− | [投票][編集] |
ここは私の巣。
誰も害することが出来ない安全で安心な場所。
邪魔するものも傷付けるものもいない。
ここは私の巣。
蜘蛛のように糸を張り巡らせて、
私の隙間を埋める獲物を待つ。
闇が詰まった甘美な空間。
ここは私の巣。
醜い私を閉じ込める、唯一の檻。
詩人:IKUMI | [投票][編集] |
彼女じゃなくて、
友達の立場だから
もう昔の様に君に心配出来ない。
自分が辛い時ほど人に優しくしなさい。
そうある人に言われたのを思い出した。
話を聞いてあげたいけど、
私と君はもうそう言う関係ではない。
だから、聞けずにいる。
辛かったのに、私の話を聞いていてくれたんだなと
思うと…罪悪感が凄いんだ。
気付いてあげられなくてごめんね。
何かあったなら…話してよ。
そんな仲じゃないじゃん。
色々あったけど、君の力になりたいのは
変わらないんだよ。
分かってよ。
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
懐かしむような
イナサの風が吹く
筑紫野に春の花を呼ぶ
アヅミの心に刻まれた
あえかなサナギの謡(うた)
歌わせる
――旅人は故郷に立ち止まらない
――風待ちは必ず終わる日がくる
――ワタツミは潮路に舟霊を招び
――神々を小舟の舳先に祀る
海の果ての
邪馬台(クニ)を目指せ
天ツ筑紫野は
弥生の風のなか
──────────
イナサ……南東の風。
アヅミ……安積族。海洋民族。
あえかな……消え入るような、
サナギ……銅板を丸めた楽器。
ワタツミ……海洋民族の総称として、すべての日本人の共通の祖先のイメージとしてこの語を置いた。