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[193569] 制服の私
詩人:猫のあし [投票][編集]

最近笑う度に

からっぽになっていく気がする

最近目を閉じると

制服を着た自分が

虚ろな目をして立っているのが見える

忘れていた 消えそうだった自分


2017/06/15 16:38



[193568] 冤罪ジン
詩人:村和緒 [投票][編集]

会う会うと唱えると
うーーんとうーーんとと逡巡する事になる
そんな自分の心の迷いに
突然ジンが自殺したと飛び込む
ニュース。
ゴミ塗(まみ)れのジンが自殺した
冤罪を被(こうむ)ったうえでの
ジンの自殺であった
自殺する前に
昼餉にカレーウドンと
明太子のおにぎりを食べたジン

それを示唆する出来事が昨日あった
極めて分かり辛い示唆ではあるが
「デウスよ出よ」と言うタイトルの詩を
印刷した紙の上を蟻が歩いて居た昨夜を
思い出すと
蟻がジンの自殺を示唆していたような気がする
ジンの冤罪の苦しみは
月曜日夜から
火曜日午前中に至るまであったそうだ
戦隊シリーズを見た後は
午後からも喉にもあったように聞く
仮眠の後に自慰に逃げたが駄目だったそうだ
冤罪にからめとられジンが自殺した

私はジンが自殺した後の
木曜日の早朝も
ジンが冤罪の苦しみから
扉の鳴る音と共に
自慰をしたような気がしている
しかしフィニッシュ直前で
自慰が成立しなかったジンであるような気がする
そして母親と喫茶店に行った木曜日だったのだ
そんな幻のジンよと
私はそこまでジンの事を回想して
ジンの御霊に祈った

2017/06/15 14:44



[193565] 過去と自分
詩人:猫のあし [投票][編集]

何でだろう

ずっと忘れてたのに

思い出したくないのに

今更頭に次々浮かんで悲しくなる

楽しい時間も 悲しい事も

悔しかった事も

二度と戻らないのに

過去は変えられないのに

今更後悔なんてしたくないよ

苦しくなるだけなのに

2017/06/12 12:15



[193564] 痛み
詩人:エストレリータ [投票][編集]

貴方の姿を見るたび
私の心に雪崩れ込む
甘く切ない音色 透明な苦しみ


頬に謳う泪
悲しくなんかないのに
なんで泪が出るの?


お願いよ
もう二度と私に構わないで
優しくしないで....
もう限界なの
全ては甘い痛みに変わってしまうから


貴方を好きになんてならなければよかった....
だなんて 思いたくはないから


どうしたら絶ち切れるのだろう....
叶わぬ恋なら 教えてほしい

貴方の諦め方を....




2017/06/12 00:10



[193563] 存在
詩人:さみだれ [投票][編集]

ひとりになれないんだ
どんなに暗い場所でも
静まっていても

渡したい言葉はなかった
あなただってそうだ
そばにいる
心を寄せてよ

見えている姿を望んで
触れてみたって
あなたのいない心なら
満たされはしないだろ

ひとりになれないんだ
あなたがいるから
寄せあった心と心の中に
ふたりはいる

2017/06/11 21:40

[193562] まぶたをとじて
詩人:猫のあし [投票][編集]

キレイな星空に

広い大地

思いっきり寝そべって

キレイな空気を吸い込んで

まぶたを閉じた

このまま

あの空に吸い込まれそうだった

この空をどこまでも飛んで行けるなら

それも良い

本当の自由になれるなら

2017/06/10 23:23



[193560] 微笑み
詩人:夕凪 [投票][編集]



あのね ‥

微笑んでみて
欲しいんだ ‥



苦しくて
悔しくて

声を上げて
泣いた後でいい ‥



力なく
肩を落とし
うつむいたままでいい ‥

微笑んでみて
欲しいんだ ‥



馬鹿馬鹿しい
矛盾と理不尽に
苛まれても

わずかで
構わないから

微笑んでみて
欲しいんだ ‥



ただ微笑んだ
その一瞬に

呆れる位に
何かを許せる気が
するんだよ ‥



立ち上がれる気が
するんだよ ー‥。





2017/06/10 07:36



[193559] ピクチャー
詩人:里雨夜 [投票][編集]


心揺さぶる風景を残したくて

携帯を構えるけど

切り取った風景に感動はなくなった


友達との写真は

その時の感情を思い出す手立てになるのに

風景は切り取った途端無機質になる


自然の生命は儚くて

今ここにしかないのかもしれない

2017/06/09 22:26



[193558] シャボンの勇気
詩人:高級スプーンあと何年 [投票][編集]

いちにのさんで
飛び出した一歩は
しゅっと射精する速度で
放たれた北のミサイルのように危うい
着地点が薄氷だったらどうするの
そんなことお構いなしに
全身全霊前進する君が
イケメンマッチョなAV男優よりも
格好良く見える
真似した咆哮が喘ぎ声にしか聞こえない
こんな僕でも
そんな横顔
凛々しい一歩を踏み出せるかな
未だ震える両足を
武者震いだと言い聞かせ
賢者タイムのあとも興奮冷めやらぬ
夜通しヤッて夜が明け
腹上死したおじいちゃんみたいに
コンピューターおばあちゃんでも
解けない問題にも立ち向かいたいよ
これ以上のおしゃべりや前戯は不必要

いざ一歩前へ

2017/06/09 01:56



[193556] 突然ですが
詩人:KiraAya [投票][編集]


あなたが好きです


あなたを見ていたいな

あなたの声を聞きたいな

あなたの目を見つめてみたい


でもね 私は汚いから


きっと あなたは迷惑でしょう

きっと あなたは不愉快でしょう

私の存在を知らされるなんて


だからね


あなたを傷つけたくないから

私は見えないところにいるから


あなたは笑っていてください

2017/06/08 02:33
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