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[193130] かげふみ
詩人:さみだれ [投票][編集]

遠く聞こえるよ
駆けてくる君の足音が
まだまだ影は見えないけど
確かに

転んでケガとかしてないかとか
ちゃんと野菜も食べてるかとか
まだまだ聞き足りないけど
もう行くよ

いつか聞かせてよ
あの子がどんな子だったか
いつでも思ってあげててよ
どうか

僕は遠いところで歩いてるよ
後ろに影を伸ばしてさ
たくさん歩いてきたんだよ
これから歩いていくんだよ
君はいつか思い出すだろう
こんな日の終わりを
きっと見つけてくれるだろう
僕の見ていた太陽を
どうか

2016/12/20 21:11



[193128] 後日談
詩人:高級スプーンあと何年 [投票][編集]

娘に殺されて死ぬのが
私の最期だなんて
バッドエンド過ぎるでしょ

自ら嵌めた枷に縛られて
まるで温暖化
狭まった行動範囲の中で
自由に生きた代償が
我を忘れたあなたと
人に借りた金の後始末
それから
死んだあとのこと

助け合い
救い合い
足元をすくわれ
救われない
誰も助けに来ない
じわじわと絞まる首
迫る足音
やがて耳元まで辿り着き
息も出来ない
人生の総決算に
集まる人はごくわずか

まあどうせ
人も神も信じてなかったですから
何にも見えないし
別にいいんですけどねwww

気がかりなのは
あの子のその後
私を刺し殺したあと
ちゃんと元気に出所して
明るいところで
暮らせているのかしら
だなんて
死人の口が裂けたって
言えやしない
知りはしない

蒔かれた種が芽吹いたの
いつかは
誰でも死ぬけれど
わたしが居なければ
あの子が生まれてくることもなかった

ひとの気持ちも知らないで
勝手に産んで
育ててしまってごめんなさい

さようなら
さようなら
さようなら
さようなら
バイバイ
もう会えないことだけが
あの子の救いになりますように

2016/12/20 00:41



[193127] クリスマスソングが流れる街
詩人:どるとる [投票][編集]


傘を空に 突き刺して 涙をひとさじ 世界に まぶしました

悲しみは 言葉にすれば 涙になるから
言葉にはしないで 引き出しにしまう

積み重ねた言葉を
そこに込めた思いを
今 ほどいていく

君が好きだよ そう言葉にした瞬間
僕はやっと素直になれた気がする

未来は思うほど 明るくもない
けれど 期待はできそうだから

もう少しこの 冬の寒さにふるえていよう

首に巻いたマフラーは 君からもらったクリスマスプレゼント

夢の続きを求めて また何度も 眠って
暖炉の そばで 船をこぐ

大好きな あの歌が
僕の 冬を かたどる
輪郭さえぼやけた 幸せ

断られたとたんに嫌いになるなるなら 恋じゃなくていい

舞いながら 落ちる粉雪は風に乗り
手のひらの上で 溶けた

恋は叶えるために するんじゃないよ
叶わない恋もまた 恋だろう

流行りのクリスマスソングが流れる街

幸せな結末を 流行りの歌は歌ってる

クリスマスの街に 白い雪とジングルベル
ああ人はなんのために 人を好きになるんだろう
当たり前な ことに悩んでる ばかだなあ僕は 答えなんてあるはずもないのに

君が好きだよ そう言葉にした瞬間
僕はやっと素直になれた気がする

未来は思うほど 明るくもない
けれど 期待はできそうだから

もう少しこの 冬の寒さにふるえていよう

首に巻いたマフラーは 君からもらったクリスマスプレゼント

君が好きだよ 言葉にした瞬間
終わってしまう恋なら
いつまでも このまま友達でいい。

2016/12/19 20:14



[193126] ステップ
詩人:どるとる [投票][編集]


たとえばここに 誰かを思う心があるなら
その気持ちを 歌に変えて 伝えよう

不安の中で 手探りだけで 頑張っても
空回りするだけの僕はため息ばかり ついてる

舞台の上に 立って
好きでもない ダンスするなら
ドアを開けて 一人風に吹かれよう

訳もなく ただ 嬉しいとか 悲しいとか
心のままに この顔が 形を 変えるから
今はただ 不器用に空を見上げていよう

欲しいものは 尽きそうにないな
宝石のような 目に見える輝きを求めて

いくら着飾っても 心は裸のままだよ
生まれ変わるんだ 少し強い僕や君に

今よりもう少し笑えるために
ステップ踏んで その先の物語へ

魔法なんか ない世界で 誰かを思うと
魔法みたいに 心は色づいていく
もう 僕は 悲しそうには笑わない

いつの間にか 忘れてしまった 大切な気持ち 今 思い出して
目には見えない ドアを 開ければ
世界は 見違えて見えるだろう

訳もなく ただ 嬉しいとか 悲しいとか
心のままに この顔が 形を 変えるから
今はただ 不器用に空を見上げていよう。

2016/12/19 19:56



[193125] タライが落ちてこなくてよかったぢゃないか
詩人:あいく [投票][編集]

初めていったラブホで
よくわからないスイッチ押して
結局それがなんになったのか
最後までわからなかった時みたいな
もやもやした話だよなぁ
お前のはなしって

ってゆーの
やめてください。。。

2016/12/19 19:33

[193123] 無駄。
詩人:IKUMI [投票][編集]






人間なんて信じたもん負け。





2016/12/18 22:13



[193121] 
詩人:どるとる [投票][編集]


広がる 水彩画の風景
いつか 見たあの 夢のような
舌先で転がすキャンディ
もう僕は 言葉を 忘れてしまいたい

言いたいことは すべて 言ってしまったような
空っぽの 心に 空が 飛び込んでくる
ぬけるような青に 埋もれた 僕は
もう僕を忘れない

余韻のように 残る
後味を 受け止めたのは 漠然としたイメージ

もう跡形もなく溶けてしまったのに
なぜだろう あなたはまだここにいる。

2016/12/18 21:44



[193120] カーネーション
詩人:どるとる [投票][編集]


とりどりの色を
その胸に たずさえて
あなたは 何の企みもなく 笑うから

僕は持てるすべての言葉を 使っても
今の気持ちを 形にはできない

昨日夢に見た 一番幸せなひと時を
思い出と名付けるのは たとえようのないイメージ

風のいたずらとでも ごまかしましょうか
雨上がりの虹を渡る風よ 消えないで

重ねた声は やがて何かを伝えるから
今は悲しい 旅路でも 涙を抱えて進む

何色にでもなれる カーネーション
贈るのなら 思いを花言葉に託して 明日の空へ

流れる雲の 背中は何処へ行くのか
追いかけても追いかけても
ふれることさえできない幻さ

昨日夢に見た 一番幸せなひと時を
思い出と名付けるのは たとえようのないイメージ。

2016/12/18 21:39



[193119] 
詩人:どるとる [投票][編集]


終電も通り過ぎた 駅のホームで
いつまでも誰かを 待っている

地面を打つ雨の音だけが やけに浮いて
それ以外の音は まるで聞こえない

たった一言 ごめんねって言えれば
僕らは 明日も 変わらず笑えたのかな

僕だけが 悲しいなんて思わないけど
今は 目の前にある悲しみしか見えない

離したくないと思った手を離したいと思った時
一緒に消えたぬくもり

今は君の笑った顔もあの悪戯そうな顔も見えないのに
余韻みたいに 心に残ってる真新しい痛み

冬が来たことにさえ気づかないみたいに
忘れてた寒さが よみがえってきた

溶けてなくなる あめ玉のように
重ねた二人の時間 色とりどりの思い出

永遠はないと知ってたけど 束の間の幸せは泡沫

もう僕には必要のない気持ちなのかも知れない
誰かを好きになる気持ちは

確かにあった 誰かを愛するためだけに生きた 時間が

望んで離したはずの手のぬくもりが まだ かすかに残ってる
それは僕がまだ誰かを愛する気持ちを捨てきれていないから

回るフィルム 映写機の 向こう
空と海の境目に 地平線を 描いて 世界が広がる
長い長い夜が明けていく

僕だけが 悲しいなんて思わないけど
今は 目の前にある悲しみしか見えない

離したくないと思った手を離したいと思った時
一緒に消えたぬくもり

今は君の笑った顔もあの悪戯そうな顔も見えないのに
余韻みたいに 心に残ってる真新しい痛み

終わりから始めよう
君を愛したようにまた誰かを 愛せるように。

2016/12/18 19:05



[193117] ディセンバー
詩人:どるとる [投票][編集]


住宅街を通り過ぎてしばらく歩いてく
風が残した足跡を辿っていくように

吐き出した ため息を白く染めるのは冬
まだ持っていたんだな誰かを思う気持ち

雑踏の中、人混みに酔いそうになる

一夜だけの魔法この街が きらめく理由

遠く離れたこの街で迎える二度目の冬

あなたは 誰と笑っているんだろう

幸せになんかなれなくてもいいから

ただ願うことは あなたの幸せが続くこと

今話題の映画を観に行こうか
何年か前の映画のリメイク作

つないだ手を 離さないように強く握った
次第に かじかんだ手は 熱を持っていく

まだなんだかぎこちない二人は

人の流れに乗れず うまく先へ進めない

君といると何でだろう理由もなく笑える

一歩ずつ歩み寄っていければいいな

降り積もる 時間が思い出になっていく

この幸せが永遠に続けばいいと

願った二人が いたことを僕は忘れない

砂時計は 落ちきって また新しい時を 刻むよ
一分でもそれを積み重ねれば
人の 一生に値するんだよ
僕も 誰かをまた愛せるだろうか

雑踏の中、人混みに酔いそうになる

一夜だけの魔法この街が きらめく理由

遠く離れたこの街で迎える二度目の冬

あなたは 誰と笑っているんだろう

幸せになんかなれなくてもいいから

ただ願うことは あなたの幸せが続くこと。

2016/12/18 10:37
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