| 詩人:安曇 | [投票][編集] |
ウイスキーの綺麗な茶色を水で薄くしてちろちろ飲む
薄い寝息、薄暗い部屋
貴方の寝顔を観ながら、ひとりでお酒を飲む
平凡だと、あの子は笑うけど
その平凡は、私にとっては幸せで
どれだけ、普通の平凡が難しいか
幸せなのか、なんで気づかないのか
ひとりウイスキーを飲む
あんなに苦手だった、香りがたまらなく愛おしい
そんな夜
| 詩人:七緒 | [投票][編集] |
私が生まれた小さな町のこと
あなたに話したことがあったかしら
いいの 悲しくない
東京はあまり雪が降らなくて
なんだかつまらないと思っていたもの
すべき姿勢を理解しても
続けることは難しいねって
あなたが言ってた夜のこと
ぼんやりした頭で思い出す
憧れと後悔と不安と愛しさ
私の中ではそういうものたちが
入り混じってよくわからなくなっていて
もう上手く伝えることはできないの
私の気持ちを歌にしないで
だって泣いてしまうから
誰かのために生きたりしないで
だってその人は私じゃないから
ここは東京
あなたのいる街だった
| 詩人:猫のあし | [投票][編集] |
ぼくという物語は
まだ
続いている
読み返すには
まだ早いから
まだ止まれないよ
いつかは 永遠に眠りにつく
その頃には ぼくは
本当の独りぼっちになってるだろう
それでも
この物語の主人公は
他の誰でもない 『ぼく』だ
その眠りにつくまでは
描いていくよ
ぼくという 物語
後悔しない 物語
| 詩人:とーれぱすて | [投票][編集] |
何かが壊れ始め
止まっていた歯車が動き出した
止まっていた歯車が動き出し
何かが壊れ始めた
大切にしていたはずのものは
いとも簡単になくなってしまう
大切にしていたはずのものは
いとも簡単に失ってしまう
| 詩人:ユズル | [投票][編集] |
心がさわさわとして 落ち着かない
ぽつりと 不安の雨が降る
帰り道の 焦ったような足どり
見上げれば 金ピカに光る
今だけ見える 星
どれほど磨けば まるで夜を越えて
そんなふうに輝けるのか
焦がれ 憧れ この心はきゅうと鳴く
優しく 絶対的な それを
わたしの黒い目が 映すなら
きっと 輝いて いるのだろう