詩人:猫のあし | [投票][編集] |
手を繋いで
真っ白な雪の道を歩いた
きみの頬が寒さでほんのり赤く染まっていた
この時間が
永遠に続けば良いと思った。。
ずっと この手を離したくなかった
きみが笑えば ぼくも笑った
この手に きみの手のぬくもりが残る
ふたりで見た
キレイな星空
ぼくの胸で
まだ輝いている
きっとまた
見れるよね
ぼくも きみも
新たに出会った
大切な人と
詩人:どるとる | [投票][編集] |
宛もなく 一人探していたんだ
伸びたり縮んだりする影を
人混みに紛れても 君を見失わない
どんな闇に いても光を なくさない
その声が 道しるべになっていく
寂しささえ まるで笑い飛ばして。
詩人:来永 | [投票][編集] |
言わなくても
わかる
阿吽の呼吸
泣かせてくれる
優しさ
笑わせてくれる
優しさ
自分の分まで
怒ってくれる
優しさ
遠いのに
何かあると飛んで来てくれる
優しさ
甘えてばかり
泣いてばかり
ごめんね
ありがとう
貴女が居てくれたから
あたし頑張れる
詩人:どるとる | [投票][編集] |
枝先に 葉っぱ一枚
風に さらわれて
消えたのを見た
ひとひらの 命と嘲れば
その儚さで 泣きそうになる
冬は 暖かいんだよ
距離が縮まるから
離ればなれの手が
いつの間にか
重なりあってる。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
時は流れてまたひとつ季節は変わる
新しい 色に見慣れた街は染まる
どれだけの 悲しみや喜びを繰り返して
どれだけの 命を見送り迎えればいいのか
ただ僕は なすすべもなく立ち尽くすだけ
365日のたった一日だけでもいいから
君だけを思える時間があれば僕は幸せだ
つまらない願いなんて笑わないでくれ
冷たい地面に 這いつくばって底辺から見上げた世界は 僕には とても広すぎた
石鹸みたいにさ 削れて小さくなってく
今はない思いは 僕の中のひとかけらだ
どんな言葉なら 今の気持ちに合うのか
考えてる間に長い夜は明けていたんだ
365日のたった一日だけでも君を思わない 日はない 僕は大概だ
ありふれたことも 特別に変わっていく
サナギから蝶になるように 羽を広げて空に飛び立つ 翼
365日のたった一日だけでもいいから
君だけを思える時間があれば僕は幸せだ
つまらない願いなんて笑わないでくれ
冷たい地面に 這いつくばって底辺から見上げた世界は 僕には とても広すぎた。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
星は旅人 宛もなく旅をするだろう
アンドロメダの 彼方へ思いを運んでく
銀河を漂流する 汽車は汽笛を上げて
何処でもない何処かへさまようのさ
999号は今日も 君を乗せて走り続けてる
遠い旅に出たいなら今夜夢の中で会おう
ずっと昔の 人が夢見ていた未来は
もしかしたらもうすぐそこにあるよ
画用紙にクレヨンで描いた 未来想像図
夢では終わらない 終わらせない
レールは続いていく 君が夢見る未来まで
さあ身支度ととのえたなら迷いを捨てて
はるかなる 旅へ
地図には 記されてない 場所
どうせ目指すのならそのくらいがいい
999号は 扉を開けて君の乗車を待ってる
切符は 夢見る心さ
もう二度と ここへは戻れない
今という 駅を過ぎて 汽車は 未来へ走っていくよ
999号は今日も 君を乗せて走り続けてる
遠い旅に出たいなら今夜夢の中で会おう
レールは続いていく 君が夢見る未来まで
さあ身支度ととのえたなら迷いを捨てて
はるかなる 旅へ。
詩人:波瑠樹 | [投票][編集] |
移り変わる季節の匂い
日ごと夕闇が急ぎ足で
夜を迎えに来る…
秋から冬への陽の光は淡く
空の高さは
想いを遠ざけて行く…
長い長い夜の静けさは
心を穏やかにすると同時に
僕という存在を
まるで簡単にその闇に飲み込む…
僕は笑い方を忘れた
僕は歩き方を忘れた
僕は
僕は
深い眠りから
覚めない様な錯覚を知った。
それでも僕は
もがき苦しみ、苦笑いを浮かべ
何かを全てを
変えたいんだ。
夜明けの少し前、
夜から朝へと
茜色に空が移りゆくその様が
それでもやはり
美しいと感じて
しまうんだ…。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
アスファルトに雨が足跡刻んでく
湿った午後 会話をすれど話題はない
忘れていたことをふいに思い出す
通り過ぎた景色を回想
イメージを急かすように走らせる
生まれた 時に
最初にあなたがくれた贈り物
世界に多分ただひとつの名前
誰かと同じだって同じじゃない
願いの形を 形にしたあなただけの名前
夜は 瞳にやって来るものではなくて
心に やって来るものだと 言った
幾重にも 連なる ストーリー
読み終えたら 退屈だろうな
だから命には 限りがあるのだろう
僕が僕であるという紛れもない証で
その名前に恥じぬように生きている
きっと名前に誇れる人にはなれない
与えられた名前は あまりに輝いてるから
でもね 少しでもその名前みたいに
輝けるように 僕は生きるよ
いつの間にか その名前と 一緒に生きている
ポケットの中のビー玉や 貝殻の渦巻き模様
そのすべてにある名前 僕もその中のひとつ
結ばれていく 点と線
生まれた 時に
最初にあなたがくれた贈り物
世界に多分ただひとつの名前
誰かと同じだって同じじゃない
願いの形を 形にしたあなただけの名前。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
夜明け前の 町は死んだように静かで
たったひとつの音さえ 聞こえない
君が口ずさむ 名前もわからない歌
風に乗せて どこかに流れていった
窓の外を過ぎ去る風景を見てる
過ぎた時間は もう戻らないと知る
夜が明ける少し前の町が好きだよ
息を押し殺して 何かを待つように
明日と 約束もせずに待ち合わせ
目覚ましを止めたのは右手だった
左手は 何かを 離さぬようにつかんでる
同じフレーズを繰り返しながら思い出す
遠い昔の 懐かしい歌の 素敵な言葉
レコードは回る 物語を 紡ぎながら
空の下であくびする君を 見てる
今までの世界を 塗り替えるほど
世界は 次第に生まれ変わっていく
膨らませたイメージが 色褪せなければ
思いは 伝えようとしなければ
伝わらないものだと君は言う
でも 言葉で伝えようとすると
うまくいかないから僕は 口を 閉ざした
かわりに 耳を すました
夜が明ける少し前の町が好きだよ
息を押し殺して 何かを待つように
明日と 約束もせずに待ち合わせ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
行き交う 振り子のように
昨日と今日を 行ったり来たりして
たどり着くその日を待ってる
僕は名前のない 気持ちに染まるよ
宛もない旅をするならゴールなんて いらない
世界は 僕が思うより ずっと広くて美しい
そこにある すべてに 関わりを持ってく
今日は どんな日になるだろう
そんな つまらないことは いいや
ただ 前に進むために僕は 生きている
ライフ 今を生きるすべての人に 歌うよ
よく晴れた 日なら出かけよう
扉を 開けて その先の世界へ
映画の 名シーン飛び越えて
僕は まだ知らない僕に出会いたいよ
日々生まれ変わって ゆく僕に会いたい
形も色もない 目には見えない 光に
惹かれながら 僕は導かれていく
雲の形や知らない星の名前
風の流れ ふれたこともない温もり
発見と驚きの 毎日を僕は 生きている
ライフ 僕も今を生きる人の一人だ
本で知り得る 知識を飛び越えて
そこにある まだ知らない光に 手を伸ばして
今日は どんな日になるだろう
そんな つまらないことは いいや
ただ 前に進むために僕は 生きている
ライフ 今を生きるすべての人に 歌うよ。