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[192644] 一人じゃない
詩人:猫のあし [投票][編集]

朝起きたとき

窓から入る風を感じて

少し悲しくなった

立ち止まらない

誓ったけど

止まったままだったと気付いて

また座りこみそうになった

僕にまた、手を差しのべてくれた

優しい手

甘えては駄目だけど

嬉しかったよ

また、立って歩くよ

走るんじゃない 歩くんだ

しっかり踏みしめる

もう、怖がらない

一人じゃないんだから

2016/09/30 21:26



[192642] あなたへ
詩人:mimi [投票][編集]

今日は一年で一番寂しくて嬉しい日・・・

あなたに触れる事も

あなたの声を聴く事も

出来ないけれど・・・

精一杯の『おめでとう』を・・・

今日はあなたのお誕生日だから

今日はあなたの存在を思い出させてくれる日だから

心からのおめでとうをあなたへ・・・

2016/09/30 00:54



[192641] オンリー
詩人:カィ [投票][編集]

一足飛びで好きになっちゃう

僕の悪いくせ

会いたくなって

空を見上げて

羽根を広げて飛んでいくんだ

君のとこまで

好きと嫌いが紙一重

交互に結んでそこにおもいっきりダイブしょう

ちぎれたら結び直して

今度は好きと好きになればいい

わからないことだらけだよ

はじめてを一緒に乗り越えよう

手をつないで

一足飛びで好きになっちゃう

僕の悪いくせ

君の笑顔のせい

会いたくなって

恥ずかしくなって

不安になって

メールして

次の約束をかわす

胸がドキドキしたり

一緒に行きたい場所を考えたりするのは

やっぱり君が特別だから

一足飛びで好きになる

僕の悪いくせ

ほらそこで手をふってる

君を抱きしめたい

2016/10/01 08:50



[192640] ジャイアンソング
詩人:どるとる [投票][編集]


何もできないのにやたら 見栄っ張り
手当たり次第に 喧嘩を吹っ掛けた

そんなお前も 捨て猫に餌をやる 人並みの優しさを持つ

世の中の隅っこであぐらをかいて
ささやかな幸せに 甘んじてれば
とりあえず今日笑えれば そのくらいしか考えてない

ギター片手に町をさまよえば
いつの間にか歌が声になる

下手くそな歌声で愛などささやいて
アイラブユーと叫びたいんだ

心から愛するあなたにだけは
わかってほしくて。

2016/09/29 21:38



[192639] 自画像
詩人:どるとる [投票][編集]


なりたい僕になりたくて
なりふり構わず走ってきたけど
いつの間にか自分を見失って
気づいたら 理想とはかけ離れた
今を 生きてる

小さな工場で 爪の先に火を灯しながら
ネジを作る あなたには 生き甲斐というものがない

疲れはてて 帰った
ただいまを言うけど返らないおかえり
カップ麺をすすりながら声も出さず泣いた

小さな頃に描いた
夢にあふれた未来
夢もロマンもない
汗と油にまみれたシャツ

殴られたほほが
じんと熱くなる
ギター片手に歌った中島みゆき

憧ればかりが 未来をきらめかせるよ
希望なんて 抱くんじゃなかった
後悔の仕方が間違ってる
見上げた空に 流れ星がひとつ
願いはない 叶うはずもないから

愛ではお腹はいっぱいにはならないことを
僕は 知ってしまったんだよ
ヘドが出るほど嫌な大人だ
僕は僕が嫌いな大人になってしまった

描いた 自画像は
のっぺらぼう
あがくことさえやめたら 顔をなくした

笑うことにさえ
体力を使うんだ
疲れるくらいなら
無愛想でいい

小さな駅の 通りで
歌っていた
名もないシンガー
その瞳には
まだ 光が見えた

小さな頃に描いた
夢にあふれた未来
夢もロマンもない
汗と油にまみれたシャツ

殴られたほほが
じんと熱くなる
ギター片手に歌った中島みゆき。

2016/09/29 21:24

[192638] 叙情詩
詩人:どるとる [投票][編集]


本当のことを 言葉にするのは 傷痕をさらけ出すようなものだ

知られたくないから 隠しているのさ 下手くそな嘘で

泣きながら 笑いながら 今を生きている

いつか たどり着いてしまう終わりの場所

まだ見ぬ未来に 抱く不安がどうしても期待を
追い越せなくて

立ち竦む 道の上 太陽が落ちてきて
まだ知らない夜が またひとつ生まれた

君のアパートの 部屋 暇があればセックスに耽った

手当たり次第に 新しいものに手を出し しなくていい怪我をする

竜の鱗みたいな 雲が 東へと流れていく

僕は ただ、きれいだなと思うだけだ

誰かが呟いた 一言で 誰かが今日も 救われ 傷ついて
被害者も加害者もなく

間に立って風に吹かれた僕は 孤独だった
何度裏切られようが希望の光を探した

夜明けの空に
言葉はいらない
涙を流せば
それでいい

まだ見ぬ未来に 抱く不安がどうしても期待を
追い越せなくて

立ち竦む 道の上 太陽が落ちてきて
まだ知らない夜が またひとつ生まれた

泣き止んだ君の瞳に虹が生まれた。

2016/09/29 19:39



[192637] ともしび
詩人:どるとる [投票][編集]


繰り返される毎日の中で
生まれ そして死んでいく命がある
当たり前なんて 言葉で終わらせないで

たった一人のあなたは今日をどんなふうに生きているのか
いつでも明日が来る保証なんてないのに

積み重ねる 声は
言葉になって
やがて 歌になる
届けと祈る
願いの数だけ
街に明かりが灯る
灯していこう
一人一人の暗がりに
あたたかなともしびを。

2016/09/29 12:25



[192636] 惑星
詩人:どるとる [投票][編集]


流れ星の軌道に乗って
第三惑星の彼方へ

物語の あらすじに沿って
イスカンダルを行く

見上げた小さな瞳に
広がる夜空はさながら宝石箱に見えた

ルビー
サファイア
トパーズ
ダイアモンド

輝く星なら
何れでも
手を伸ばして
ふれたい ふれたい

君の住む街に
夜が来たなら
月の満ち欠けで
凄いことになって

絶えず息をする街に
幻が 降り注ぐよ
穴ぼこだらけの論理
定説を無視する

ノストラダムスの嘘つきめ
外れた予言も きらめいて

この世界を 染める
色のひとつになる。

2016/09/29 12:13



[192635] 短歌
詩人:村和緒 [投票][編集]

アボカドは当たり外れが大きくて食べる瞬間ギャンブルと成る(昨日の夕食だったような気がします)
耳糞が掃除されたら動画まで耳かっぽじってよく聞いて居る(今年の5月末以来の感慨)
熊ちゃんの切手が並ぶ十枚の枠(わく)は真(ま)みどりポストを占める(今日の15時台)
屁をこけば謝罪の根拠となるのかもしかし私は夜の大仏(今日の23時13分)
ゴミ漁りして居る顎鬚(あごひげ)長き男(ひと)我に気付かず北を向きたり(今日の15時台)

2016/09/29 00:59



[192633] ひとりぼっちの戦争
詩人:どるとる [投票][編集]


日常的に行われてるいじめや戦争がある

人が死ぬことが 当たり前な国で
肥え太りなおも満たされず不幸と嘆く 贅沢な人々

僕は歌う 声を積み重ねる
正しいことを正しいように
突き刺すように
えぐるように
傷痕に塩をぬる

僕は 生きる 傷だらけになりながら

間違いながら つまずきながら
抗うように
逆らうように
もがき苦しむ

ひとりぼっちの戦争は続くよ
見えない銃を 抱えて 敵だらけの町に 繰り出す。

2016/09/27 22:23
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