詩人:どるとる | [投票][編集] |
まだ 見えない 未来のビジョンは
今の僕には どんな具合に見えているのか
双眼鏡から 宇宙を覗くようにして
まだ見ぬ未来を あれこれ想像するだけだ
一歩踏み出したときには もう過ぎている一分一秒
さっきまでの今は 未来に変わったんだよ
未来はいつだって 人が想像してきたんだよ
楽しくするのもつまらなくするのもその人次第
飛行機やロケットのなかった 時代に
空を飛ぼうとした人や 宇宙にロマンを求めた人が
想像を 形にしたように
未来はいつも未来のずっと先にあるそう遠くない今だ
ほら昨日までの 想像は明日にはもう
ふれられる現実になって いるかもしれない
誰かが描いた未来想像図には
今ある未来が 広がっていた
ただの想像と侮らないで
そのただの想像が未来をつくる原動力
あんなことがしたい こんなこともしたい
そんな 好奇心が 膨らんで 未来を 創ってく
たくさんの夢が この世界には あふれている
そのすべてが叶うとは思わないけど叶ったらいいな
教科書に載ってる偉人だって何度だって失敗して 天才も間違えると知った
それでも諦めなかった結果が今だ
未来は未来を常に追い越していくためにある
今は未来でも やがてそれさえ 過去になっていく
新しい靴に 傷と汚れが重なっていくように
そして誰かが 空を見上げるとき
小さな想像が 未来に輝く ひとつの明かりになって
遠い未来の人を照らす光になって
未来はいつだって 人が想像してきたんだよ
楽しくするのもつまらなくするのもその人次第
飛行機やロケットのなかった 時代に
空を飛ぼうとした人や 宇宙にロマンを求めた人が
想像を 形にしたように
未来はいつも未来のずっと先にあるそう遠くない今だ
ほら昨日までの 想像は明日にはもう
ふれられる現実になって いるかもしれない。
詩人:あいく | [投票][編集] |
「なぁ、よしぽん」
「ん?」
「ひろっちってさ」
「んー」
「きのからなんであんな
変な歩きかたしてんの?」
「あれ?おめまだしらんの?」
「しらね」
「もー拡散し終わったと思ってたけど
おめんとこまだだったのか」
「んーなんもきてねーべ」
「そか」
「で、なんなんよ」
「それがさ」
「おう」
「ひろっち一昨日の夜
オナホでオナろーとしたんだって」
「ふはw、、ちょ、まだ昼てww」
「まーきけ」
「おう、っで?」
「でさ、なんかローション切らしてたらしくて
サラダ油で代用しようって思って台所いったらさ」
「ちょ、、、もーその時点でアウトっしょwww」
「いや、まだ先あるから、、、もちつけ」
「ぉう、、すまん」
「で油さがしたけどみあたらなかったらしんだけどね」
「ぬ、、ん?」
「ラー油が目にはいったそーな」
「………」
「で、、、まぁ」
「そか、、、大変やな」
「、、、大変やわ」
「、、、餃子、、あ、いや」
「ん?」
「ん、、、ええわ」
「、、、せやな」
。。。
詩人:ai | [投票][編集] |
蕁麻疹みたいに
夜に発作
忘れたのに
声が聞きたくなる
ダイヤルの無い時代に
ダイヤルを回したくて
抑える衝動
仰向け 天井
オレンジ色に光る豆電球
目をとじて…
詩人:絶対零度 | [投票][編集] |
課金して、交際を申し込んで
拒否されて
課金して、交際を申し込んで
ごめんなさいされて
課金して、交際を申し込んで
返事なくて
いままで20万
突っ込んで、突っ込んで
それでも、誰も相手になんてしてくれない
それでも、結婚したいです。
詩人:ストロベリーシンドローム | [投票][編集] |
『「&」とは、わたしとわたしの大切なモノをつなぐことば。』
失ってから初めて知ったよ
貴方から貰った大切なプレゼント
そのブランドのコンセプト
コレを知ったとき
「ずっと繋がっていたいほど
大好きで大切な存在だったよ」と
言われたような気がしてドキッとした
『あなたとあなたの好きなものを楽しくつなぐ―。』
このコンセプトを知って今
貴方との切ない思い出が
色鮮やかに花開く
「このダークな赤って...毒々しくて派手だよね?
なんかアンタとイメージ違くない?」
友人はこう言った
私も同じこと思ってたよ
けどカラー名「ボルドー」の表示を見てハッとしたの
わたしの好きな色は赤で
よく好んで着ていた色味が
「ボルドー」だったから
貴方に好きな色を伝えたこと無かったし
何より貴方は私に無関心だった
「他の女の子の誕生日には
サプライズするくせに
なんで私の誕生日は忘れるの?」って
貴方が私を嫌いになってからは
特に意地悪ばっかで 喧嘩もした
まだこれだけなら良かった
他の子を私の真後ろで何度もべた褒め
その相手は私の友人
もう無理だって思った
そしてとうとう私から貴方と
目を合わせなくなって
口すら利かなくなった
貴方を初めて「拒絶」したとき
貴方は泣いたね 心が痛かった
そして今度は甘えてきたの
今までにない位 ベッタリと
甘えながら私の反応を
一つ一つ確認してた
「僕を拒絶した君が 甘える僕を
受け入れてくれるかどうか」って
貴方は胸に顔を埋めて
不安を払拭するたび
安心した様子でハニカんだ
その手はギューッと
力がこもっていた
貴方は愛されている安心感が欲しかったのかな?
喧嘩をしたときも嫉妬したときも
口すら利かなくなった時でさえ
本当は大好きだったよ
私はこの『&』のような存在になれていたのかな?
『「&」とは、わたしとわたしの大切なモノをつなぐことば。』
初めて男性から貰ったプレゼント
それはずっと大好きな
貴方からの『&』でした
そして今、途切れた『&』を繋ぎ止める
「貴方との大切な思い出」に
『&は、あなたが好きなものとつながる時間を応援します。』
詩人:来永 | [投票][編集] |
ふわふわと
一瞬。
直ぐに戻される
現実。
酔えない
昔からそう
だから
遠のいた
意味の無い
物に頼っても
仕方が無いから
時間が経った
今でも
やっぱり
酔えずにいる
酒に逃げ
そのまま
ふわふわと
ただ眠りに付くだけでも
良かったのに…
詩人:どるとる | [投票][編集] |
フライパンの上で想像を駆使して
野菜とお肉が 軽やかにダンスをするよ
レシピなんてない 目安もない
分量も 決まってないから
味付けは お好み
美味しい
嬉しい
幸せのレシピ
教えてあげるよ
魔法のレシピ
いただきますの合図で今日も食卓に 花が咲く
ごちそうさまの合図であっちゅうまに おさらは空っぽ
不思議だね
不思議だね。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
踏み出したその一歩はどこに
僕を連れていってくれるのだろう
日の暮れた街並みに夕闇が迫る
一人空を見上げ 歩道橋の真ん中で足を止めたよ
訳なんて考えてもないけれど
ああ 大好きな人の笑ってる顔
幸せは案外すぐそばにあるかもしれない
今日という日が 明日にとって
一体どんな意味があるのだろう
明日が今日よりいい日ならば
明日にとって今日ほど邪魔な日はない
でも 一歩ずつしか歩けない僕らは
今日を生きて はじめて明日に行ける
近道はないよ だから努力が必要なんだ
長い夜が明けて 猫が餌をねだる 珍しく可愛く鳴いちゃって
まだ 始発も動き出してないのに
イメージだけで夢を叶えた気になって
やりもしないうちから諦める気だよ
今日は どんな日になるのだろう
忘れられないくらい嫌な日になっても
多忙な日々に埋もれて忘られたらいい
一歩また一歩と 距離を伸ばしてく
宛もないのに ゴールだけは用意されてる
それもまた運命だと笑って口笛をふくよ
積み重なる日々は
積み木に似ている
崩れないように
重ねてるつもりで
いつの間にか
大事なことを忘れてる
何かに打ち込むあまり生きることを 楽しむことを 忘れてる
今日という日が 明日にとって
一体どんな意味があるのだろう
明日が今日よりいい日ならば
明日にとって今日ほど邪魔な日はない
でも 一歩ずつしか歩けない僕らは
今日を生きて はじめて明日に行ける
近道はないよ だから努力が必要なんだ
希望が必要なんだ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
ずっと遠い昔の人が 書いた物語に
僕らは没頭して 耽っている
物語の中には 涙はひとつもないから
笑ってるだけで 夜が明けて日が暮れる
悲しみのない世界へ
連れていっておくれ
命なんていらない
せめて 安らかな死を願う
この街に流れる時間 少しだけ止めて
考えていた
涙の街をあとにする。