詩人:どるとる | [投票][編集] |
水しぶき上げて物語の真ん中へ
ビーチサンダル
爪先に赤いマニキュア
バケットにドーナツ
綿雲浮かべた青い空
階段はピアノの鍵盤
踏み鳴らそう
ドシラソファミレド
楽しいことが 待っているなら
悲しみさえも 乗り越えていく
笑った顔が 眩しくて抱きしめた
離れそうな手をギュッとつかんだら
はじまるよ新しい世界。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
高い空見上げながら
なんとなくやるせない
気持ちになって
急な雨に開いた傘
頭の上で
ダンスをする無数の雨粒
積み重ねる一秒のずっと先にある
誰も知らない永遠と
その隙間に流れる螺旋状の時間
時計は 今を刻むよ
急いでも
立ち止まっても
流れる時間は同じ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
通り過ぎる雨を名残惜しくさせるのは
この夜の寂しさがはかり知れるから
行かないで 行かないでそばにいて
涙でも流さないと笑うことさえ儘ならない
人も疎らな終電車 窓に映る闇と静けさが同居する
どんな言葉でこの気持ちを 歌おうか
僕が出来ることなんてたかが知れている
空のずっと向こうに憧れが揺れていたって
ふれられなければ幻だと笑った
消えてしまえるなら命なんていらない
目を閉じた闇よりもっと深い闇に肩まで沈みたい
明日なんていらない 夜よ明けないで
一秒と永遠の隙間に僕はずっと座ってる
終わりという駅に着くまでの長い間
人も疎らな終電車 窓に映る闇と静けさが同居する
どんな言葉でこの気持ちを 歌おうか
ねえ 君はどうする?
詩人:どるとる | [投票][編集] |
踏み出そうって思ったその時がスタート
歩いていこう 気ままな風に誘われて
吹けば消えるような思いだけど
なんとなくいつからか宝物になってる
かざした手のひら 当たり前にあるすべて
手を伸ばせばふれられる距離にいる
何色なのかわからない気持ち抱いて
涙浮かべて 泣いたあの日を忘れない
ひとつひとつが ちゃんと思い出になる
僕を呼ぶ声を 見失わないようにとらえて
左利きの器用な君が右手で描いてる
夢はいつか それなりに輝くだろう
ページをめくる指先が 連れてくる
明日は 昨日とは少し勝手が違うんだよ
花にはいろんなメッセージがあるように
僕らは誰だって意味や理由を持っている
弱い自分を見ないように生きてきた日々
嫌いだったものが今は僕を照らしてる
よく見るといろんな形や色をしている
君の瞳に映る僕はどんなふうだろう
泣いて笑って ただそれだけで
日は暮れて 終電間近の駅のホーム
吐き出すため息の白さに冬を見つける
寂しさはいつもより優しく頬にふれる
何色なのかわからない気持ち抱いて
涙浮かべて 泣いたあの日を忘れない
ひとつひとつが ちゃんと思い出になる
僕を呼ぶ声を 見失わないようにとらえて
踏み出そうって思ったその時がスタート
歩いていこう 気ままな風に誘われて。
詩人:じぇん | [投票][編集] |
今 喧嘩してる人たちがいて
笑いあってる人がいて
過去を悔やんでる人がいて
未来を描いてる人がいて
好きな人に好きと言えない人がいて
好きといってもらいたい人がいて
本を読んでいる人がいて
寝てる人がいて
環状線を車で走ってる人がいて
そんな自分に酔ってる人がいて
仕事をしてる人がいて
セックスしてる人がいて
オナニーしてる人がいて
死のうとしてる人がいて
立ち読みしてる人がいて
タバコ吸ってる人がいて
餓えに苦しんでる人がいて
恨んでる人がいて
恨まれてる人がいて
泣いてる人がいて
眼鏡を拭いてる人がいて
死んだ人がいて
産まれた人がいて
手を合わせてる人がいて
詩を書いてる人がいて
だからじゃないけど
とりあえず、僕らは
笑っとこ
詩人:どるとる | [投票][編集] |
朝からどしゃ降りの空見上げながら
誰かのことを思ったりしながら笑うよ
雨上がり虹が空に橋を架けたら
フフンと鼻を慣らして 駆け出す
恋の予感が 遠くからやってくる。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
小さな 勇気を奮い立たせて
進む一歩また一歩と近づいてく
理想と現実のギャップ
越えられないハンディキャップ
笑い飛ばせ 白い歯を見せて
地図にない場所まで君を連れていくよ
旅立ちの朝 船は帆を揚げて
波を立てながら カモメの群れ追い越し
諦めなかった その踏ん張り強さが
報われる その日を目指していく
最初から中身がわかってる宝箱には興味はない
青い空に白い雲が泳いでる
どこを目指し旅をしるんだろう
宛もなくただ風の船に乗って
この世界はでっかい船さ 地球に乗って
どこまででも行ける 終わりなんかない
叶えたい夢がある 道は決まってるんだ
焦ることはないさ ゆっくり歩いてこう
いつか 拳を 空に向けて誓った夢を
迎えに行こう 夜明けを合図に船出だ
地図にない場所まで君を連れていくよ
旅立ちの朝 船は帆を揚げて
波を立てながら カモメの群れ追い越し
諦めなかった その踏ん張り強さが
報われる その日を目指していく。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
パパは昔 ママと出会って
そして君がある日生まれたよ
パパは ママとは違っておっちょこちょいで
手先も不器用だ
そんなパパにママは愛をくれた
ひとつだけしかない愛を
どんなとこが好きって言ったら
あなたのがんばり屋なところが
好きだってママは言ったの
そして夜は明けて
君が生まれた朝
僕はまた一人
愛する人が出来た。
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君が笑うと僕までうれしくなるんだ
君が泣くと僕まで悲しくなるんだ
幸せになるにはとても簡単だ
君が幸せなら僕も幸せだから
でも人は簡単に不幸にもなれる
どうしてだろう 命には限りがあるのは
生きたいと思った
君がいた世界で
同じ世界なのに
今は死にたいと思う
君がいないだけで
この命なんて何の価値もない
僕が笑うと君までつられて笑った
僕が泣くと君までつられて泣いた
生きることはなんだろうって考えた
歩くこと 息をすること 誰かを愛すること そのすべて
永遠だと思った
君との時間
短すぎる永遠
つかの間に終わった
もう誰も愛せない
幸せになんてなれなくていい
雨の終わりを
僕は知っている
雨上がりのあとの
おだやかな街並み
そこにある風景
そこにある営み
幸せは確かにある
僕には見えないだけで
生きたいと思った
君がいた世界で
同じ世界なのに
今は死にたいと思う
君がいないだけで
この命なんて何の価値もない
その命に価値を見いだすことが出来るとしたら
きっと僕がまた誰かを愛することが出来たときだ。
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「出会って良かった」君にいつか
そんな言葉を 言わせてみせるよ
どれだけ 時間がかかっても
そう遠くない未来で
何かというとぶつかってばかり
でもねたまに寂しくなったとき
隣にいてほしいのは君なんだよ
どれだけ言葉を探しても
こんなありふれた言葉しか思いつかない
ごめんねばかり繰り返して
感謝してばかりの僕は
気づけば君の優しさに
いつも助けられている
心から伝えたいのは
やっぱり「愛してる」
約束しよう
「幸せにするよ」なんてよく言うけど
幸せにしてやれるほど出来た人じゃない
でも積み重ねる頑張りは必ず実る
そう遠くない未来で
雨がしとしと降る夜の帰り道
つないだ手のあたたかさ
これさえあれば何も要らない
魔法なんて使えない僕らには
魔法よりずっと素晴らしいものを
誰もがひとつだけその手に持っている
それは誰かを思う気持ち
そしてその気持ちに感謝する気持ち
つながって結ばれてひとつになる
バラバラだった僕らの歩幅も
今日君は僕と同じ名字になって
少しだけ 近づいた
積み木のように 増えてく思い出
ひとつまたひとつ
アルバムの写真が増えるように
思い出せる風景が 心の中に広がる
どれだけ言葉を探しても
こんなありふれた言葉しか思いつかない
ごめんねばかり繰り返して
感謝してばかりの僕は
気づけば君の優しさに
いつも助けられている
心から伝えたいのは
やっぱり「愛してる」
約束しよう。