| 詩人:さみだれ | [投票][編集] |
深い眠りの底に
昨日が積もって
あなたを象る
誰かを思う
胸の温かさが
あなたのぬくもり
この手に触れて
自分を見つけたよ
約束の果てに
消えていく灯火を
あなたの命と呼ぶなら
いつまでも守っている
桜の葉が落ち
見える陽のなかに
あなたの声を聞いて
頬をなぞる雨
あなたは歩く
思い出の街路を
その先にまだ僕は
たどり着けない
| 詩人:猫のあし | [投票][編集] |
ふと
懐かしい名前を目にした
全てを捨てる覚悟を
忘れてはいないけど
僕は
普通の道は歩けなかった
それは
少し淋しかった
子供の頃に見たような夢は
もう見れない
僕はこの先の
自分で思い描く未来を生きる覚悟はある
でも
今日は少し
風に当たっていたいな
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
なんでもないいつもの日曜日
なんとなく君に会いたくなって
電話したよ たいした用もないのに
優しさに 救われるときがあるように
優しさが尖って 痛いときがある
おざなりの言葉で愛を騙って
同じ小説を何度も読み返すような毎日
今夜、君の部屋に星を降らせるから
窓を開けておいてね
使える魔法はあいにくひとつもない
だけど自由に動く手足がある
手をつないだり 重ねたりしながら
今は答えを出さないで探してるんだよ
叶えたい夢やたどり着きたい未来を
流れ星を 見たら願いをささやいて
ばからしいと思ってもいい
それが この世界を輝かせるんだ
夢と憧れだけではお腹は満たされない
でもお金だけではむなしくて仕方ない
好きなことだけをして生きていけたらいい
でもそれではだめだ
冷たい風に吹かれる意味を 考えてみる
今はまだ見えない未来は あとどれだけ歩いたら
たどり着けるのだろう
どんなに手を伸ばしても
届かない空は 遠くて
傍らにある夜が
昨日と同じ 言葉で
あざやかな今日を歌うから
僕はその声に 耳を傾けずにはいられない
使える魔法はあいにくひとつもない
だけど自由に動く手足がある
手をつないだり 重ねたりしながら
今は答えを出さないで探してるんだよ
叶えたい夢やたどり着きたい未来を
多分今日は飽きるほど繰り返した日曜日
ただひとつだけ 違うのは 色違いのサンデー。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
毎日が 流れていく
代わり映えのない景色のように
空と地平線を 映した瞳が
ページをめくるようにただ
移ろうように景色を変えてく
悲しみは彼を
あるいは彼女を
包み込んでく
人生を言い訳に
人混みの中にある孤独に 気づいた
僕らは一人 暮れてく空を見上げた
歩道橋の真ん中で思い出した笑顔は
いつか君がくれた 思い出に咲いた花
日に日に 忙殺されていく 永遠であるはずもない時間
フィクションの中で描かれた 無償の愛など偽物と笑うよ
血なまぐさい愛を
届けたいと叫べば忽ち非難される
絶望は人を
変えていく
化け物にも
空気にも
遠い国の戦争をテレビを通して
胸を撫で下ろす冷酷さは無理もないよ
他人の痛みに気づけない僕らは
無視をすることがせめてもの優しさだ
あなたに下手な
愛を与えるなら
僕はどこまでも
冷淡でいよう
路傍に咲いた
花のように
ただ 気配を消して
影に徹するよ
人混みの中にある孤独に 気づいた
僕らは一人 暮れてく空を見上げた
歩道橋の真ん中で思い出した笑顔は
いつか君がくれた 思い出に咲いた花。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
キーを回す あたためるエンジン
夜明け前の ささやかな思いつき
ドライブに行きたくなった
助手席には あくびする犬を乗せて
全開にした窓の向こう流れる景色
そして長い夜が明けていく
東から放たれたサーチライト
笑ってるつもりなのに いつの間にか泣いてる
心配してもらうほど弱くはないはずなのに
一人になるととたんに無口になって
泣くくらいしかやることがないのと 強がり意地を張る
全くどうしようもない人ねと彼女は笑いながら
それでも抱きしめてくれるから ますます僕は 泣いてしまうよ
エンディングに向かって走る映画
つまらないアメリカンカントリー
カウボーイが馬を追うだけのストーリー
昨日見た夢のことや些細な出来事
聞いてもらうことはごまんとあるよ
やがて たどり着くだろう季節の終わりに僕は何を最後に思うのだろう
気づかないうちに嘘をついて 見栄を張るようになった
僕は自分の小ささが情けなくて笑ってしまう
探してるのは答えではなく 逃げ道や言い訳ばかりだ
心は意地悪だね 肝心なとき 何も教えてはくれないから
飲み干した珈琲 際限なく注ぎ足される 24時間
なんとなくで 体を寄せあいそれを 愛と嘯いていた
この頃 謝ってばかりだね
でもそれもいいねって うやむやにした
嘘だっていいさ それを 愛と思えれば
笑ってるつもりなのに いつの間にか泣いてる
心配してもらうほど弱くはないはずなのに
一人になるととたんに無口になって
泣くくらいしかやることがないのと 強がり意地を張る
全くどうしようもない人ねと彼女は笑いながら
それでも抱きしめてくれるから ますます僕は 泣いてしまうよ
泣き疲れた頃にやっと 笑うよ
思えば いつも君に助けられている
今さら気づいた 君の空っぽのベッド。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
ドライブに連れてって
夜明け前に君が突然言い出した
悲しみも 笑い飛ばす君の笑顔
わがままに咲き乱れて
カーブを曲がれば
海が見えるよ
夜が明けていく
その瞬間を
君に見せたいな
窓の向こう 流れる景色を風が運ぶ
海鳥の群れ
光と影のダンス
ドライブ・ア・ゴーゴー
どこまでもこのまま。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
少しのことで泣き声上げる この心は弱くて
誰かが側にいないとすぐに 泣き出してしまう
がらがらの電車の中、窓に映る月
闇がすっぽりと世界を覆って
何も見えない
降りだしたとたんにすぐ止んだ雨が
濡らした 肩に雨粒が人懐っこく ついてる
あなたがあなたであるという
ただそれだけのことが
どれだけ僕には大切なのだろう
あなたを知らない人からすれば
あなたが いなくなっても悲しむこともない
それでもあなたをよく知る
僕には誰かには「それだけ」のことが
深い 深い悲しみになる
ちょこんと座る 葉っぱの上に 一匹のかたつむり
おまえはいいなと 勝手な憧れを 突きつけて
悲しみの居場所さえこの街にはない
涙は邪魔だと 邪険にされるだろう
優しい色をしている
悲しみを見つめて 愛しいと思えたら
たまには 抱きしめてください
あなたが あなたを否定したら
あなたはあなた以外の何ですか?
あなたは あなたから一歩も逃げられない
何しろあなたはあなたでしかない
あなたはあなただからこそ素晴らしい
誰かの優しさに気づくとき 悲しみの存在に気づくだろう
優しさと悲しみは家族のようなものだ
つま弾きにすべきではない
悲しみはそっと
孤独に 生きる
優しさの影に
隠れて 雨上がりの虹のように
悲しみという種から芽が出て
優しさになっただけ 。
| 詩人:猫のあし | [投票][編集] |
僕は明日笑っているだろうか
14年前の今日
僕は死にたいと思っていたのに
今こうして笑顔で詩をかけるのは
家族や、今まで出会ってきた人たちのお陰なのだろう
こんな人間になって、ゴメン
謝っても、謝りきれない
生きている限り
常に初めての明日だ
いつでも準備不足で驚かされる
もし、明日、泣いていても
次は笑うさ
もし明日、倒れても、
次は立ち上がるさ
色んなものを傷つけて、踏みにじって、
また自分も傷つけられて
踏みつけられて
それでも今日、こうして歩いている
私に出来る事は
明日も生き抜くことだ
何があっても
もし明日が死ぬ日出あっても
笑って今を生きる
どんなに無様でも
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
油断したらすぐに凍えてしまいそうな
寒さを堪えながら家路に向かい歩いてる
鼻歌混じりにため息も白く煙ってる
多分僕らの間には余計な言葉は要らなくて
ただ 寄り添っていれば簡単に幸せになれた
つないだ手を ときにわがままに離したり
ときに 寂しくなって あわてて結び直したり
もう絡まってほどけないほど 複雑な結び目を重ねて
僕らは いつの間にか 同じ未来を その瞳に映してた
世間はクリスマスだと浮かれながら
意味もわからずはしゃいで ばか騒ぎして
綻んだ 時間の先っちょを つかんでる
百年くらいしたら 君も僕も変わってしまうでしょう
それでも変わらないものを 愛そうよ
運命なんて知らないけれど 出会ったことで
僕らは僕らになったのならそれは運命かな
存在するすべてに 終わりがあるなら 永遠なんてないから
限りあるこの時間の中でどれだけ君を 愛せるかな
毛糸玉みたいな 命が少しずつ
綻んでいくのを なんとなく感じてる
止めるすべもなくただ流れるまま
収束するすべてを見送るだけ
つないだ手を ときにわがままに離したり
ときに 寂しくなって あわてて結び直したり
もう絡まってほどけないほど 複雑な結び目を重ねて
僕らは いつの間にか 同じ未来を その瞳に映してた。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
両手もかじかむほど寒い冬の夜
もうすぐやって来るクリスマス
サンタさんに何をお願いしたの?
内緒って笑う我が子を母親は
あたたかい目で見つめてる
誰にも訪れる クリスマス
戦争の絶えない国にも
ひび割れた窓辺にも
貧しい人にも
雪は 降り積もり すべてを白く染めて
遠く鳴る 鐘の音
メリークリスマスをあなたに
歩き疲れ 立ち止まる公園通り
一人の少年が寂しそうに立ち尽くす
僕はクリスマスなんて大嫌い
涙を浮かべて 少年は言ったよ
クリスマスの日ママはいなくなった
誰もが大好きな はずのクリスマス
泣いてる人もいるよ
笑ってる人もいるよ
一人ぼっちの人にも
優しい明かりが寄り添うよ 赤と緑のクリスマスカラー
もみの木のてっぺんの星
キラキラと輝いてる
振り返る 僕の思い出がよみがえれば
閉じたまぶたの向こう クリスマスは
いつだって 輝いてる思い出のひとつだ
すべての人にどうか同じ輝きがあるように
誰にも訪れる クリスマス
戦争の絶えない国にも
ひび割れた窓辺にも
貧しい人にも
雪は 降り積もり すべてを白く染めて
遠く鳴る 鐘の音
メリークリスマスをあなたに。