| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
君が笑うと僕までうれしくなるんだ
君が泣くと僕まで悲しくなるんだ
幸せになるにはとても簡単だ
君が幸せなら僕も幸せだから
でも人は簡単に不幸にもなれる
どうしてだろう 命には限りがあるのは
生きたいと思った
君がいた世界で
同じ世界なのに
今は死にたいと思う
君がいないだけで
この命なんて何の価値もない
僕が笑うと君までつられて笑った
僕が泣くと君までつられて泣いた
生きることはなんだろうって考えた
歩くこと 息をすること 誰かを愛すること そのすべて
永遠だと思った
君との時間
短すぎる永遠
つかの間に終わった
もう誰も愛せない
幸せになんてなれなくていい
雨の終わりを
僕は知っている
雨上がりのあとの
おだやかな街並み
そこにある風景
そこにある営み
幸せは確かにある
僕には見えないだけで
生きたいと思った
君がいた世界で
同じ世界なのに
今は死にたいと思う
君がいないだけで
この命なんて何の価値もない
その命に価値を見いだすことが出来るとしたら
きっと僕がまた誰かを愛することが出来たときだ。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
「出会って良かった」君にいつか
そんな言葉を 言わせてみせるよ
どれだけ 時間がかかっても
そう遠くない未来で
何かというとぶつかってばかり
でもねたまに寂しくなったとき
隣にいてほしいのは君なんだよ
どれだけ言葉を探しても
こんなありふれた言葉しか思いつかない
ごめんねばかり繰り返して
感謝してばかりの僕は
気づけば君の優しさに
いつも助けられている
心から伝えたいのは
やっぱり「愛してる」
約束しよう
「幸せにするよ」なんてよく言うけど
幸せにしてやれるほど出来た人じゃない
でも積み重ねる頑張りは必ず実る
そう遠くない未来で
雨がしとしと降る夜の帰り道
つないだ手のあたたかさ
これさえあれば何も要らない
魔法なんて使えない僕らには
魔法よりずっと素晴らしいものを
誰もがひとつだけその手に持っている
それは誰かを思う気持ち
そしてその気持ちに感謝する気持ち
つながって結ばれてひとつになる
バラバラだった僕らの歩幅も
今日君は僕と同じ名字になって
少しだけ 近づいた
積み木のように 増えてく思い出
ひとつまたひとつ
アルバムの写真が増えるように
思い出せる風景が 心の中に広がる
どれだけ言葉を探しても
こんなありふれた言葉しか思いつかない
ごめんねばかり繰り返して
感謝してばかりの僕は
気づけば君の優しさに
いつも助けられている
心から伝えたいのは
やっぱり「愛してる」
約束しよう。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
色とりどりの色鉛筆がきれいに並んでる
その数だけ人の感情はあるのだろう
もしも愛する人が突然消えてしまったら
弱い僕は誰も愛せなくなる気がするよ
大切な人に いつか言葉に出来るかな
ずっと胸の中で温めていたこの気持ちを
「君がいる ただそれだけで僕は幸せになれる」
そんなのお安いご用だよと笑う 君をずっと僕は見ていたい
弱い僕と強がる僕のどちらも同じ僕で
愛が深いぶん時に愛は憎しみに変わる
もしもの未来を色々とイメージしながら
あれもいいこれもいいなと選り好みする
叶わない夢も 手の届かない距離からは
きれいな星みたいに見えたのに
近づいた途端に 理想と現実の違いに
僕は 言葉を失う
僕が描いてた未来はこんなんだったかな
僕だけが幸せなら
そんなの意味はない
君を幸せにしたい
それが僕の夢だよ
二人で幸せになろう
書類上のつながりではなく
心と心を 重ね合わせて
今僕は 世界の誰より君を
死ぬまで愛することを誓うよ
大切な人に いつか言葉に出来るかな
ずっと胸の中で温めていたこの気持ちを
「君がいる ただそれだけで僕は幸せになれる」
そんなのお安いご用だよと笑う 君をずっと僕は見ていたい。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
南向きの窓を開けたよ
そよそよと風が笑ってる
出掛けようか誰も知らない場所へ
誰かが 決めたルールになんか
興味はないよ
生き方くらい
自分で決めるさ
ビードロみたいに
抱えたそばから
ひび割れそうな
思いをつないでく
途方もない愛を
君にプレゼントするよ。
| 詩人:猫のあし | [投票][編集] |
思い出すと
確かに
家族と笑ってかけている
自分の姿がある
夢目標に
目を輝かせて
走る
自分もいる
昔のように
無邪気にはなれなくても
今だから分かる
出来る事もある
悔しくて泣きそうになっても
傷つけられて倒れそうでも
前だけを見るんだ、迷わずに
今の僕を信じるんだ
もう、何かを責めたりしたくないんだ
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
何万光年も 離れた場所からでも光は届く
ふわり君の髪の匂いを夜が包んでいる
名前も知らない星の光を追いかけて
追いつける筈もないのに走る
数えきれない星が夜空を埋め尽くして
誰かの願いを運び届けてくれる
銀河を走る 列車の窓から見下ろした
遠くなる 街並みは彼方に消えていく。
| 詩人:IKUMI | [投票][編集] |
今年も始まった。
私への死の問い合わせ。
誕生日が近付く度に言われる。
「お前が死ねば良かったのに。」
…そんなの、自分が一番思ってる。
優太が生きて、私が死ねば良かったんだ。
そしたら、良い話で終わっていた。
なのに、生き続けてる私。
何で私じゃなかったんだろうか…
ごめんね、優太。
許して…
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
何もかもが 嫌になってしまう
退屈をもて余してしまう
意味などなくていい
夜に沈んだ街並みは
僕に生きる 目的を問いただす
「命」そのものが持つ光に
照らされて 生まれた影を
背負いながら 笑う悲しさに
僕は 涙のひとつも見せられない。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
ぐるぐると回る観覧車のそれだ
僕の思いはゴンドラのひとつに乗ってる
届くかなこの距離を飛び越えて
つま先から踏み出す未来輝いて
目を閉じて描く それぞれの夏に会いにゆく
絵日記の中にあるような夏に会いたいんだ
畦道に 陽射しの雨が降り注ぐ
神社の長い階段を軽々のぼる
入道雲が 大きく広がってる
過ぎてく景色を ファインダーに閉じ込めた
少年の瞳に咲いた 花火の音と光
けっして戻らない夏に僕は今いるんだ
空はただ青く
昨日も今日も境目のない
地平線も曖昧な この場所から
僕は 何を見ていたんだろう
遠くなる光
目を閉じて描く それぞれの夏に会いにゆく
絵日記の中にあるような夏に会いたいんだ
鑓水の中に生まれた虹
形のない
目には見えない何かを
僕は受け取ったんだ
それが夏の贈り物。