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[192371] 暗がりの君へ
詩人:どるとる [投票][編集]


壊れたような 人形は 錆びた歯車で
アセチレン製の愛を語るだろう

雨はもの悲しく そぼ降る涙
昨日の幸せは帰らない

まん丸お目めはいつまでも 空っぽさ

空は 暮れ色

もうさよならだね
テレビも消えるよ
世界が終わるよ。

2016/08/15 12:34



[192370] 太陽の羅針盤
詩人:どるとる [投票][編集]


この広い海のどこかで 僕を待ってる
でっかいお宝 心おどる冒険のロマンス

探しに行こう 今すぐ船をこぎ出して

いつの間にか同じ空見上げる 仲間が集まって

僕らは仲間さと 手を取り合って 泣き笑い たまにぶつかって

荒波にもまれて 見えてくるそれぞれのトレジャー

ギンギラギンに輝く 太陽を羅針盤にして 目指すは この世で一番 価値ある宝物

さあ夜明けさえ待てないでいる 心が導くほうへ 舵をとれ

不安を潮風が 笑ってる 追い風よ吹け

覗きこんだ双眼鏡の向こうに 見えた
島に上陸 旗を立てよう ドクロのマーク

叶えたい夢 なりたい自分
それはなんだろう 地図にさえない場所

南南西に 進路をとれ どうせならデンジャラスな大冒険

大砲をうて 剣を抜け どんなときも笑うんだ

ギンギラギンに輝く 太陽を羅針盤にして 目指すは この世で一番 価値ある宝物

さあ夜明けさえ待てないでいる 心が導くほうへ 舵をとれ

不安を潮風が 笑ってる 追い風よ吹け。

2016/08/15 12:05



[192369] かわせみのゆくえ
詩人:理恵 [投票][編集]


あなたはどこへ行ったのですか?
蒼い翼をはばたかせ
幸せを唄った日のこと

私は今も覚えています
少しおぼろげだけれど
懐かしくも感じます

自由に詩が唄えた日
あなたは空を舞っていました
廃屋で泣く少女にそっと
口づけをしていました

あの廃屋も今やどこだったのか
思い出せずにいます
不確かな感情はずっと
私の中にくすぶっています

私は私を受け入れられぬまま
あなたのいた日々を懐かしみ
そして動くこともできぬまま
ただ地面を見つめています





H28.8.15

2016/08/15 08:53



[192367] 片想い
詩人:紅麗-クレイ- [投票][編集]

好きすぎて
愛しすぎて
ずっと同じ空間にいたいよ
でも君は僕を恋愛対象として
見てくれないんだよね
叶わない恋なら
出会わなければよかったよ
片想いは得意分野だけど
やっぱりつらいな

2016/08/14 16:44



[192366] 
詩人:孤独なポエマーU [投票][編集]




夏夏
夏夏夏
夏が来た


暑い
太陽が
ギラギラ


良い
暑いよ
だから夏


最高
大好き
夏が良い

2016/08/14 16:22

[192363] 腕時計
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

胸が揺らめいてしまう
胸が揺らめいてしまう
その輝きたるや他にあろうか
老いさらばえそうな
この胸さえもすく輝きの時
胸が揺らめいてしまう

2016/08/14 01:59



[192362] 薬指
詩人:たかし ふゆ [投票][編集]

薬指が光って見える

出先から戻った直後の茶の間

寝転がる妻の指先を眺めながら

身を二つにしたことを実感する


振り向いた妻の飾らない視線

パスタの周りに蒔いたシナモンの香り

リングの内側に彫られた、他愛もない言葉

2016/08/14 00:29



[192361] さよならの代わりに
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]


皆さん、今までありがとうございました

票やコメント そして詩を読んでもらえた事が
とても 嬉しかった とても幸せでした

色々な感情が沸き上がって
凄い勢いで 作ってしまった作品たち


そんな感情も今では枯れはて
誰のために言葉を紡いでるんだろう
と考えてしまうようになってから
歌うことが出来なくなってしまった

私は少し 言霊から 言の葉から離れ
疲れきった心を休ませようと思います

今までありがとう
またいつか皆さんにお会いできますように



2016/08/13 22:11



[192359] 僕の初恋はあの通学電車の中に
詩人:どるとる [投票][編集]


初恋を思い出すとき
そこには 学生服を着た
僕が上り電車に乗って揺られています

君は いつも席には座らず 窓辺で外の景色を見ていた

何を見ていたのかな
それともただぼんやりしてたのかな
今では もう わからないけど
どこか 大人びた君の横顔だけが
僕の記憶の中に 残ってる

僕の初恋はあの通学電車の中だよ
一度も声をかけられずに終わったけど
名前も知らない君は紛れもなく僕の初恋の人

桜の季節も 白い雪が積もる季節も
あなたは 窓の外を見ていた
あなたより先に降りるのは僕だった

ふと何かを思い出したように 時々表情が変わる

僕は君の何を好きになったのかな
特別かわいくもないけど
君から目が離せなかったよ

一度だけ笑った君を見たとき
僕はこれが恋だと気づいた

僕の初恋は 会話のない ささやかなもので
そもそも恋だったのかも疑わしいけど
あの時抱いた気持ちは 初恋と呼んで差し支えないだろう

電車に乗るたび君を探してしまうけど
君はそこにはいなくて そうとわかっていても
また探してるいつか また会える気がして

僕の初恋はあの通学電車の中だよ
一度も声をかけられずに終わったけど
名前も知らない君は紛れもなく僕の初恋の人

君によく似た人を見かけるたびに
胸の真ん中が きつく締め付けられるのは
あれが恋だったことを 僕に教えている。

2016/08/13 18:44



[192358] 旅に出るなら
詩人:どるとる [投票][編集]


引き出しの中にしまった絵日記を
つい懐かしくて時間も忘れて見てた

時計なんてこの際持たないでいい
時間になんて縛られるつもりはない

昔、見たような 原風景の中にある
どこまでも続きそうな青い空に抱かれて

旅に出るなら ロマンと夢だけ
鞄に詰めこんで 地図にさえない場所へ

好奇心が ピークを迎えたなら
この心をざわめかせる正体を確かめに

どう転ぶのかもわからない旅だから
不安もついてくるけど期待もできる

風のあとを追いかける宛のない旅
ガイドブックもない行き当たりばったり

旅に出るなら 思い出話をしよう
いつか誰かに 聞かせてあげられるように

いくつものもしもが僕を待っている
たとえば何でもない今日が どれだけ大切な日になるのか
それさえも わからないまま
だから止まらない好奇心にまかせて 僕は旅立つ

昔、見たような 原風景の中にある
どこまでも続きそうな青い空に抱かれて

旅に出るなら ロマンと夢だけ
鞄に詰めこんで 地図にさえない場所へ

まだ僕が子供の頃に画用紙に描いていたような場所へ。

2016/08/13 18:21
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