詩人:どるとる | [投票][編集] |
このレールの先を辿っていったら
知らない街まで行けるだろうか
僕を知る人なんて誰もいないような
場所へ行きたくて飛び乗る電車
鞄には ささやかな荷物だけ詰め込んで
僕は行く 名前のない気持ち抱きしめて
夜明けまえの空を 飛ぶ鳥の群れを背に
見慣れた街が 遠ざかるのを眺めながら
イメージを胸の中で膨らましていた
昨日よりずっと退屈しない日々になる。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
時計は刻むだろう 二人の時間を
積み重ねていく 途方もない一分一秒
病めるときも健やかなるときも
人生の大切な場面にはいつも君がいた
幸せそうに笑うその顔が見たくて
いつも無理してしまうんだよ
でもちっとも辛いなんて思わない
君が笑うことこそが僕の幸せだから
そしてまたひとつ季節が移り変わる
新しい風をこの部屋に運び届ける
あの日と同じ場所で時間を選んで
桜が咲くとき僕は君に恋をする
蕾をつけた 枝は空を目指して伸びる
目を閉じて 瞼の裏に描く思い出
陽射しの強い日も 雨に打たれる日も
ここぞってときには君に励まされてきた
二人の気持ちが同じだってことが
嬉しくて何度も確かめたんだ
重ねた唇 少し濡れていたんだ
大人びていく君に気づいてたよ
そして 時が過ぎれば人も街も変わる
それでも変えられないものもある
君を好きな気持ちだけは同じままだ
呆れるほどに同じ花を咲かす青空に
手をつないで 伝わるぬくもりに見つけた
幸せの場所 当ててみようか?って
意地悪く僕は 言った
そんな瞬間の 何気ない 時間を
彩ってる 色は何色なんだろう
そしてまたひとつ季節が移り変わる
新しい風をこの部屋に運び届ける
あの日と同じ場所で時間を選んで
桜が咲くとき僕は君に恋をする
同じ言葉 届けたくなるよ
君のポストへ 投函するのは
「愛してる」
恥ずかしいから 聞こえないふりをして。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
駅前通りは 人であふれ賑やかに
ふいの隙を突かれ人恋しさに こがれた
寂しさを ひけらかして 涙を見せるなんて
みっともないよと 強がった 昨日の僕
遠ざかってく 誰かの影が 坂道の頂上で
さよならと手を振った
燃えるような空の色が炎を上げて
景色を ぼんやりと浮かばせている
切なさは 少しだけ優しさに似ていた
それだけを伝えたくて 家路を急ぐ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
あの夜空に輝く星の数だけある命の異なる輝きや 注意しなければ
聞こえないささやきに気づいたら その時は僕のすべてをあげるよ
あなたはいつでも信じてる
自分自身とこの世界を
でもそれが時々 疑わしくなる
複数ある正しさを
ひとつに絞ろうとするから きっと
僕は いつまでも悪者になれない
それがあなたが選んだことならば
間違いなんてこの世界には
ひとつたりとも存在しないのだろう
出来合いの物差しなんか 捨ててしまって
思ったように 生きていこうと決めた
迷ったその時には道を引き返せばいい
駅前通り 人混みの中に探した 人肌のぬくもり あなたの背中
寂しいときには強がらずに 涙を見せてと君を見本を見せた
目を閉じても消えない あなたの笑顔
大好きだと 確かめたら夜を渡る船に乗って 遠い夜明けを目指そう
それがあなたが選んだことならば
間違いなんてこの世界には
ひとつたりとも存在しないのだろう
出来合いの物差しなんか 捨ててしまって
思ったように 生きていこうと決めた
迷ったその時には道を引き返せばいい
優しさなんか いらないから
暗い海に差し込む灯台の明かりのような眼差しをください
それを道しるべにして
これから先 僕は生きていく
あなたのいない場所で。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
モノクロの街に 降り注ぐ色彩の雨
この世界は真っ白なキャンバス
どうぞ お好きなように染めてしまえ
あなたのオリジナルのセンスと直感で
ほら 魔法なんて使えなくてもできる
絵筆と絵の具があればどこだって
その場所が私だけのアトリエ
必要なのは 泉のように湧くアイデア
悲しみは ずっと僕から離れずに
東の窓に 降るような星を見つけた
魔法のトランク 開いて空を飛べる
絨毯に飛び乗って空をお散歩
さしずめ僕はアラジン 出てこいランプの精
モノクロの街に 降り注ぐ色彩の雨
この世界は真っ白なキャンバス
どうぞ お好きなように染めてしまえ
あなたのオリジナルのセンスと直感で
ほら 魔法なんて使えなくてもできる
絵筆と絵の具があればどこだって
その場所が私だけのアトリエ
必要なのは 泉のように湧くアイデア
あなただけにしかない 特別な
ただひとつを 僕に見せてくれないか
あなたが ひとたび筆を握ったなら
この世界は 色とりどり カラフルさ
あなたもまた ただひとつの色彩だと
気づいたら その色で世界を染めるんだ
立ち止まってる暇なんかない
踏み出そう 前人未到の一歩
月面に刻め 燃えるような命の輝きを。
詩人:カィ | [投票][編集] |
触れたい
触れられたい周期。
夏の暑い日に2人して汗だくでシャワー浴びたい。
手をつなぎたい
キスしたい
声が聞きたい
抱きしめたい
抱きしめられたい
とりあえずくっついてたい
子どもみたいに甘えて
ぐだぐだに無駄な時間を過ごして
夏ぽい格好して
夏ぽい帽子を被って出かけよう
まだだめ?
もういいよ!
駆け引きは苦手なふり
本当はそうゆうの嫌いじゃない
真っ暗な夜空にキラキラの星がね
キレイだって教えたくてね
本当は声が聞きたいだけ
一緒に夜空を見上げよう!
甘い甘い甘い
こんなあたしを丸ごと愛して
詩人:ユズル | [投票][編集] |
音楽や写真が好き
窓際の可愛らしい雑貨が好き
穏やかな午後のカフェ
コーヒーと紅茶は少し苦手で
少し頑張るカフェラテが好き
どうして そんなことを 忘れてしまったり
言えなくなってしまったり するのかな
色褪せてしまうなんて つらいことだね
かわいそうで なげいて 悲しいことのほうが
大きく ふくらむ
ねぇ 知っているでしょう?
喜びの味 優しさの味 幸せの味を
いちどくらいは きっと味わったでしょう?
それは 長い旅路の中で 霞んでしまうけど
音楽や写真が好き
窓際の可愛らしい雑貨が好き
穏やかな午後のカフェ
コーヒーと紅茶は少し苦手で
そこに君がいればなお嬉しい
流すなら 暖かいなみだがいい
いつだって みんな
流すなら 暖かいなみだがいいね
詩人:IKUMI | [投票][編集] |
本物の愛情を私はきっと…
知らない。
恋愛感情の愛情
人としての愛情
親の愛情すらきっと分からない。
人間には…
矛盾、飾り、見栄、意地、虚言、裏切り
それが必ずある物だから。
身体も心も痛い。
後、何度裏切られればいいのだろう。
慣れたのかな。
涙さえ出なくなって、失笑と苦笑が出た。
負の連鎖から逃れたいのに
逃れられない。
手首には手錠。
首には首輪。
身体には鎖。
それを全て外してくれる人は
いないのかな。
期待した所で無駄か。
明日なんて来なければいい。
世界なんて無くなってしまえばいい。
詩人:猫のあし | [投票][編集] |
怖くないなんて嘘だ
明日が不安じゃないなんて言えない
怖くないから前に進まないんじゃない
でも、まだ弱くてどうしようもない僕だけど
前に進むって決めたんだ
そうだ
僕が今すべき事は
前に進むこと
弱い僕を見つめらる僕がいる
明日を、前と違う気持ちで迎える僕がいる
お金も時間も地位も名誉も
きっと僕を変えてくれない
僕を変えるのは
立ち向かう勇気だ
詩人:どるとる | [投票][編集] |
笑ってる顔をイメージしながら
君のために 時間を割いているよ
ただ思うだけでつながれたならいいな
遠くに浮かぶ月を見つめながら
手違いで切れた 糸を結ぶように
上手くつながらない回線をたどって
君を探している 真夜中の零時過ぎ
君を思うとき 僕も君を思っているんだよ
嘘でもいいからそういうことにして
なんでもない やりとりのあとの
話題がなくなった時に生まれるだんまり
それがやけに 好きだったりすることも
君には とても言えないことが多すぎる
君がかけたまちがい電話から
はじまった恋は 宛もなく進む
スクリューもないものでスピードは
のろのろで 急ぐ用事もないので
二人はサンデードライバーのように
ゆっくりのんびり 法定速度を律儀に守る
多分これは神様が僕にくれたプレゼント
なんてこと言った日には大げさだよと
君の声が飛んできそうな気がしたよ
だから大事なことはその時が来るまで
ずっと秘密のまま 君を焦らせておこう
じれったくてもどかしい恋をしようよ
君の困った顔が 電話の声の向こうで
すぐイメージできそうなほど
僕らはあれから 何度も一緒に
笑ったんだね 泣いたんだね
すべては一本のまちがい電話からはじまった恋
神様のいたずらみたいな恋
君を思うとき 僕も君を思っているんだよ
嘘でもいいからそういうことにして
なんでもない やりとりのあとの
話題がなくなった時に生まれるだんまり
それがやけに 好きだったりすることも
君には とても言えないことが多すぎる。