詩人:ユズル | [投票][編集] |
心を 言い当てた みたいな
優しく やわらかい 詩
それとか ステキな音楽で
命をつなぐ
このときめきだけで
命をつなぐ
ぼくらはそんな 生き物さ
今までも これからも
詩人:ユズル | [投票][編集] |
瞳を閉じて 開いて 繰り返し
しましまの きらきらの景色を見た
白い 白い どこまでも白い場所に行きたい
遠い知らない 不思議な街で生まれたメロディーに
いつも いつだって 誘われている
死んだように 紡ぐ日々の 現実から
つかの間 離れて 引き寄せられる 優しい声
おどろくくらい 密かに ぴたりと寄り添う
もっと もっと 宇宙を追いかけたり
星の涙の理由を 探し求めたい
ありがとうと さようならを繰り返し
ゆらゆらと 揺れる不安定な毛布のうえ
もっと もっと 行けるかなあ
うさぎの夢を 一緒に見たり
みずうみが光る瞬間に 触れてみたい
詩人:ヨワムシ | [投票][編集] |
迷い迷って
迷って迷って
回りを見れば
誰もいない
迷子になって
大人になって
まだずっと
迷子のまま
出口は探さなかった
居心地がいいから
声はあげなかった
それでもいいから
一声鳴けば
きっと未来は
風を帯びて
方向を変えて
未来は遠い
嫌になるけど
現在もそう
近くはないね
いつまでも
いつまでも
迷い迷って
許されるなら
私は別に
不満はない
未来も現在も
近くはないから
だから今日も
ただ一声
鳴き声あげて
眠るだけ
迷い迷って
迷い続けて
迷いないのは
にゃーと鳴くこと
詩人:どるとる | [投票][編集] |
他愛ない時間の 中に降り積もってく
花びらが 一枚一枚違う色をしているのは
何でだかわかるかい?
それはきっと 同じ思い出を持つ
僕らだけに わかるささやかな暗号
僕は君に 愛してることを伝えたいんだ
そのために 息を切らして走っているよ
どこを目指してるかなんてわからない
でも君が嬉しいときそばにいて
そして君が悲しいときだって
逃げずそばにいれる人になるから
僕と同じ気持ちになってくれたなら
これ以上の 願いはこの世界にはない。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
最終間近のがら空きの電車が好きな僕
対象に人混みが好きな君と交わすどこか噛み合わない会話
暗い路地裏が好きな僕と 明るい街中が好きな君と 出会い恋に落ちるちょっとした神様の手違い
水と油のような僕らは 重なれない
わかりあうこともない
でも離れもしない
今どれだけの 人が誰かに会いたがっているんだろう
この街の思いを一つ一つ拾ったとしたらどれだけの思いがあるのだろう
ふと気になったこと
その中には君を思う僕の気持ちや
僕を思う君の気持ちはあるのかと 気になったんだ
好きな映画のジャンルも見事に被らない だから僕はホラーも観て 君は恋愛映画を観る
小説だって 音楽だって趣味の違う 僕らは 互いの良さについても 理解できてない
でもふとしたとき
なんでもないときに
君を思う気持ちがそんなことを 曖昧にするんだ
君と僕を隔てる見えない線の向こう側へ 僕は 踏み出して
君を 痛いほど抱きしめて 「愛してる」とささやいた
改札から出た僕らは 見上げる空に 流れ星を見つける
何をお願いしたか それは 内緒ねと
笑う君が 何より愛しく見えた
そんな時間が 多分僕には必要で
これからもそんな時間が 僕の 思い出になっていくんだろう
コレクションのように集めてる 君との毎日の中で手にした気持ち
今どれだけの 人が誰かに会いたがっているんだろう
この街の思いを一つ一つ拾ったとしたらどれだけの思いがあるのだろう
ふと気になったこと
その中には君を思う僕の気持ちや
僕を思う君の気持ちはあるのかと 気になったんだ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
花はとても妬ましい
生まれたその時から
きれいだから
苦労なんて してなさそうな
花だってさ 知らないだけでさ
何かしらの苦労を 背負ってるんだよ
道端に 咲いた名前も知らない花を
見くびってたよと 謝ってみる
どれだけ頑張っても
たとえば頑張らなくても
与えられるものは等しく同じで
喜びと悲しみで 大差なんてないんだと
最近になって僕はやっと思うのです
僕とあなたでは 生きてきた環境や
歩いてきた 道さえ違うので
それを知らないから 何も言えない
せいぜいわかったように知ったかぶりをするだけ
誰もが言う自分とは
どうすれば自分で
何が自分じゃない?
たとえば障害を持って生まれた子供を
持った親の気持ちなんて僕にはわからない
でも本当はわかってはいけないことだ
どうしようもない「運命」だとしたら
それを受け入れる強さは僕にあるかな
君の気持ちなんて 胸に手をあてても
わかりゃしないけどそれでもわかりたい
そう思う 気持ちが人を理解するんだよ
長い時間をかけて その人の良さや悪さを
癖なんかを知って 嫌いになっては
都合よく好きになったりして
その人が心許せる人の一人になりたくて
本当はわからなくてもわかったように見せかけることも愛だ
同じ椅子に 座って
同じ机に 向かいあって
同じ 食事をしてる
でも 違う人だから
好き嫌いがある
だからそんなときは
その違いを 愛してやるんだよ
それこそが あなたの持つ 僕にはない 特別
どれだけ頑張っても
たとえば頑張らなくても
与えられるものは等しく同じで
喜びと悲しみで 大差なんてないんだと
最近になって僕はやっと思うのです
僕とあなたでは 生きてきた環境や
歩いてきた 道さえ違うので
それを知らないから 何も言えない
せいぜいわかったように知ったかぶりをするだけ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
夕暮れの 教室の隅窓から見てたのは
寂しさを描いたような土煙舞う 校庭
石ころ蹴飛ばしながら家まで帰る
追い越されていくチャイムの音に
歩道橋から見えた 沈みそうな夕日が
僕にくれたのは 小さな優しい光の種
広げた手のひらに咲いた君の温もり
静かに見下ろす 街に夜の帳が降りてきて
また明日で 別れるいつもの分かれ道
喧嘩してもただいまだけは忘れない
言葉にしただけで心が 丸みを帯びる
着替えをするように空は夜に着替えて
月や星の模様の 上着を 羽織るだろう
まだかすかに残ってる君の温もり
人を選ばずに 向こうに渡らせてくれる
歩道橋の真ん中に来たとき いつもいつも
同じ気持ちになる 切なさとも違う気持ち
今なら誰にでも優しくなれる そんな気がする
歩道橋から見えた 沈みそうな夕日が
僕にくれたのは 小さな優しい光の種
広げた手のひらに咲いた君の温もり。
詩人:あいく | [投票][編集] |
プスタイン男爵わ戦災孤児を養子にと引き取っていた。オルデイン、イチノコク、チナ、マチル、マルガナ、アイクの6人。アイクわその末っ子、引っ込み思案なところがあったが詩をよく吟じてわプスタインに聞かせて喜ばれた。長じてイルダナの三詩聖に名を連ねる吟遊詩人となる。
てきな?
戦記物と言えば田中芳樹か栗本薫か、壮大な世界観に掘り下げられる緻密な人物描写。群雄割拠に権謀術数、繰り広げられる戦争と冒険の英雄譚、、、ってなもんですね。誰しも一読すれば心躍る物語の数々ですが、こと中二病なご同輩の皆さまならば一度ならず自らそんな物語を紡ぎだしてみたいと思ったはずです。よね?もちろん例に漏れない【あいく】さん、前述の下りわ若かりし日々の遺物、、、いやさ産物であります。ともかく設定に設定を詰めていくところが如何にも中二くさいのですが存外それによって深淵かつ奇想天外な超【越世】界(←こゆ強引に引っ掛ける思考が如何にもこっぱずかしい中二くささよ)が生み出されている模様です。
さて、この『越世』シリーズも今回で締めないといけないのですが、、、最初から落としどころなんて全く考えてないもんですから今の今に至ってるわけでして。でももー時間がない!!、、、じゃどうしましょう?形振り構っておられませんと、とりゃえず【あいく】さんのハンネの由来ってわけでお茶を濁してしまうま。
あくまでも市場調査目的にて、お仕事中にネットサーフィンしてた【あいく】さん。何の検索にヒットしたかなんて記憶わ幾億万の流星群とともに燃え尽きて定かでわありませんが、ともあれこの「詩人の部屋」に漂着したのわまごう事なき事実であります。で、幾つかの作品みてたら自分も書き込みたくなった、さぁ登録しましょうか。名前どーしようかな、詩人、詩人、、、詩人といえば我が心の物語に在り【アイク】の名。詩人【あいく】さん誕生でした。
とゆわけで、詩人部屋の【あいく】さんわ舞川さんでも、コスプレのアイクさんでも、ファイヤーエンブレムのアイクでもないのですよ。ましてや消費者金融業者でもありません、、、こんな締めでいいのか!?
おわり
※仕事熱心な【あいく】さん、市場調査しすぎで事務所の電話代が跳ね上がってちょっぴり進退の危機に陥ったのわ、すべてダイヤルアップ回線のせいですよ?
『指先の僕ら』
詩人:どるとる | [投票][編集] |
瞼閉じれば スクリーンに映る
思い出が 記憶を回想していく
この手に 灯っていた温もりは
短すぎる 命を抱えていた
時は待ってくれず
僕の前から 消えたあなたの笑顔
一緒に並んで歩いた
あの桜並木に 吹く風は切ない香り
思い出す度 あなたに会いたくなる
君の好きだった映画の三作目が
テレビでやってたよ 出来はいまいち
素直になることが 恥ずかしかったよ
でもこんなことになるなら もっと
君に優しくすればよかった 今さら後悔しても遅いのに
もう 桜は散って久しいけれど 緑の中でも 思い出せるあの笑顔
この世界で一番価値のある宝石
観覧車に 乗って街を 一望
見下ろした街に 明かりが灯る
今日は君の誕生日
一人 おめでとうと呟く
一緒に並んで歩いた
あの桜並木に 吹く風は切ない香り
思い出す度 あなたに会いたくなる
もう会えないのにおかしいね。