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[192316] 渇望
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人はみな欲望の塊

食欲
性欲
睡眠欲

欲望はいくらあげてもきりがない

誰よりも素敵な相手と出会いたい
誰よりも地位が欲しい
誰よりもお金が欲しい

誰よりも自分が一番
誰よりも自分が全て

みな一度は何かかしらで人より上に立ちたいと思う
それは何かはその人次第

地位なのか 名誉なのか お金なのか 美貌か

人は何かしらコンプレックスを抱えている
そのコンプレックスが強ければ強いほど欲望は満たされないのか?

どんなにお金を稼ごうとも
どんなに見た目が優れていても
どんなに崇められても

人は足りない足りないと欲を欲する

それを醜いことなのか?
貪欲に満たされるまで欲し続ける、それはいけないことなのか?

欲望は果たして満たされる日は来るのか

それはいつでどんな時なのか


2016/08/05 22:04



[192315] プラネタリウム
詩人:どるとる [投票][編集]


見上げた夜空に 見つけた一番星
なんて名前の星なんだろう

図鑑を引っ張り出して調べた子供の僕は
兎に角いろんなことに一生懸命だったよ

くだらないことも 大切なことも
僕は 自分の分身のように愛した

遠い星の光はここまで届いてるよ
誰かを照らすわけでもなく光放つよ

海岸線を沿ってとぼとぼ歩く
テトラポットが金平糖に見えた

独特の感性を持っていた あの頃は
世界は今より夢とロマンと満ちていた

ありふれたことも 特別なことも
忘れないようにノートに書き記して

いつか 思い出せるようにするよ
何でもない毎日が宝物と呼べる日まで

歩き疲れて たどり着いた家路
腹を空かして 君を思い出しながら
昨日の膨れっ面 イメージしたら
吹き出してしまった 僕はなんて幸せなんだろう

くだらないことも 大切なことも
僕は 自分の分身のように愛した

遠い星の光はここまで届いてるよ
誰かを照らすわけでもなく光放つよ

そして今夜も
見上げればそこに
一番星が輝いて

お金を出して観るプラネタリウムより
ずっと素敵な光が見えるから。

2016/08/05 18:23



[192314] 夜明けまえ
詩人:どるとる [投票][編集]


このレールの先を辿っていったら
知らない街まで行けるだろうか

僕を知る人なんて誰もいないような
場所へ行きたくて飛び乗る電車

鞄には ささやかな荷物だけ詰め込んで
僕は行く 名前のない気持ち抱きしめて

夜明けまえの空を 飛ぶ鳥の群れを背に
見慣れた街が 遠ざかるのを眺めながら

イメージを胸の中で膨らましていた
昨日よりずっと退屈しない日々になる。

2016/08/05 12:23



[192313] サクラサクトキ
詩人:どるとる [投票][編集]


時計は刻むだろう 二人の時間を
積み重ねていく 途方もない一分一秒

病めるときも健やかなるときも
人生の大切な場面にはいつも君がいた

幸せそうに笑うその顔が見たくて
いつも無理してしまうんだよ

でもちっとも辛いなんて思わない
君が笑うことこそが僕の幸せだから

そしてまたひとつ季節が移り変わる
新しい風をこの部屋に運び届ける

あの日と同じ場所で時間を選んで
桜が咲くとき僕は君に恋をする

蕾をつけた 枝は空を目指して伸びる
目を閉じて 瞼の裏に描く思い出

陽射しの強い日も 雨に打たれる日も
ここぞってときには君に励まされてきた

二人の気持ちが同じだってことが
嬉しくて何度も確かめたんだ

重ねた唇 少し濡れていたんだ
大人びていく君に気づいてたよ

そして 時が過ぎれば人も街も変わる
それでも変えられないものもある

君を好きな気持ちだけは同じままだ
呆れるほどに同じ花を咲かす青空に

手をつないで 伝わるぬくもりに見つけた
幸せの場所 当ててみようか?って
意地悪く僕は 言った
そんな瞬間の 何気ない 時間を
彩ってる 色は何色なんだろう

そしてまたひとつ季節が移り変わる
新しい風をこの部屋に運び届ける

あの日と同じ場所で時間を選んで
桜が咲くとき僕は君に恋をする

同じ言葉 届けたくなるよ
君のポストへ 投函するのは
「愛してる」
恥ずかしいから 聞こえないふりをして。

2016/08/04 21:16



[192311] 家路
詩人:どるとる [投票][編集]


駅前通りは 人であふれ賑やかに
ふいの隙を突かれ人恋しさに こがれた

寂しさを ひけらかして 涙を見せるなんて
みっともないよと 強がった 昨日の僕

遠ざかってく 誰かの影が 坂道の頂上で
さよならと手を振った

燃えるような空の色が炎を上げて
景色を ぼんやりと浮かばせている

切なさは 少しだけ優しさに似ていた
それだけを伝えたくて 家路を急ぐ。

2016/08/04 20:03

[192310] 道しるべ
詩人:どるとる [投票][編集]


あの夜空に輝く星の数だけある命の異なる輝きや 注意しなければ
聞こえないささやきに気づいたら その時は僕のすべてをあげるよ

あなたはいつでも信じてる
自分自身とこの世界を
でもそれが時々 疑わしくなる
複数ある正しさを
ひとつに絞ろうとするから きっと
僕は いつまでも悪者になれない

それがあなたが選んだことならば
間違いなんてこの世界には
ひとつたりとも存在しないのだろう

出来合いの物差しなんか 捨ててしまって
思ったように 生きていこうと決めた
迷ったその時には道を引き返せばいい

駅前通り 人混みの中に探した 人肌のぬくもり あなたの背中
寂しいときには強がらずに 涙を見せてと君を見本を見せた

目を閉じても消えない あなたの笑顔
大好きだと 確かめたら夜を渡る船に乗って 遠い夜明けを目指そう

それがあなたが選んだことならば
間違いなんてこの世界には
ひとつたりとも存在しないのだろう

出来合いの物差しなんか 捨ててしまって
思ったように 生きていこうと決めた
迷ったその時には道を引き返せばいい

優しさなんか いらないから
暗い海に差し込む灯台の明かりのような眼差しをください
それを道しるべにして
これから先 僕は生きていく
あなたのいない場所で。

2016/08/04 19:57



[192309] 色彩
詩人:どるとる [投票][編集]


モノクロの街に 降り注ぐ色彩の雨
この世界は真っ白なキャンバス

どうぞ お好きなように染めてしまえ
あなたのオリジナルのセンスと直感で

ほら 魔法なんて使えなくてもできる
絵筆と絵の具があればどこだって

その場所が私だけのアトリエ
必要なのは 泉のように湧くアイデア

悲しみは ずっと僕から離れずに
東の窓に 降るような星を見つけた

魔法のトランク 開いて空を飛べる
絨毯に飛び乗って空をお散歩
さしずめ僕はアラジン 出てこいランプの精

モノクロの街に 降り注ぐ色彩の雨
この世界は真っ白なキャンバス

どうぞ お好きなように染めてしまえ
あなたのオリジナルのセンスと直感で

ほら 魔法なんて使えなくてもできる
絵筆と絵の具があればどこだって

その場所が私だけのアトリエ
必要なのは 泉のように湧くアイデア

あなただけにしかない 特別な
ただひとつを 僕に見せてくれないか

あなたが ひとたび筆を握ったなら
この世界は 色とりどり カラフルさ

あなたもまた ただひとつの色彩だと
気づいたら その色で世界を染めるんだ

立ち止まってる暇なんかない
踏み出そう 前人未到の一歩

月面に刻め 燃えるような命の輝きを。

2016/08/04 17:55



[192308] 甘い。
詩人:カィ [投票][編集]

触れたい
触れられたい周期。

夏の暑い日に2人して汗だくでシャワー浴びたい。

手をつなぎたい
キスしたい
声が聞きたい
抱きしめたい
抱きしめられたい
とりあえずくっついてたい

子どもみたいに甘えて

ぐだぐだに無駄な時間を過ごして

夏ぽい格好して
夏ぽい帽子を被って出かけよう

まだだめ?
もういいよ!

駆け引きは苦手なふり
本当はそうゆうの嫌いじゃない

真っ暗な夜空にキラキラの星がね
キレイだって教えたくてね

本当は声が聞きたいだけ
一緒に夜空を見上げよう!

甘い甘い甘い
こんなあたしを丸ごと愛して

2016/08/04 17:39



[192307] 暖かいなみだ
詩人:ユズル [投票][編集]


音楽や写真が好き
窓際の可愛らしい雑貨が好き
穏やかな午後のカフェ
コーヒーと紅茶は少し苦手で
少し頑張るカフェラテが好き

どうして そんなことを 忘れてしまったり
言えなくなってしまったり するのかな
色褪せてしまうなんて つらいことだね
かわいそうで なげいて 悲しいことのほうが
大きく ふくらむ

ねぇ 知っているでしょう?
喜びの味 優しさの味 幸せの味を
いちどくらいは きっと味わったでしょう?
それは 長い旅路の中で 霞んでしまうけど

音楽や写真が好き
窓際の可愛らしい雑貨が好き
穏やかな午後のカフェ
コーヒーと紅茶は少し苦手で
そこに君がいればなお嬉しい
流すなら 暖かいなみだがいい

いつだって みんな
流すなら 暖かいなみだがいいね




2016/08/03 23:58



[192306] 錠と鍵と鎖。
詩人:IKUMI [投票][編集]


本物の愛情を私はきっと…
知らない。



恋愛感情の愛情
人としての愛情
親の愛情すらきっと分からない。



人間には…
矛盾、飾り、見栄、意地、虚言、裏切り
それが必ずある物だから。



身体も心も痛い。



後、何度裏切られればいいのだろう。



慣れたのかな。



涙さえ出なくなって、失笑と苦笑が出た。



負の連鎖から逃れたいのに
逃れられない。



手首には手錠。



首には首輪。



身体には鎖。



それを全て外してくれる人は
いないのかな。



期待した所で無駄か。



明日なんて来なければいい。



世界なんて無くなってしまえばいい。

2016/08/03 23:01
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