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[192305] 今すべき事
詩人:猫のあし [投票][編集]

怖くないなんて嘘だ

明日が不安じゃないなんて言えない

怖くないから前に進まないんじゃない

でも、まだ弱くてどうしようもない僕だけど

前に進むって決めたんだ

そうだ

僕が今すべき事は

前に進むこと

弱い僕を見つめらる僕がいる

明日を、前と違う気持ちで迎える僕がいる

お金も時間も地位も名誉も

きっと僕を変えてくれない

僕を変えるのは

立ち向かう勇気だ

2016/08/03 22:48



[192303] まちがい電話からはじまる恋
詩人:どるとる [投票][編集]


笑ってる顔をイメージしながら
君のために 時間を割いているよ
ただ思うだけでつながれたならいいな
遠くに浮かぶ月を見つめながら
手違いで切れた 糸を結ぶように
上手くつながらない回線をたどって
君を探している 真夜中の零時過ぎ

君を思うとき 僕も君を思っているんだよ
嘘でもいいからそういうことにして

なんでもない やりとりのあとの
話題がなくなった時に生まれるだんまり

それがやけに 好きだったりすることも
君には とても言えないことが多すぎる

君がかけたまちがい電話から
はじまった恋は 宛もなく進む
スクリューもないものでスピードは
のろのろで 急ぐ用事もないので
二人はサンデードライバーのように
ゆっくりのんびり 法定速度を律儀に守る

多分これは神様が僕にくれたプレゼント
なんてこと言った日には大げさだよと

君の声が飛んできそうな気がしたよ
だから大事なことはその時が来るまで

ずっと秘密のまま 君を焦らせておこう
じれったくてもどかしい恋をしようよ

君の困った顔が 電話の声の向こうで
すぐイメージできそうなほど
僕らはあれから 何度も一緒に
笑ったんだね 泣いたんだね
すべては一本のまちがい電話からはじまった恋
神様のいたずらみたいな恋

君を思うとき 僕も君を思っているんだよ
嘘でもいいからそういうことにして

なんでもない やりとりのあとの
話題がなくなった時に生まれるだんまり

それがやけに 好きだったりすることも
君には とても言えないことが多すぎる。

2016/08/03 18:42



[192302] 明日
詩人:どるとる [投票][編集]


発車のベルが鳴るまでもたれ掛かっていた窓

別れの言葉は 整理した傍から 散らかってしまうんだ

言いたいことはなんだろう
伝えたいことはなんだろう
それさえも上手くわからないんだ
この気持ちの 正体はなんだろう
答えがあるなら 教えてくれるかい?

降り積もる時間に 僕は 埋もれていくだけ
いつの間にか 君は僕より先に 自分の夢に向かって歩いていた
目の前に見えたのは君のためだけに伸びた道
僕には行けない君のだけの明日だ
だから君はここで降りて行くんだ

僕は少し君と距離ができてしまったと気づいた

その距離は僕のために君がわざと空けてくれた距離だ

笑えくなるかもしれない
辛いことばかりかもしれない
それでもいいさと笑って強がる
僕はめずらしく意地を張ってた
その小さな勇気を君は誉めてくれた

僕の乗ってない君だけを乗せた電車が
だんだん遠くなっていく ほらもう見えないや
手を振ることもできなかった 僕は弱いから
また誰かを愛せる日が来るかな
この気持ちを ずっと捨てなければ

同じ街にいて
同じ 空見上げても
すれ違うのは
どうしようもないくらい
君と僕は
かけ離れた人だから
でも時折 互いを思う気持ちで やっとつながっていたんだ
切れたその結び目を眺めながら
僕は 思い出を回想していた

降り積もる時間に 僕は 埋もれていくだけ
いつの間にか 君は僕より先に 自分の夢に向かって歩いていた
目の前に見えたのは君のためだけに伸びた道
僕には行けない君のだけの明日だ
だから君はここで降りて行くんだ。

2016/08/03 18:27



[192300] サマーヌード
詩人:どるとる [投票][編集]


日差しが 屋根のない道に降り注いで

五月雨 蝉しぐれ 夏祭り

宿題は後回し 遊ぶのが先

やりたいことはいっぱいある

でも多すぎてやれないこともある

嫌がらせのように落ちてくる
太陽を 抱きしめて始まる夏を

その腕で 受け止めてみるんだ
坂道に差し掛かったらギアチェンジ。

2016/08/02 20:52



[192298] 興信
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]

色んな幻想ががらがらと崩れ落ちた
そうだよね
そんなことがあろうはずない
阿呆でごめん
勿論、こちらも全部が夢だとわかっていたけれど
理屈では理解していても...
そういうことがあるものだ

今まで執拗に付きまとってごめん
反省してます
中途半端な同情の方が、突き放されるより残酷だね
自分は自分なりの幸せを見つけるようにする
そうすれば嫉妬に苦しむこともなくて
また元のようにさらっと
同性の友達関係みたいになれるのかな?

幸せだったよ
君にはわからないと思うけどね
いつ死んでもいいくらいの別世界を見せてくれたと感じる
ロマンスの欠片も知らない奴がこの世のものとは思えないほど美しい陶酔を経験したのさ
ありがとうね
夢と現の狭間をあなたと彷徨えば蜃気楼
すべてが相手あっての陶酔だからこそ
君が僕に見せてくれたものに対し畏怖の念を持つんだよ
それこそ勿体無いくらいのものでした

僕は間違いなく現実の君を愛したけれど
君にとっての僕は幻でした
君に僕と言う人の存在を信じてもらうことは出来ず
死んでも僕は君にとっての現実にはなりえない
それを突きつけられた相互関係でした
”限りある時間を
限りない想いをもって
共に生きていきたいのです”
それは夢だからこそ
それ程の責任感を感じずに言えた言葉だったのだと思う
残念だけど、僕は君の信頼を勝ち得ませんでした

2016/08/02 15:52

[192297] 見えない空
詩人:ヨワムシ [投票][編集]

夏の香り
見えない空


手を伸ばしたら
消えそうで


スピードは減速して
太陽に捕まった


かくれんぼは
終わりかな


眠いのに
起きとくのは


僕には
合わないけれど


捕まったなら
仕方ないね


鬼は僕
眠いけど


捕まえたら
かくれんぼやめて


一緒に
お昼寝してほしい


見えない空
夜になったら


いっぱい
みえるはずだから。

2016/08/02 14:43



[192296] 性癖
詩人:ニライカ [投票][編集]

SかMどちらか選べ言われても
困っちゃうよ

強いて言うならLだけど!


えっサイズじゃないって?
分かっているよ

かたちはどうであれ
君に対してはLOVEにしかなれないよ



あっ笑った?


スマイル0円になります
君の笑顔priceless

2016/08/02 04:18



[192294] ビードロメモリー
詩人:どるとる [投票][編集]


ふいに手を離した僕はまた 明日も会えると思ってた

手繰り寄せて 釣り上げた針に
かかったのは 長靴みたいな 思い出

ガラスでできた
思い出だから
ひび割れてしまう
劣化してしまう
それでも捨てられない その理由を僕はいつか知ることになる。

2016/08/02 00:17



[192293] 所在
詩人:どるとる [投票][編集]


8ミリフィルムの中に閉じ込めた思い出
笑ってみたり そうかと思えば泣いたり

たまには ひどい言葉も浴びせた
僕は君を傷つけたことで傷ついた

回るフィルムの終わりまで
続く他愛ない日々の幸せかみしめて

瞼閉じて 気づく 見えないものの所在を
その確かな 影を
落ちてく 時の砂時計
一秒の中にもある 輝き
そっと今 受け止めて
明日の僕に 届ける
どうやら未来を運ぶのは僕自身だ

時計は百年分の時間を刻んでいく
涙と笑いのシアター 観客は見込めない

僕は特等席で 自分の間抜けさに
呆れたりしながら時に感情移入が過ぎる

昨日と同じ気持ちを持ってる
僕には昨日の僕の涙を笑えない

気づけば大切なものは見えないものばかりだ
手にとって ふれられるものなど少ない
だから大切にしなければ
つかんだ手を離さないで
さらに力を込める
愛と呼ぶには まだいささか頼りない

そこにある 世界を
どんなふうに
とらえるかで
すべてが変わってく
変わらないままでいられるものなんて
多分僕の 手先の不器用さくらいで
また「ごめんね」を言う回数が 増えてく
日頃の感謝を 込めて
ありがとうと呟けば
いつの間にか 丸く収まる
魔法みたいだと 笑ったんだ

瞼閉じて 気づく 見えないものの所在を
その確かな 影を
落ちてく 時の砂時計
一秒の中にもある 輝き
そっと今 受け止めて
明日の僕に 届ける
どうやら未来を運ぶのは僕自身だ

君を 幸せにするのも
不幸にするのもここにいる僕だけだ。

2016/08/02 00:00



[192292] パルサー
詩人:さみだれ [投票][編集]

心が真ん中にあって
私の体を繋いでいるなら
私の体はいずれ
心へと収縮するのだろう
そうすればあなたは
あなたはきっと
私の心しか映せなくなるのかな
それが言葉にならなくても
あなたの心に届けばいいのに

窓の向こうには虹色の灯りが
ゆっくり遠ざかっていく
誰かが飛ばした波長が
誰かのもとへと向かって
そうやって暗い部屋に
青い光が回る
心だけの私にあなたが放ったんだ
この重力をどうか無くしてよ
あなたの光がつぶれる前に
それが心にならなくても
あなたの言葉に少しでも触れたい
それが言葉にならなくても
あなたの心に届けばいいのに

2016/08/01 22:45
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