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[192185] 結局は
詩人:tamagawa [投票][編集]


僕よりも君を
想ってる人はいない

彼よりも幸せに出来るのに

もう少し早く出逢っていれば


そんな訳はない。
貴女の好きなのは彼だから。

2016/07/20 01:23



[192184] 日曜日
詩人:どるとる [投票][編集]


日曜日は 退屈だから チーズケーキでも食べてお茶を飲む

日曜日は 嫌いだから 夢の中に 逃げる 現実逃避をする

開けた窓から いきなり玄関 土足で入る

雨が吹き込む カーペット濡れる

絵の具が 空を染める 日曜日はでたらめ

日曜日は 映画館
スクリーンに映るのは昨日の僕

遡ってく記憶
そのどこかにある光。

2016/07/20 01:01



[192183] カタチ
詩人:tamagawa [投票][編集]


自らの幸せが
貴女の幸せで無いならば

貴女の幸せを支えていきたい

その笑顔が守れるならば
僕も幸せな気がするから

2016/07/19 23:52



[192182] 青い果実
詩人:どるとる [投票][編集]


つないだ手と手を風がからかってる
くすぐったいような気持ちになる

写真を撮ろう今日が思い出になるように
何でもない穏やかな春の日の一場面

笑った顔が とても可愛くて抱きしめた
困らせてよ 手を煩わせてよ

うす汚れた手で 君の白さを汚したい
困らせたい 手を煩わせたい

わざと心の隙をつくって隙をつかれたい
そんなよこしまな気持ち隠しもせずに。

2016/07/19 22:15



[192181] 忘れないよ
詩人:どるとる [投票][編集]


ありふれた気持ちを鞄に詰め込んだら
君の知らない駅へ行く電車に乗るよ

向こうに着いたなら電話をするよ
遠く離れた恋だけど寂しくさせないよ

多分君より僕のほうが寂しがりだから
時には電話越し泣いちゃうかもね

強がったぶんだけ本音言うと寂しくて
何度もかけようとしてやめた電話

メールが一通 開くとそこに君から
「あんまり無理はしないで」

君を好きになって良かった
忘れないよ 今日という日を

思い出すだけで悲しくなるような
思い出なんていらないと言った

東京の暮らしにもなんとか慣れたよ
電話でしかわからない君の毎日が

腹を抱えて笑うくらい楽しいもので
ありますようにと願う流れ星に

もう寝てしまったかな 眠れない夜に
窓を開けて そこに広がる夜の向こう

町並みは静かに 遠くにたたずんで
今では僕を 優しく迎え入れてくれる

忙しくて滅多には会えないけど
来週こそは会えたらいいねと思う

風がほほをからかうように吹いた
今頃君は何をしているだろう

たまにはそんな想像をするのもいい
今度会えたなら 君に話そうかな

今の気持ちを 少し大袈裟にデフォルメしたり

強がったぶんだけ本音言うと寂しくて
何度もかけようとしてやめた電話

メールが一通 開くとそこに君から
「あんまり無理はしないで」

君を好きになって良かった
忘れないよ 今日という日を

流した涙と一緒に 覚えておくよ。

2016/07/19 21:44

[192180] 
詩人:どるとる [投票][編集]


忘れないよ 君と過ごした月日を
宝物みたいに しまってるよ胸に

電車の一番後ろの車両に乗って
景色を飛ばす 二人は風になる

幻になろうよ この世界のどこからも
消えてしまって 地図上からも消えよう

ひと夏だけのロマンス抱きしめて
青い渚に ビニールプールは似合わない

ビーチパラソル 砂浜でトロピカルジュース
白い帆を 立てた舟

絵日記いっぱいに描かれた空の青
遮るもののない 空の向こうへ

先の尖った貝殻も
時の形に 渦巻いて
潮騒の声を聞く
遠くで波が打ち寄せ
心だけ少年に帰る

幻になろうよ この世界のどこからも
消えてしまって 地図上からも消えよう

絵日記いっぱいに描かれた空の青
遮るもののない 空の向こうへ。

2016/07/19 21:22



[192179] 夜明け前
詩人:どるとる [投票][編集]


夜明け前の町を 見下ろす曇りのない瞳が
遠くの朝を見つけたとき夜明けは来る

何よりもまず先に抱いたのは夢などではなく
見えない明日を恐れる不安だ

つま先から踏み出す一歩で いくらだって変わる未来を
これから いくらだって 変えていける その可能性を秘めてる

いつどうなるかわからない運命なんて 鼻で笑って
そして見つけた自分だけの 何かを たずさえて

スタートラインはいつでも足元に引かれてんだ
スタートの合図は 心で鳴らせ

まだ覚めない夢の中でさがし続けてる
宝物は 誰がないって決めつけるんだ?

旅立ちを決めた朝 新しい靴を買った
その靴が 傷だらけになる頃 僕は理想を手にしてるかなあ

テレビの中のヒーローはいつでも 正義を胸に闘ってた
信じるもののためなら 傷つくことなんて恐れない

何が正しいかより 何がしたいかですべてを決めろ
それで得た 結果をうらむようならお前はそこまでだ

ゴールなんて 本当はどこにもない 諦めなければいつでもこの瞬間が スタートだ

拳を濡らした涙はいつか 君を強くする
己の弱さを知ることはつまり 強くなるための大事なステップ

つま先から踏み出す一歩で いくらだって変わる未来を
これから いくらだって 変えていける その可能性を秘めてる

いつどうなるかわからない運命なんて 鼻で笑って
そして見つけた自分だけの 何かを たずさえて

スタートラインはいつでも足元に引かれてんだ
スタートの合図は 心で鳴らせ

どうせなら 高らかに鳴らせ
まるで自分を讃えるファンファーレみたいに。

2016/07/19 21:00



[192178] 最終便
詩人:どるとる [投票][編集]


疲れはてたようなお客さんを乗せて走る
最終電車もあと二本くらいを残すばかり

空はもうすっかり暗くなってしまった
星を散らした 夜がそこにはありました

寂しいなんて声は 口が裂けても言えない
強がることでしか自分を形にできないから

歳を食うと疑うことしか知らなくなる

信じられないものばかりが増えていく

何を信じ何を疑えばいいのだろう

嘘と本当が混じりあったような世界で

疑うくらいなら信じあう人なんていらない

悲しみを 知りすぎた心が傷を抱いた
もう人生を悟ったような顔をしています

最終便が出てからまもなくこっそり
改札を出て泣いたのを誰も知らない

死にたいよなんてありきたりな弱音は
口が裂けても言えないよ 恥ずかしくて

多分大人になろうとしすぎたんだね

似合わない背伸びなんかして傷ついた

愛を計算しようとして間違えた

正しさも間違いも曖昧な世界では

正しくいようとすることは滑稽だ

道しるべを頼っていたけど
最初からそんな道しるべはなかった
僕は 思い込みによって生かされてた

歳を食うと疑うことしか知らなくなる

信じられないものばかりが増えていく

何を信じ何を疑えばいいのだろう

嘘と本当が混じりあったような世界で

疑うくらいなら信じあう人なんていらない。

2016/07/19 20:37



[192177] とどかないSOS
詩人:どるとる [投票][編集]


生きていることが 時に苦しくなるのは
生きていることの あらわれだというよ

痛みでしか 感じられない生きている証なら
その痛みは 僕にとって大切なものだろう

悲しみや寂しさを 抱きしめる時
僕の命はなぜか輝いて光を帯びる

飽きもせず 争いあう僕らのつまらないいさかいの中で
奪われる命があるなら どう償うことができるだろう

こんなにたくさんの人がいるのに 気づかないことがある
情けないな 恥ずかしいな 昨日までの僕やあなたは

何を見ていたんだろう 何を聞いていたんだろう
そばにある涙や傷痕を抱える人に かける言葉さえ見つからなかった

目には見えないものに 向き合ったとき
耳には聞こえないものに出会ったとき

僕の心が アンテナみたいに 誰かの声を拾うよ
その声はあなたの心が発するサイン

頭で計算したって出ない答え
でも心は知っているその答えを

いじめが横行している あろうことかその傍観者に成り下がる
加害者は反省の色もなく自殺した少年をあざけ笑った

テレビには映らない痛々しい現実が 今日もリアルタイムで
誰かの瞳に 耳に 心に 直接発信されてる

僕に何ができるだろう あるいは何ができただろう
感動ドラマじゃないから幸せな結末は期待できないからへんに希望は持たない

飽きもせず 争いあう僕らのつまらないいさかいの中で
奪われる命があるなら どう償うことができるだろう

こんなにたくさんの人がいるのに 気づかないことがある
情けないな 恥ずかしいな 昨日までの僕やあなたは

何を見ていたんだろう 何を聞いていたんだろう
そばにある涙や傷痕を抱える人に かける言葉さえ見つからなかった

声にならない「SOS」が 今日もどれだけあるのだろう
その殆どが とどかないSOSです。

2016/07/19 20:23



[192176] 砂時計
詩人:どるとる [投票][編集]


途方もなく 積み重ねられた
いくつもの物語の中で生きている

泣いたり笑ったりしながら
それぞれの時計は限りある時間を刻む

短い一生もあれば長い一生もある
僕の人生はあとどれだけ残されてる?

忘れないよ 大切なたくさんのあなたと刻んだ時間を
とりとめもない時間さえちゃんと思い出になってく

どんなに愛していても 時に残酷に奪われる命がある
いつまでも一緒にはいられないことくらいわかっている

回る地球の スピードにあわせて
夜と朝が 繰り返しやって来る

たまには喧嘩したりもする
離れた寂しさが教えてくれるものがある

普段は気づかないけど今わかったよ
一緒にいれないだけでこんなに寂しいこと

それは時間を旅する旅人が記した百年あまりの物語
足跡は見えないけど見上げた空にも 刻まれる

人は争う生き物だけど 理由もなく人を傷つけるよりずっと
なりふり構わず人を愛するほうが 僕には似合っている

雨はか弱い人の上にも降る
泣いてしまうだろう
運命をうらむだろう
でも憎しみからは何も生まれない
強くなるには 悲しみの先にある
喜びに 向かって歩き出す勇気を持つこと

忘れないよ 大切なたくさんのあなたと刻んだ時間を
とりとめもない時間さえちゃんと思い出になってく

どんなに愛していても 時に残酷に奪われる命がある
いつまでも一緒にはいられないことくらいわかっている

一人にひとつ用意された砂時計が
少しずつ落ちるのをなんとなく
感じながら最後の一粒が落ちるまで
僕は何かを信じていたい
僕は何かに信じられていたい。

2016/07/19 20:04
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