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[192044] 空が泣いてる
詩人:猫のあし [投票][編集]

窓から生ぬるい風が吹く

決して優しくない世界で

そんなに悪くない事に出会って

騙されて

騙して

自分も騙して…

自分の弱さを思い知った

悔しくて

でも歯を食いしばって

また立ち上がる

今日の空は涙色

生ぬるい風が

何か懐かしい匂いを乗せてくる

今のこの道を

もう悔いたりはしない

過去をどういうものにするかは

今の僕次第だと思うから

これからの僕が強くなれれば

過去は

否定だらけの過去にならない

未来は

決して悪いものじゃない

強く生きていく

どこまでも

2016/07/01 21:55



[192043] こおり
詩人:里雨夜 [投票][編集]


透明で無味無臭

少し薄まるかもしれないけど味は変えず

温度だけを奪って溶けて姿を変える


個性はなく主張も弱く脇役


夏には重宝されるけど

それ以外の季節には忘れ去られてさえいる存在



そんな人生つまらない?

それでも私は幸せよ

2016/07/01 21:39



[192042] さようなら
詩人:ユズル [投票][編集]


さようなら 世界
さようなら わたし
さようなら 今日から もう
此処には 来ることはしない

ずっと前から そうだったのかもしれない
とうに薄緋色の心は 此処ではなくて
湖の向こう側の 空の中で呼吸していた
ずっと前から そうだったのかもしれない

さようなら 世界
さようなら わたし
さようなら もう
誰も泣かなくて いいように

2016/07/01 06:02



[192041] こんな私の、こんな気持ち。
詩人:さくらんぼ [投票][編集]

面倒臭がり屋のあなた
いつも不安にさせるくせに
不満にさせるくせに
ちょっとしたことで
こんなに幸せにしてくれる
こんなに大好きになるはずじゃなかったよ
こんなに幸せを感じれるはずじゃなかったよ
こんな私を
こんなに大切に思ってくれてるなんて
知らなかったよ。
あなたの不器用な言葉や態度を
こんなに愛おしく思うなんて。
今まで起こった全ての出来事が
必然であったと思えるほどの
こんな気持ちになれるなんて
こんな気持ちになれる日が
こんな私に訪れるなんて。
本当に大切で、本当に幸せ。
なんて。
そんな私の、そんな気持ち。

2016/07/01 01:57



[192040] 
詩人:どるとる [投票][編集]


あの人は 誰を待っているのかなあ
さっきからそわそわして落ち着きがない

時計ばかりとにらめっこしてさ
待ち合わせてる人が来ないのかな

何となく気になってしまうのはなぜだろう

それぞれがそれぞれの夜を 過ごしてて
きっと笑ってたり泣いたり それは実に様々だ

電車の窓から見える明かりの一つ一つに
異なるその人だけの暮らしが あって

もしかしたら大切な人がいて
たまには愛してるなんて 言うのかなあ

そんなことを思うとなんだか 人間も
捨てたもんじゃないと幸せな気持ちになる

待ち合わせしてる人がやっと来て
手をつなぎながらその場をあとにする

どうかあの人が幸せでありますように
そう願う僕はずいぶんと余裕があります

悲しいことはありますが今のところ無傷だ

明日になったら今日の涙なんて忘れちゃっててまた のんきにあくびなんてしてるだろう

目を閉じて 浮かぶ思い出の中に いる人が
僕にささやくよ いつかのアイラブユー

君が誰かに 愛をささやくように
僕もまた 誰かに愛をささやくよ

いつもと何も変わらない いつもと同じ夜 でもどこか特別な夜なんだ

通りすぎる風景はページを捲るように移り変わっていく

立ち止まったままなのに時計は足早に走っていく
明日も夜明けが来ることを願って

電車の窓から見える明かりの一つ一つに
異なるその人だけの暮らしが あって

もしかしたら大切な人がいて
たまには愛してるなんて 言うのかなあ

そんなことを思うとなんだか 人間も
捨てたもんじゃないと幸せな気持ちになる。

2016/06/30 23:05

[192039] 頭の上に物語
詩人:どるとる [投票][編集]


今日 できたことが明日もできるかな

ページは捲られていく 読む人がいる限りは

物語は 人の頭の上に 雨を降らし 陽射しを 落とし
風を吹かせ 光を 散らばして
日は昇り やがて沈み 数千の夜が過ぎ数千の朝を迎えた

活字は 降るよ 物語を読む人の頭の上に
でもこれは 読むのではなく理解すること

目を閉じても耳をふさいでも 意味はない

「世界はいつも僕と共にあるのだからね」

2016/06/30 22:50



[192038] この街に集う夜は星のささやきのように
詩人:どるとる [投票][編集]


ごまかしてばかりいた 昨日に別れを告げ
窓を開けよう 風を部屋に招き入れて

夜を 賑わす 星たちのささやきは
終電の窓からでも 何となく見える

ほらね魔法のようにページは捲られて
季節は 小説を読むように 流れる

この街に集う夜は星のささやきのように

一人一人の悲しさや喜びを見送って

生まれては消えてく思いを 記憶する

そしてまたひとつ 新しい命がこの星に

僕は思ったよ

「僕はあとどれくらいこの夜を迎えられるだろう

そして あとどれくらい夜を越えていけるだろう」

2016/06/30 22:43



[192037] スマイル
詩人:どるとる [投票][編集]


君が笑ってる顔をもっと見たくて
僕は 明日も 君が泣いてても

笑えない君のために笑ってることが
君の支えになるんだと信じてる

自分のことで精一杯なのに誰かのために頑張る君を知ってるから涙を隠す必要はないよ

君のあたたかな手のひらが
僕の冷えた心を 包み込むとき
僕はあらためて君に感謝するんだよ

でもありがとうじゃ言い切れないな
それ以上の 愛をもらっているから
だからせめてつないだ手を離さないよ

落ち込んだときは多分お互い様で
下手な慰めなんて何の役にも立たない

きれいごとが嫌いな僕は 周りの優しい言葉に 耳をふさいだ

孤独だと思っていたけど 僕はただ逃げてただけだった

誰かから愛されるのが恐くて 孤独だと思い込んでただけ
さみしいときはいつもそばには君がいた

僕が笑ったら 君が同じように笑った
それだけで 世界から悲しみが消えたよ
単純な僕は すぐに上機嫌になった

どんな言葉なら返せるだろう
君からもらったこの愛のお返しは
愛で返すしかないと気づいたんだ

見上げた空に流れた星は物語を語る
星のひとつひとつが異なる物語を持っている
あの星はどんな物語を今夜語るだろう
吸ってた煙草が短くなったなら
灰皿にもみ消してキスをしよう

君のあたたかな手のひらが
僕の冷えた心を 包み込むとき
僕はあらためて君に感謝するんだよ

でもありがとうじゃ言い切れないな
それ以上の 愛をもらっているから
だからせめてつないだ手を離さないよ。

2016/06/30 22:31



[192034] ペルソナ
詩人:さみだれ [投票][編集]

私の心は
星のなかに埋もれ
窮屈に生きていくことしかできない
あなたのように
等しく生きていくことができない
喜びは
岩の影に隠れ
命などは
砕いて放った
私は
自分ではない
それは誰なのかを
わたしは考えた

わたしは

愛することひとつできないのであれば
私は誰
信じる決意すらもたないのであれば
わたしは誰
あなたは私を殺してすらくれない

2016/06/30 00:39



[192033] 初デート。
詩人:IKUMI [投票][編集]


「仕事がまた休みになった。ちびすけ、
カラオケ行かない?」



いきなり誘われたキミからのデート。



もちろんYESの返事。



待ち合わせの13時。



時間が近づくにつれ、緊張する。
心臓はもちろんバクバク。



そして、キミが私の最寄駅に
来てくれてお互い爆笑しながら、
初対面。



「緊張してヤバい、吐きそう。」



キミのその言葉に笑ってデート開始。



時間が過ぎるのがあっという間で
凄く楽しくて笑っていた。



カラオケの中、
休憩していたらキミが隣に
座って凄く緊張したんだよ?



10センチの距離。



心臓の音がキミに聞こえてないか
不安で仕方なかったんだよ?



余計好きになっちゃうよ。



帰り道。



バス停まで送ってくれたキミ。



「夜だから危ないから家まで送るよ」



そんなキミをなだめてバス停で
バイバイ。



もう逢いたいって言ったら
どう思うかな?



幸せだった。



本当大好き。ありがとう。

2016/06/29 21:30
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