詩人:来永 | [投票][編集] |
幸せと
背を向けて
歩いた
この道を
照らして
くれたのは
貴方でした
照らされた光は
温かくて
もったいなくて…
この光が
消えてしまう日が
きたら…と
不安が
胸を打つ
一度知ってしまったら
暗闇を
どう歩いていたのか
忘れてしまいそうで
壊れたライターを
握りしめ
光をたどります
詩人:香奈 | [投票][編集] |
いつか動画で見た
『老夫婦』
の動画
おばあさんだけ
重そうな買い物袋を持ち
おじいさんは
何も持っていない
酷いおじいさん
と思ったら
『ジャンケンポン!』
『やっと交代ね』
『負けちまったか』
そんなほっこりする話
長年連れ添い
時には喧嘩し
時には笑い合い
若かった頃は
ドキドキや
キュンとした事
沢山あったりしたけど
長年連れ添えば
同じ部屋にいても
普通にオナラして
食事後には
歯に詰まった物を
爪楊枝で取ったり
何年何十年といれば
それが普通になる
『オナラしちゃった!!恥ずかしいっっ!!』
とか
『うわ…こいつ目の前でオナラしたよ;引くわ』
とかじゃなくて
『あ、ごめん(笑)』
『ゴホッゴホッ(わざと)(笑)』
の方が
笑えるし、それが
作り上げてきた
絆みたいで
(オナラの絆…?(笑))
いつか私も
そんな相手と出会いたい
そんな風になれる
相手を見つけたい
かっこいい人が好き!
とかあるけど
でも
カッコ良くても
特別イケメンでもなくても
いつかは
しわくちゃのおじいさんになり
ビールっ腹で
お腹が出ても
白髪混じりに
なったり
むしろハゲたり
そんな風に
年をとって
すっかり年老いた爺さんになったとしても
『この人と出会えて一緒に居れるのが嬉しい』
と心から思える
そんな人と
出会いたい
互いに
しわくちゃになっても
いつまでも
しわくちゃな笑顔で
笑い合える
理想を高く持ちすぎかもしれないけど
会いたいな…
詩人:あいく | [投票][編集] |
乳首なめようと思ったら
乳毛はえてたから
引っこ抜いたら
すごく怒られたって
南方の立ち飲みで
隣で飲んでたあんちゃんが
言ってたんだけど
下の方わタカスに任せた方が
よさそうだなぁ
とか考えながら
イイチコをあおった。。。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
少し無理やりつないだ手を振りほどいて君は僕を追い抜いていく
思えばそんな出来損ないの恋だった
求めれば求めるほどに 離れていく気がした心
気づいたんだ 君の中にはもう僕への愛がないこと
ひらり ひらり 風に舞いながら落ちる
桜の花びらが 涙に見えた日に 別れた
二人が歩むのは別々の未来 僕は君の思い描く未来には どうやらいないみたいだ
さよならを言ったかどうかも覚えていないほど
憔悴したような僕はため息ばかりついてた
このまま一生人を愛せない気がした
最終の愛に つまずいた痛手が
人を愛することや人に愛されることに
恐れを抱かせるなんて思わずに
たとえば二人が出会ったあの日のように
またいつか誰かを心の底から愛せるかな
君と出来なかったこと 誓えなかった永遠を
本の続きを読むように始められたなら
駅前の桜も 満開になって
思い出すのは 君の笑った顔
もう二度と見れないあの仕種
手のひらに 落ちる花びらが
また風に運ばれ 何処かへ 行ってしまう
ひらり ひらり 風に舞いながら落ちる
桜の花びらが 涙に見えた日に 別れた
二人が歩むのは別々の未来 僕は君の思い描く未来には どうやらいないみたいだ。
詩人:高級スプーン似 | [投票][編集] |
牛の死体を焼いて食べて
「美味しい!」って喜ぶ姿も
人間以外のぼくからしたら
十分狂気を感じるけれど
そういった議論は今更で
牛肉は食べても
そのことには誰も
手をつけないし口にはしない
明日あさって自分が死ぬのも忘れて
ホラー映画に恐怖する
みたいな感じ
ジェイソンよりも貞子よりも
いつか自分の命が終わることの方が恐ろしいはずなのに
悪夢から目を覚ませばほっとする
猿の時分から
女子高生の今までも
恋に茶をしばいて悩みは尽きず
愛に救われ突き落とされる
不老不死になれば
子どもは要らない
子どもが要らなければ
セックスも性欲も愛も
恋に患う必要もないのに
いつになったら人間は
次の世代に機種変するの
がん脳卒中心臓病から
頭痛に胃痛に腰痛に心を痛ませて
ラブ&ピースを謳い歌われながら
エイズに感染
未だに戦争は無くならないし
人は亡くなるし
深い悲しみ
怒り涙する人は絶えない
人は死ぬ
死ぬのが怖い
絶望の連鎖を断たない限り
死にたいと死に絶えることだけが
生きる絶望から救われると
信じて病まない人たちも救われない
人間以外のぼくからすれば
別にどうでもいいことだけど
本当は
苦しむことが大好きで
どうしようもないことに悩んで
どうしようもなくなって絶望することが
望みなのか
だから
太古の昔には備わっていた永遠を手放して
恐怖を手に入れ
日々恐怖し
恐怖に囚われ恐怖を忘れ
そう遠くない未来に死ぬのか
他人事の恐怖を
我が事のように愉しんで
己が人生の最期を逃れようと
今に踏み止まろうとするも
実に呆気なく
命を喪失う
人という名の得体の知れない生命体の恐怖
明日はトンカツだ
詩人:どるとる | [投票][編集] |
踏切近くの アパートに二人で住んでた 東の窓から見える公園のひときわ大きな桜の木に
春を見たような気がした 午後に
僕はドーナツを頬張って お茶を飲んだ
ドシラソファミレド
音階をたどるようにただ
流れに逆らわず 過ぎていく日々を思う
ひらり ひらり 記憶を掠めながら
小さな桃色の花びらが 風に乗って
宛もなくどこかに旅立つのを見送る
僕の 思い出にはいつも桜の花が咲いてる。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
もしも過去に戻れるタイムマシンがあるなら
僕はあの日の言葉を謝りたい
そして失った愛を 取り戻したい
イメージにそぐわない未来でも
隣には当たり前のように君にいてほしい
今がいたずらに過ぎて いつか
今日を 懐かしく恥ずかしく思い出すとき
ちょっとだけでも 今日が特別な日になりますように
僕は今日という日を
そして明日という日を
1日も欠かさずに 大切に生きようと 決めた
ずっと先の未来で今という過去が
どうか 大切な日になりますようにと
願う僕の小さな声は雑踏をさまよって消えた
悲しいときさえ君を笑わせられる
そんな掟やぶりを 起こしてみたいんだ
僕らが思い描く未来はいつも 薔薇色で
眩しすぎて とても向き合えそうにない
だから 控えめに夢を見て控えめに頑張る
努力という言葉は 好きじゃないけれど
未来のためというなら 必要な犠牲だと苦労をしてみよう
時計は回って 君を大人にしていく
僕は子供のままで大人になった
心は 体より小さく
体は 心より大きい
そんなところかな
今がいたずらに過ぎて いつか
今日を 懐かしく恥ずかしく思い出すとき
ちょっとだけでも 今日が特別な日になりますように
僕は今日という日を
そして明日という日を
1日も欠かさずに 大切に生きようと 決めた
後悔をしたってかまわない
だけど生きててよかった
その答えに たどり着くために 生きようと決めた。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
耳をすませば 何処からか風の声に混じって聞こえる君の声
ひとつひとつ消えていく明かりを数えて
手のひらに 灯ったぬくもりは
今日が過ぎれば 消えるような
使い捨ての愛には ならないしさせない
365日ずっと 君を僕は思っていて
君は 僕を思っていてくれる
ある瞬間にふっと重なる二人の思い
離ればなれの心と気持ちを線で結ぶ
「今、会いたいと思ったでしょう?」
なんとなく わかるのは気のせいかな
電話の向こうに 涙の君を見つける
夜の街 道路は混雑の模様 空は雨模様
傘を差して 頭上に聴く雨音オーケストラ
人通りを かき分けて寂しさが僕に追い着く
開いた傷痕 そっと隠さないで見せて
魔法は使えないけど 君が悲しんでるなら間違っても僕だけ喜んだりしないから
365日もあるのに何一つ肝心なことは
話せないまま 打ち明けられないまま
下手くそな嘘やごまかしで繕った
急拵えの 優しさは君を傷つけた
君が会いたいときは僕も会いたいと思う
そんな事嘘だけどそうでありたいと思う
嘘の中にちらりと垣間見える小さな本心
1年って長いけどあっという間なんだね
カレンダーにはたくさんの数字が並んでるのに
もう僕らは同じ一年間を何度となく
繰り返してきたんだね
笑った日 泣いた日
喧嘩した日
すれ違った日
すべては思い出せないくらい 思い出があることが 今はとても嬉しい
365日ずっと 君を僕は思っていて
君は 僕を思っていてくれる
ある瞬間にふっと重なる二人の思い
離ればなれの心と気持ちを線で結ぶ
「今、会いたいと思ったでしょう?」
なんとなく わかるのは気のせいかな
電話の向こうに 涙の君を見つける
切る間際になってまだもう少し
話したい 僕がいる。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
数センチほどの落差を 飛び越えて
その先に行きたいよ
強くなれる 僕ならもっと輝ける
こんなところでは終わらない
負けん気が時に弱気になる
強がったって 意地を張ったって
結局は自分との勝負で
諦めるのも諦めないのも自分で
その選択でどうなろうが責任は自分にある
耳に痛い言葉にわかっているさと
知ったかぶりしてきた あとでヤキが回る
スタートラインにいつでも僕は立ってて
今この時もどれだけ走ってるつもりでも
スタートラインはいつも足元に引かれてる
新しい何かに走り出す時 スタートラインは足元に引かれる
夜を明かして 眠気をぶっ飛ばすコーヒー
飲み干したら 目が覚めた気がした
誰かのために 生きたいと思うことと
自分のために生きたいと思うことの間で
僕は いつも 迷いそして悩むんだ
何度も 何度も スタートラインに戻って
初心ってやつを 思い出そうとするんだ
空には 太陽が 自身の重みに耐えかねて
半ば落ちるように たやすく沈んだ
その場所に立つ時僕の心は引き締まる
人は生涯ずっと 半端なままさと 笑ってる
何者にもなれない言い訳に費やした時間
夢の扉に手をかけたままの 心は 開ける勇気を持てない
目を閉じて 思うのは広がるこの夜の中に
どれだけの人の営みがあって
その人たちが隔たりなく幸せである
そんな 確証も保証もない 僕の押し付けがましい 願いは
きれいごとをほざいて 灰皿にもみ消した
スタートラインにいつでも僕は立ってて
今この時もどれだけ走ってるつもりでも
スタートラインはいつも足元に引かれてる
新しい何かに走り出す時 スタートラインは足元に引かれる
いつか 君が再び走り出すのを 待つように。
詩人:IKUMI | [投票][編集] |
キミとの距離は後何センチ?
連絡を遅くしたり、
素っ気なくした本当の理由は…
「感覚的に友達以上になってたんよ。
これはマズいと思ってあぁしたんよ。」
それを聞いた私はポカーンってなった。
私は何かしたのかなとか、
やっぱりあの話しなきゃ良かったとか、
彼女出来たのかなとか思ってたのに。
何、その回答?
意味が分からないよ…
その言葉の意味は何?
「あの告白も間違った。悪ぃ。
間違いってか…悪い。わかんねぇ。」
私は余計に分からないよ。
「お前だって連絡しなくて平気だって
言ったじゃねぇかよ。」
平気な訳ないじゃん。バカ。
「今日体調良いか、悪いかも気になってたし
仕事行ったかとか、何してんだとか、
気になって仕方ねぇ。何お前?笑」
そんなの知らないよ。
私だって気になって気になって
仕方なかったけど引かれたんだと
思ってて、連絡出来なかったんだよ?
「本当…この一か月大丈夫だったか?
あ、大丈夫じゃねぇか。ごめんな?
だから、俺を頼れよ。な?」
…うん。ありがとう。
きっと、キミが恋愛をしない理由は…
自分の親友の為なんだなって思ったよ。
傷付いた親友の為に自分がついてて
あげなきゃ。そう思ってるんだよね?
気付かなかった私を許して。
じゃあ、私はそれを見守りながら
キミとの距離をゆっくり縮めるから。
いつもありがとう。
大好きだよ。