詩人:IKUMI | [投票][編集] |
いきなりキミから連絡が
また来てびっくりした。
もうブロックされてると
思ったから。
あぁ…
私は独りなんかじゃなかった。
声がまた出難くなって
キミに言ったらまた心配をかけて
しまった。
少し電話しよう?
そうラインが来て恐る恐る
電話をした。
「今調べてるんだけど…」
そう言ってこうした方がいいよ、
こう書いてあるからしてみな?
そう言うキミが本当に優しくて…
思わず涙が溢れて笑った。
「お前はもっと周りに頼る事を覚えな?」
そう言ってくれた。
自分を自分で否定するから
辛くなるんだ。
根っから優しい奴なんだから
パンクするの当たり前なんだよ。
そう言われて、本当に涙が溢れた。
散々頼ってきて、頼った時に応えない奴は
ただのゴミだから。
お前は間違ってない。
俺はお前の味方だから。
ただ、あんまり他人に期待をするな。
そう言われて、また涙が溢れて
これでもかって位に泣いた。
ううん、泣けた。
独りなんかじゃないんだ。
本当にそう思ったよ。
恋愛としての愛情じゃなくて
人としての愛情に触れた。
私が求めていたのはきっと
これだったんだ。
ありがとう。
お前の好きなアニメで主人公が
俺は独りじゃ生きていけねぇし、
頼らなきゃ出来ない事たくさんあるんだ。
そう言うだろ?
そいつになるにはそうしなきゃ
いけないんだよ。
そうやって冗談交じりに言って
最後には笑わせてくれる。
本当この人に出会えて良かった。
私はまた人間らしくなれた。
優太と少し似てるようで似てないけど、
大切にしようと本当に誓ったよ。
ありがとう。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
電話やメールだけで 繋がってる関係じゃ
いくらなんでも悲しすぎやしませんか?
今の時代 携帯やスマホは一人ひとつは必ず持っていて
ボタンひとつで 簡単に遠い距離を一瞬で縮めてしまう
会いたいけど会えない 勝手言えばそんな距離でいたいの
電話なんてない時代に行きたい そして
声だけで繋がってると思ってる
僕らに 忘れてる寂しさを教えたい
会うまでは言葉も交わせない切なさは きっと
宝物だと 気付きたい
通信手段は手紙がいい 切手を貼って
ポストに持っていって返事を待つ
それまでは 焦らされながらの忍耐だ
もどかしい気持ちが手紙を楽しみにさせる
どんなことを書こうかな ペンと相談する
会いたいときに会えない そんなすれ違いもたまには必要だよ
会いたいときに会えるなんて退屈だよ
待ち合わせをして時計とにらめっこして
待った?なんて会話もしたいんだよ
やっと会えたときの笑顔は普段は見せられない宝物だと 気付いたよ
もしもしから始まる二人の長い電話
伝わってるかな届いてるかな
電話があっても 気持ちの全ては 届かない
そこが きっと あの頃と変わらないことだよ
会いたいけど会えない 勝手言えばそんな距離でいたいの
電話なんてない時代に行きたい そして
声だけで繋がってると思ってる
僕らに 忘れてる寂しさを教えたい
会うまでは言葉も交わせない切なさは きっと
宝物だと 気付きたい
遠くからでも なんとなくわかるよ
転びそうなくらい 慌てた様子で
走ってくる 世界で一番に大切な人。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
ああ この場所で何度でも 僕は振り返る
惜しむらくは残してきた 家族や
伝えきれない 思いの丈
あさきゆめみし この胸の思いは
ずっと同じページで止まったまま
季節は流れず ずっと動かない世界
止まったままの時計
あの日を指してる。
詩人:IKUMI | [投票][編集] |
自分の気持ちが制御出来ない。
どうしても信用出来ない奴には
攻撃的になってしまう。
噛まれないように逃げて
噛まれそうになったら先に噛む。
まるで一匹狼のように。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
様々な人の物語を 背負うように
安全にあなたを向こうの道に渡すため
名前もない錆びて色褪せた歩道橋
忘れられても泣いたりしない強いやつ
夜でも朝でも夕暮れでも君が渡るのを
何も言わず黙って見ている歩道橋
暗い夜には明かりを灯してくれる
車社会の現代じゃ交通の利便性なんてささやかなものだけど
僕は好きなんだ そんな控えめな君が
これからも使わせてもらうね 歩道橋
車の排気ガスで汚れても
ごみを捨てられても黙って君は
そんな誰だって 隔たりなく 渡らせる
そのための歩道橋 でもがんばり屋さんだ
夜でも朝でも夕暮れでも君が渡るのを
何も言わず黙って見ている歩道橋
暗い夜には明かりを灯してくれる
車社会の現代じゃ交通の利便性なんてささやかなものだけど
僕は好きなんだ そんな控えめな君が
これからも使わせてもらうね 歩道橋。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
夕暮れの道に 影を二つ落として帰る
ひとつは 小さな女の子 ひとつはお母さん
幸せそうに 笑いながら 何かお話してる
その手のひらには きっと愛があって
夕暮れよりも 熱くそして優しく燃えてる
お別れのあと また明日ねって
泣きながら あなたは笑った
明日会える喜びとさよならの悲しみが
混ざりあって 言葉にならない気持ちになる
ただいまとおかえり 世界中でどれだけの人たちが
その素敵な言葉を言い交わしているんだろう
ほらもうこんな時間です 遊んでる手を止めて家に帰ろう
時計は 間違ってないよ まだ遊び足りない君は 賢い言い訳をした
おもちゃのシャベル とつくりかけの砂山
子供は大人より心がきれいだから
今日の別れを 純粋に悲しんでるんだ
家路を歩くお母さんと女の子は
手をつなぎながら今晩の献立考える
ハンバーグだって聞いた女の子は
泣くのをやめて 太陽みたいに 笑った
夜がすぐそこまで 迫ってる空
家まで競争だ ママはわざとゆっくり走る
玄関に到着した女の子に拍手をするの
そんなささやかな今が思い出になるよいつか
明日につながっていく今日の頑張り
ささやかな 努力
小さな蕾みたいな笑顔と 流した涙
その全て
お別れのあと また明日ねって
泣きながら あなたは笑った
明日会える喜びとさよならの悲しみが
混ざりあって 言葉にならない気持ちになる
ただいまとおかえり 世界中でどれだけの人たちが
その素敵な言葉を言い交わしているんだろう。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
今日と同じくらい
明日もいい日で
ありますように
願う声は空に昇る
明日も大好きな人と一緒ならきっと幸せは約束されたようなものでしょう
僕は昨日と同じように花に水をやって
大好きな君と青い空を見上げながら笑う
それだけでいい
そうさ今日より 素晴らしい日はない
いつも今日が一番素晴らしい日だよ
だから 雨上がりにはちゃんと笑って
また笑うために 涙をぬぐう必要がある
笑顔の素敵な君に会いたいなあ
だから、僕は君だけのハンカチになる
あなたの笑顔を
明日も見たいなあ
僕の願いは君の願いだ
二人の願いは夜空の星になる
夜を飾る 星になる
そうさ今日より 素晴らしい日はない
いつも今日が一番素晴らしい日だよ
だから 雨上がりにはちゃんと笑って
また笑うために 涙をぬぐう必要がある
笑顔の素敵な君に会いたいなあ
だから、僕は君だけのハンカチになる
だから、僕は君の 君は僕の全てになる。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
友よ どうしてるかい?随分長いこと
会ってないが 体は万全かい?
僕はというと 仕事がうまくいかなくてね
さっきやめてきたところだよ
やっつけのように貯金をくずして
焼き肉を食べる でもなんでかなあ
涙が 出てくるんだよ
人の幸せを思えるほど 俺は できたやつじゃない
今はそもそもそんな気分でもない
だから 今はひたすら人の悪口陰口 一辺倒
君は こんな僕を軽蔑するだろうか
それならそれでもいいけど
あの頃の僕らを どうか忘れないで
友よ。