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[191818] 365日
詩人:どるとる [投票][編集]


君と肩を並べて歩く毎日は
とてもゆっくりとしたスピードで
メリーゴーランドによく似ているよ

大切な人と過ごす365日もの
膨大な 日々の中でひとつだって同じ今日はない
誕生日は 一年に一度はやって来るけど

繰り返す生き死にの螺旋の渦に巻かれ ある日、産声を上げた

生まれてきた喜びを 生きていくことの苦しさや悲しさを
肌で味わうように 僕は酸いも甘いも味わうよ
でもただひとつ言えることがあるなら
恨み言よりありがとうを 言いたいんだ

幼稚園バスが 家のすぐ前で停まって
降りてくる 幼稚園児がママに手を引かれ
幸せそうになにやらお話をしている

枝につけた 蕾が膨らんで
春になればその蕾が開いて
花になるように 子供は大人になる

気づいたら夢から覚めたようなあっという間の出来事だ

生まれてこれたと喜ぶか 生まれて来てしまったと悔やむか
それだけで見える世界が変わるだろう
時に雨に打たれ寂しさに凍えそうな夜も
君のそばにはいつも優しい人がいる

下書きのままで 途中でほっぽらかしてる夢を
今、もう一度 描いていこう 下手くそだっていい
結果よりも過程が大事
どれだけ頑張れるかが鍵だよ

生まれてきた喜びを 生きていくことの苦しさや悲しさを
肌で味わうように 僕は酸いも甘いも味わうよ
でもただひとつ言えることがあるなら
恨み言よりありがとうを 言いたいんだ

罵詈雑言より愛を 言葉にしたいんだ。

2016/05/31 19:42



[191816] 365日
詩人:どるとる [投票][編集]


ゴンドラに乗って高い空から見下ろした街はジオラマ

一周数分程度なのになんだか長く感じるのはなぜだろう

手のひらに走る運命線が短い
そんなこと気にせずにいよう
大事なのは二人の気持ちが
運命なんて曖昧なものに
左右されるほど 半端なものじゃないこと

またひとつ 花を咲かせては
散らせていく 巡る季節の真ん中で

何かを失い 何かを手にして
残されたものが 今の僕のすべてだ

1年は365日もある 長いような短いような1年だ

歩くスピードやペースに関わらず 同じ速さで過ぎてく

出会いと別れの季節などない
いつだって 出会いと別れの連続だ
ドラマみたいに 脚本がある訳じゃない
だから、ロマンチックな恋なんて
鼻で笑われてしまうだろう
それではあまりにつまらない

時計をするのは嫌いなんだ
時間にばかり気をとられてしまうから

永遠を生きてるくらいに思いたい
その一瞬に 永遠はそっと 輝いてる

そして いつかゴンドラが地上に着いて
僕らを乗せた時間もようやく終わって
お疲れ様と 互いに笑いあう日には
今までのどんな時間より大切な時間が待っている

またひとつ 花を咲かせては
散らせていく 巡る季節の真ん中で

何かを失い 何かを手にして
残されたものが 今の僕のすべてだ。

2016/05/31 12:39



[191815] 手紙
詩人:どるとる [投票][編集]


カレンダーの日付を物憂げに見つめてる
赤い丸印をつけた日付まではまだ遠い

たまの電話も寂しさを助長するだけ
会いたいって気持ちはかき消せない

僕の街は今日もあいにくの雨で
普段なら見えるはずの東京タワーも見えない

誰かと会話をしたければ
メールでもいいのに
まだまだこんなに時代が 流れても
ふれられる距離にいたいと思う

せめてもの悪あがきみたいに
会えない日々の寂しさを
手紙に書いてみるんだ
弱音だって 伝えたい
強がりだって 伝えたい
白い紙に涙が落ちた
インクのにじんだ文字 会いたいって思わず書きそうになってしまうくらいは 許してよ

距離にしたってちょっと電車賃を出せば
行けない距離じゃないのに会えないよ

会いたい理由を探すけど
いつの間にか会えない理由を探してる

忙しさに勝てない 真面目な僕が
少しでも 不真面目になれたらいいなって思う

同じ空を 見上げて同じ月を見てても
同じ気持ちにはなれそうもないよ
離れているぶんだけあまりに不自由だ

電話の向こうに イメージしてる君は
笑っているの?泣いているの?
出そうとしてやめた手紙だけど
今の僕らには気持ちを伝える手段は
悲しいほど これくらいしかないの
ちょっとした悲しさだったり寂しさが
文字の向こうに見えたならいいな

魔法も使えない 僕らには これが精一杯
一歩一歩近づいていく 距離を繋げていく気の遠くなるほどの作業

せめてもの悪あがきみたいに
会えない日々の寂しさを
手紙に書いてみるんだ
弱音だって 伝えたい
強がりだって 伝えたい
白い紙に涙が落ちた
インクのにじんだ文字 会いたいって思わず書きそうになってしまうくらいは 許してよ。

2016/05/31 12:17



[191814] バトンリレー
詩人:どるとる [投票][編集]


僕の手よりひとまわり小さな君の手が
考えるよりも先に動くから 空回り

そこには計算なんてないんだと思う
だから決まった答えなんてないんだよ

不器用さを言い訳に遠ざけてた気持ちを
せめて紙の上に 書き起こそう

それは思いを 言葉にする作業
離ればなれの気持ちをつなぐリレー

バトンを落とさないように走る
明日に手渡すまでが僕の役目だ

あと少し もう少し強くなりたい僕が
ゴールテープを切る瞬間思いは届く

「好き」それだけの思いを届けるために
走者は 果てしないゴールを目指すんだ。

2016/05/31 07:45



[191812] 365日
詩人:どるとる [投票][編集]


答えのない毎日なら それでもいいや
とりあえず 腹ごしらえだ
抱えきれない涙は
ポケットにでもしまえばいいや
何はなくとも 命拾いしてる

見上げた空は 手を伸ばしても
届かないくらい高くて 果てしない

一年間を単純計算したら365日もある
長いのか短いのかどっちなんだろう

気づけばいつも始まって 気づけばいつも終わってる

僕は何をしていただろう 何かを成し遂げたかな
いまいち覚えてないや

それでも手にした この気持ちは
明日の僕を 間違いなく変えていく。

2016/05/30 12:39

[191811] 
詩人:どるとる [投票][編集]


見慣れた街の風景を窓越しに眺めながら
君のことをこっそり思ったりしたよ

ポケットに入れた思い出のいくつかを
引き出しの奥に隠している

「生きている意味を簡潔に答えなさい」
宛もなく 答えのない問いかけに悩まされ
いつまでも空欄のまま 飛ばしてる
いつか答えを出せるかな 出せるといいな

なんのために生きているかなんて
誰にもわからない

だから、取って付けたようにそれらしい意味を抱えてる
誰かのためにって誰のためなんだろう
何かのためにって何のためなんだろう
人を殺めた人の言い訳みたいに
ごまかすためにでっち上げたその場しのぎの嘘だ。

2016/05/30 12:29



[191810] そう遠くない未来
詩人:どるとる [投票][編集]


空から吐き出された 雨が 道に刻む足跡 水溜まりを一息で飛び越える
その先に何があるのだろう

大きな口を開けてあくびをしたら
僕のが移ったのかな君も あくびをした

まだまだ ぼんやりとした覚悟
名前もない 気持ちを抱えてる

今にも消えてしまいそうな思いは
やがてそう遠くない未来で

投げたボールが戻ってくるようにさ
君の手に そっと返るだろう。

2016/05/30 12:18



[191809] エブリデイ
詩人:どるとる [投票][編集]


同じような 見慣れた街の風景を
追い越してく 電車は宛もなく

レールに沿って 思い出に手を振る
今日の悲しみと昨日の後悔と
少しの 喜びを 思い出しながら

白い息が 途切れるまもなく
吸い込んだ 切なさとか
この街のどうにも慣れない人懐っこさに

言葉にもならないくらい
支えられているのに
いかんせん素直になれずまた
下手くそな強がりで隠してる
赤く染めた頬
恥ずかしながら 僕は思うよりずっと愛されている

ただいたずらに過ぎる時間がある
飽きることもなく繰り返す毎日はまるで

24時間営業のコンビニのようで笑えるな
カメラの代わりにまばたきのシャッターが降りて 今を記憶に焼き付ける

幸せなんてものがもしもこの世界にあるなら
今すぐ見せてほしいよ
いつの日か出会えるかな心から愛せる人に

ページはめくられていく
見えざる何者かの手で

やっと見つけた 僕の居場所
泣いたり笑ったりするだけの毎日
たまの喧嘩も愛しい
言えずにいた 言葉が今涙と一緒に 吐き出された

例えばひとつだけ望みが叶うなら
誰かを 愛したい
そして同じくらい
誰かに愛されたい
それだけを 願うよ

白い息が 途切れるまもなく
吸い込んだ 切なさとか
この街のどうにも慣れない人懐っこさに

言葉にもならないくらい
支えられているのに
いかんせん素直になれずまた
下手くそな強がりで隠してる
赤く染めた頬
恥ずかしながら 僕は思うよりずっと愛されている。

2016/05/30 12:10



[191808] 断った理由
詩人:IKUMI [投票][編集]


あなたに告白されて
断った私。



理由はね?



あなたが分からなくなってしまったの。



私がいくら告白してぶつかっても
あなたは頑なに断った。



なのに…
いきなりあんなラインしてきた。



本当は好きだった。
けど俺じゃダメだと思ったんよね。



ごめんね。
もう今更なんだ。


冷めちゃったの。
あなたが分からな過ぎて。



傷付いたあなただから
こんな気持ちじゃ付き合えないの。



だから…
ごめんなさい。



少し遅過ぎた。



タイミングが悪かった。



ただそれだけだよ。

2016/05/30 10:40



[191807] 明日会いに行きます
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]

あなたは本当に超人的ですね
僕は旅支度をしたり
現実的なことだけで結構手一杯なのに
あなたは現実が超多忙でも
普段とそれほど変わらずに
夢をみる時間をちゃんと確保しているように見受けられる
それは凄いことですね
本当にあなたは超人です

2016/05/30 01:00
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