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[191894] その手ににぎられた物語
詩人:どるとる [投票][編集]


まぶたにぼうっと浮かんだ影を
誰もがぬぐいきれずに抱えてんだ

今日も流されていく 容赦なく人混みに
どこに行くんだろう 行き先はいつも宛もない道程

風が吹いていく先をただ目で追いかけて
立ち止まった道 見上げる空 暮れていくよ

愛してるの言葉より
ただそばにいてほしいと願う僕の心は
きっと欲がないんだろう でも
それ以上望んだら
歯止めが利かなくなるんだ
ここら辺がちょうどいいライン

そしていつの日か今日という日を
思い出して 涙ぐめるのなら 本望
少しでも 笑えるような思い出があればいい

掴んだまま離さない手の中に ギュッと
光を閉じ込めて 宇宙を想像しよう

勿体ぶってたけど 今こそ使おう
いつだって他人には左右されない
独裁者も顔負けの わがままな本性で

牙を抱いた 獣のように 本能の赴くままに 生きれたら いいのになあ

父親と母親と子供の三人家族が
河辺を手をつなぎ歩いている
幸せとは 本来こういうありふれている ものを言うんだろう
でも そんな幸せより 欲に目が眩むのが人間らしくて

握ってくれるあたたかな手を 引き離して 気づくと人生をお金で勘定している

その手にある 小さな小さな物語は
始まりも終わりもなくただ続いてく
誰かが本を読むのを待つように
羊膜に包まれた柔らかなベッドで
寝息を立てながら待っているよ

愛してるの言葉より
ただそばにいてほしいと願う僕の心は
きっと欲がないんだろう でも
それ以上望んだら
歯止めが利かなくなるんだ
ここら辺がちょうどいいライン

そしていつの日か今日という日を
思い出して 涙ぐめるのなら 本望
少しでも 笑えるような思い出があればいい

そしてただ一人の誰かを愛し
その人に 愛されればいいよ。

2016/06/10 18:02



[191893] HOME
詩人:どるとる [投票][編集]


僕はあなたの手を離れ一人で歩いてく
もう泣くことも笑うことも一人で出来る

誰かに笑われても冷たい風が吹いても
あなたとの思い出が僕にはあるから

あなたの笑った顔を思い出してみるとき
僕は悲しいことなんて忘れてしまうよ

暮れていく空の色が 淡い橙に滲んだら
まっすぐ帰ろう 明かりを灯したあの家へ

僕が 見たもの聞いたもの そのすべてが
思い出なら きっと歳をとることも幸せだ

目を閉じてつくる スクリーンに映る
大切な場面消えないように 刻むから

あなたのくれたその手の温もりは
今もまだ この手のひらに残ってる

ビルの間に沈んでいく夕日が夜を呼ぶ
月がきれいだね 黄金色に 輝いている

忘れられない 思い出もいつかは
僕の記憶から 消えてしまうかな

たとえばそんな悲しい日が来ても
僕は そんな先のことより今を見つめて

下手くそだってね歩いていけるよ
君と僕との旅に 先を急ぐ理由は必要ない

あなたの笑った顔を思い出してみるとき
僕は悲しいことなんて忘れてしまうよ

暮れていく空の色が 淡い橙に滲んだら
まっすぐ帰ろう 明かりを灯したあの家へ

「ただいま おかえり」
今日も交わす言葉
明日に バトンをつなげていくよ。

2016/06/10 17:47



[191892] ムーンウォーク
詩人:どるとる [投票][編集]


空気の椅子を 作りまして
そこに 思想を座らせる
涙目のうさぎは亀にいう
映画のラストを語るように

おとぎ話なら 血潮も可愛いだろう
でも残念ながらこれは現実なのです

倒置法で語る 小説の 置き手紙のように
用意された憎い 付せんの数々

僕らは ただ歌う 思い思いの物語の 喜びや悲しみの 色や形を

そして ほら君を縛る掟は見えない
自由気ままに空も飛べる
誰かが 手を加えた既成の世界は
今、静かに幕を降ろして
今、君の瞳に月が昇る。

2016/06/10 15:12



[191891] 上辺だけの付き合い。
詩人:IKUMI [投票][編集]

友達って何?



ただお互いに暇つぶしに必要な存在?

お互いがお互いに利用する存在?



段々そう思えてきた。



助けて。と言われれば
幾度となく親身になって話を聞いた。



相談があるんだけど。と言われれば
長電話になって一緒に考えた。



でも…



いざ自分が助けてと、相談があるんだけどと
言えば誰も聞いてはくれない。



ねぇ…



私はあなた達にとってどんな存在
なんですか?



だから、もう上辺だけの付き合いで
構わないよ。



疲れちゃったよ。



友達も恋人も上辺だけの付き合いで
もう構わない。



信用しても助けてもこれなら
必要ないと思う。



それに…



自分勝手なあなた達を見てると
吐き気がする。



あぁ、また利用されたんだと。



彼女や彼氏に夢中な友達。
仕事が忙しい友達。



私はそんな中でもちゃんと
応えていたじゃない…



私がそうすれば
どうして?自分勝手と思う癖に…



もうウンザリだ。



要らない。



要らないよ。

2016/06/10 03:15



[191890] 嘘つき
詩人:ゆなぎ [投票][編集]


もう、眠りについてもいいかい?
ダメだよ。まだ。

そう、神様が嘯く。

もう、終わりにしてもいいかい?
ダメだよ。あと少し。

そう、誰かが嘯く。

あとどれだけの、私をコロして
あとどれだけの、嘘を重ねて

眠りたいと叫ぶ心に
生きたいを重ねるのだろう。

呼吸を止めて、それでも
朝はくる。夜は堕ちる。

目を閉じても、耳を塞いでも
私は、私でいなきゃいけないのなら

私は私をコロして
生きたいを重ねて
まだダメよ。と嘯く。

2016/06/10 01:56

[191889] さよならの距離
詩人:どるとる [投票][編集]


歩道橋から見下ろして見える町
夕暮れの空に 浮かんで消える涙

大切なのは積み重ねた思い出かい
まだ消えない痛みを残したままで

開いた手のひらにそっと咲いた花
風が運んできたのさ

この町の光と影
僕と君の間の距離
埋めるのはなんだろう。

2016/06/09 23:17



[191888] ありがとう
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]

産まれてきてくれて
私と出会ってくれて
ありがとう

人を信じたいのに
信じられなくて
大人たちに頼っても
無駄だと諦めていた

そんな冷めた心に
優しい暖かさをくれた

貴方は良い人
とても良い人


産まれてきてくれて
私と出会ってくれて
ありがとう


周りに愛嬌を振りまいて
良い子のフリをしながら
愛情なんてくだらないと
心底思ってた


そんな心ない私に
日だまりの笑顔をくれた

貴方との日々の中で
自分が少しずつ
変わりつつあることを
実感していたよ

貴方には人を
変えられるだけの
優しさがある


ちょっとしたすれ違い
ボタンの掛け違いの様な
ほんの些細な出来事だった


頑固で疑り深くって臆病で

愛されることの
温かさを知ると
そのぶん失うのが
怖くなる

臆病だから
失う前に壊してしまう

似たもの同士の
二人だったね


近づきすぎて
傷つきすぎて
信じ合えない


優しさや誠意だと
分かっていても


今なら
穏やかな気持ちで
言えるよ


「ありがとう」って


だからお願い


「いつ死んだっていいんだ。オマケの人生だから」


なんて言わないで


貴方には
悲しんでくれる人が居る
貴方の存在を
大切に思う人が居るのだから


産まれてきてくれて
私と出会ってくれて
ありがとう


今思えば貴方との
どんな出来事も
大切な大切な
私だけの宝物でした

2016/06/09 22:46



[191886] 理由は不透明
詩人:高級スプーン似 [投票][編集]

名前を下さい
透明な存在に名前を下さい
教室に
街中に
会社に
家庭内に
社会の片隅に
またはお前の背景に
溶け込んでいるのに
ねえ こっちを向いてよ

何をすればいい
何を為出かせばいい?

もういいかい
まあだだよ
探してくれる人など
誰もいない
いないいないばあ
隠れるのはもうよそう
もういいよ
はやく見つけてよ
お願いします
名前を下さい
透明な存在に名前を下さい

大事な存在に危害が及べば
気付いてくれますか
反社会的な行動をすれば
社会的に承認してくれますか
この透明な存在を


 醜悪な毒虫の背中が割れて
 顕現するのは家鴨か白鳥か
 未だ割れない背中を
 鏡越しに眺めては嘆息する日々
 息も絶え絶え息苦しいのに
 息絶えない死に損ない
 報われない
 罅割れないから
 生まれ変わることが出来ない
 醜悪で透明な存在には
 未だ名前が無い



静かに立っているだけでは
気付かれないのかもしれない
頭の中では
堪え難い苦しみに
のたうち回っている
振り向いてくれるだけでいい
それだけのことが
どうして出来ないんだよお前は

名前を下さい
透明な存在に名前を!





2016/06/09 03:54



[191882] 炭酸麦茶
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]


ビールの匂い
それは貴方の匂い
貴方と出会う前は
あの匂いが大嫌いだった

私はお酒が苦手だったし
人の酒臭さも苦手だった

でも貴方との時間を
過ごしてみて
全てが変わったの


貴方に後ろから
包まれたときに香る
ふわっとしたアルコールの匂い
ドキドキと凄い安心感

貴方は警戒心の強い人だから
信頼できて安心できて
楽しく美味しく飲める人の前でしか
お酒を口にしなかった

だから私の前で
ビールのビンや缶を
何本も空けてるのを見たとき
心を許してくれているんだなって
すごく嬉しかった


ある日、貴方は
私の前でお酒を
口にしなくなった

あの日からだ…
二人の関係も
おかしくなったのは

友情とか愛情とかじゃない
信頼と絆に亀裂が入ったんだ


「信頼とかどうでもいい」タイプで「人を信じない」貴方が
私を信じてくれたこと
この想いを 気持ちを
大切にしたかったよ


今までごめんね
そして、少しの間だけでも
私を信じてくれたこと
ずっと忘れないよ


一生信じて…
何があっても
貴方にとって
疑念でしかない私でも
ずっと信じて…
なんて乱暴なことは
言わないから

少しのあいだ
一瞬のことだったとしても
貴方は私を信じてくれた

その事実だけで充分
その信頼と絆は
一瞬のことだったとしても
その出来事は私にとって
一生の宝物

2016/06/08 01:05



[191881] 雨粒の向こう側
詩人:里雨夜 [投票][編集]

屋根を叩く無数の雨粒は

リズミカルな音色でダンスを踊っている


アスファルトを濡らす雨粒は

静寂を際立てて哀しみを包み込んでくれる


青空に降る雨は

陽射しを受けて七色の橋をかけてくれる


鼻唄も涙も願いも

知っているのは雨粒だけ

2016/06/09 22:58
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