ホーム > 詩人の部屋 > 新着順表示

新着順表示  〜 新着順に10件ずつを表示しています 〜


[191721] 置き去りの存在。
詩人:もとり [投票][編集]




中途半端な関係

何も言えない立場

曖昧に濁した本音


不満や不安を内包しても

決して埋まらない孤独感



望めない先の未来

白紙のままの遠い約束

積み重なった現実問題


黒く、黒く塗りつぶす心模様




居ても居なくても同じなら

私の居る意味なんて何も無い


所詮 同情で

惰性で此処まで来ただけ


貴方を待つ時間も

一緒に居る時間も

傷ついて辛くなるだけならば

いっそのこと手放してくれたらいいのに



好きってなんだろうか

これが 好き の成れの果てなら

私はもう何も望めない



両想いである筈なのに

一方通行状態の片想いは

きっと悲しい結末に向かっていく


それはきっと初めから

決められていた予定調和なんだろう



2016/05/19 23:10



[191720] 小さな片思い。
詩人:IKUMI [投票][編集]


あなたから少し離れる事にしたよ。



好きだけど今は…
今までみたいにいれない。



信用するのが怖くなってしまった。



「好き」の気持ちが怖くなってしまった。



あなたは私一人いなくなっても
平気だと思うから。



弱くてごめんなさい。



けど…今の私には立ち向かう勇気が
全くないの。



だから距離置いた方がいいんだよ。



あなたと向き合うことが
怖くなってしまったの。



やっぱり少女マンガみたいに
上手くは行かないね。



頼ってばかりいる自分が
嫌になってしまった。



だから、あなたを避けた。



それと同時に怖くなってしまった。



だから少し離れるね?



弱くてごめんなさい。

2016/05/19 23:06



[191719] ムゲン
詩人:どるとる [投票][編集]


見え透いた嘘にただ騙されて
君はたったひとつの空を
見上げながら 見下ろしながら

下手くそな歌を 君に歌おう
僕ができる精一杯のこと

風が連れてきた 見知らぬ物語が
君に手招きしてる

さあ迷わずに 笑ってみてごらん
君らしくなんてなくてもいい

無限に続く空と地平が抱きあうとき
生まれる朝に 宛もなくあくびをひとつ。

2016/05/19 18:57



[191718] 無題
詩人:どるとる [投票][編集]


何処までも伸びた道を僕は行こう 君と行こう

終わらない ものなんてないのさって君は笑うけど

徒然なるままに 積み重ねてきたすべて
あらゆる ものの足許に揺れる 影に歌う

まぶしい太陽をその背中に背負って
連れてきたんだよ とびきりの朝を。

2016/05/19 18:52



[191717] 言いそびれた言葉の二文字。
詩人:IKUMI [投票][編集]


あの時気付けたなら
お前はなんて言ってくれた?



私の言いそびれた言葉を
ちゃんと伝えていたなら…
お前は喜んでくれた?



あの頃の私達は幼過ぎた。



今ならちゃんと分かるのに…
何でかなぁ。



どうしてあの時にちゃんと
出来なかったんだろ。



止めた想いと止まらない時間。



私だけが老いていく。



変わらない想いと変わり行く景色。



あの頃にあった建物、景色が
無くなってるよ。



ねぇ…



私はどうしたらいい?



お前にただ…



「好き」



を伝えたいだけなのに。

2016/05/19 16:36

[191715] 映画は終わった
詩人:どるとる [投票][編集]


世界は終わった
すべてが終わった
世界は終わった
すべてが終わった
世界は終わった
すべてが終わった

終わった 終わった
空も 海も
悲しみも 喜びも
誰かの涙も笑顔も

そして 映画は終わった
エンドロールの雨が流した言葉

街に突き刺さる
痛みはいつか
優しさに 変わる

そして始まる
新しい世界。

2016/05/19 15:04



[191714] 元には戻らない。
詩人:IKUMI [投票][編集]


昨日過去を一つ一つ思い出した。



本当にあの頃の自分が嫌い。



あの時優太は生きていたのに。



あいつの苦しみを早く気付いていれば
今違ったかもしれないのに。



生きて私のそばで笑っていたかも
しれないのに。



何故、自分の気持ちに気付かなかった?



どこまで私は鈍いのだろうか。



いくら優太が幸せになれと言っても
神様は許してはくれない。



あの日々の傷は今も痛んでる。



どんなに悔やんでも
もう、元には戻らない。



優太は戻らない。



私が殺してしまった…



ごめんなさい…

2016/05/19 10:20



[191711] 枯渇
詩人:しゅんすけ [投票][編集]

私が少年だったころ

世間とか言う得体の知れないものは就職氷河期とか言っていた

切れる18才と同じく18才だった私は切れる理由を探すために街に出た

賢いとかバカだとか

他人の評価でしかないことのために真剣になるのがバカらしく感じてもいた

恥ずかしい過去ではあるがそれらがかっこいいとさえ思っていた

結局就職は一回しかしなかったが人の親になってそれなりに平和に暮らしている

正直な話、社会とか、世間とか、世界とか、そういう実態のないものを刷り込まれて

心底それに怯えていた

恨むわけじゃない、ただ、頭が悪かったのだろう

なるべく小さな幸せとなるべく小さな不幸せ

なるべくいっぱい集めよう

なんて真剣に歌った時には気づかなかった事が

ほんとはちゃんとした幸せで

そんなくそつまんないもんなんだって事が

最近は妙に笑えたりもする


そんなもんかねえ

人生って

2016/05/18 00:59



[191710] 平均台を歩くように
詩人:里雨夜 [投票][編集]


日中
世界を太陽が照らすとき
僕は猫をかぶり
社会にとって人畜無害であろうとする


空で月が輝くとき
僕は名を変えて
言葉を紡ぎ詩をうたう

どちらも僕で
どちらも必要で

きっとバランスを取りながら
みんな生きているんだ

2016/05/17 22:31



[191708] 雲よ
詩人:どるとる [投票][編集]


この道はどこまで 続いているんだろう

見上げた空は 晴れて 太陽眩しくて振り返れば懐かしくて

明日の天気を知りたくて 下駄を投げて占う

流れる 雲よ おまえはどこまで行くのかい

泣いて 笑って また泣いて
毎日は 過ぎていく

平凡が 一番さ
そんなこと 思いながら今日も 生きてる

明日の次は明後日と誰が決めたんだろう

暦の上を行ったり来たり また振り出しから

君の名前を 知りたくて 声を束ねて 歌を作ったよ

この口笛はどこまで届いてゆくのだろう

風は どこに向かって吹いてゆくのだろう

夢を手のひらにのせて
くばって 歩こう 誰かが笑えるように

物語の上を歩いてるあらすじ
いつか知る終わりを気にもせず

ただ雲のように命終わるその時も
笑っていられたらいいなと 思う

流れる 雲よ おまえはどこまで行くのかい

泣いて 笑って また泣いて
毎日は 過ぎていく

平凡が 一番さ
そんなこと 思いながら今日も 生きてる。

2016/05/16 20:24
5197件中 (3711-3720) [ << 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 >> ... 520
- 詩人の部屋 -