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[191671] あしあと
詩人:里雨夜 [投票][編集]


波にさらわれ消えると分かっていても

波打ち際の砂上を歩く

実世界に痕跡が残せなくても

実体のない世界で文字を綴る


大勢でなくても誰かの心に残るように

紡いだ詩に願いを込めて



朝になれば何食わぬ顔で今日を歩く

2016/05/12 22:04



[191670] ただいま
詩人:どるとる [投票][編集]


お母さんと子供が手をつないで帰る
幸せのイメージはいつでも変わらない

夕暮れの街 あの夕日が沈むまでに
お家に帰ろう 今夜はハンバーグだよ

どこにあるだろう この世界で僕が
まっすぐに帰りたいと思う場所は

どんなに悲しい日でも会いたいと思う
そんな人が僕を待っていてくれる幸せ

ただいまを言うときありがとうも言おう
ついでに愛してるなんて言ってみよう

あなたの笑顔を思いながら
歩道橋を渡って つないだ手のぬくもりを

この手のひらに思い出しながら
思うのは思い出せる記憶がある幸せ

雨の日でも 晴れた日でも君が笑えば
心は 晴れるよだからまた笑ってよ

幸せとは きっと手を伸ばせば届く場所にある
だけどあまりに近くにあるために 気づかないんだなあ

どこにあるだろう この世界で僕が
まっすぐに帰りたいと思う場所は

どんなに悲しい日でも会いたいと思う
そんな人が僕を待っていてくれる幸せ

今日も日が暮れるよ
一番会いたい人はもういない

空に描く 君の笑顔
ただいまは僕にとって 少しだけ 悲しい言葉だ。

2016/05/12 20:57



[191668] 青春とロックンロールの日々
詩人:どるとる [投票][編集]


12の頃に聴いた ロックンロールが僕の心に がっつりはまった

青春のページの上に降る雨なんかは
涙と鼻水で ぐちゃぐちゃになった

駆け出そうか 天気なんかは関係ないや
自転車一台あれば世界旅行もできるよ

ブリキの翼で 今君に会いに行くから
夜が明けるまで待っててね

青春は ただいたずらに過ぎた
オナニーとアコースティックギター

夏が来て 頭の中も曖昧になって
テレビでやってた ミュージシャン特集

あんな歌 僕にだって歌えると思ってた

12の頃に出会ったすべてが僕のすべてだ

あのロックンロールが僕の心に 光を差した

青春のページの上に降る雨なんかは
涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった

愛するあの子の裸ばかり考えてたら大人になっちまっただけ

ろくでもない大人になっちまっただけ。

2016/05/12 18:37



[191667] バースデー
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]


大きなバースデーケーキより
綺麗な花束より

どんなプレゼントより

貴方がいい
貴方に会いたい
貴方の笑顔が見たい


もう二度と
戻ってこないと
知りながら
そんなことを思う
25の昼下がり


2016/05/12 15:23



[191666] 正しい道
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]

勇気を持って愛を形にして残そう
君の言葉が胸を刺した
そうだ
もしも気持ちが本物であれば
遠慮する必要はない
自分は正当なことをしている
やましいことは何もない
そのことに自信があるのなら
恥ずかしがることはない
これは本物なのか?
それを迷うことはあっても
気持ちが本物ならば
その正当性を主張しよう
それが正しい生き方

2016/05/12 12:22

[191665] 夜明け
詩人:どるとる [投票][編集]


夜明けの街に太陽が急接近
今にも 頭の上に落ちてきそうだ

「風になる」って決めから

駆け出すスピードで飛ばしてく景色

あっという間に 夜は明けてしまった

君のせいだよ笑ってないで

今にも途切れそうな言葉をつなげて

いつの間にか 出来た継ぎ接ぎのメロディ

拙い言葉だって 針みたいに突き刺さる

ポストに 手紙のように送るメッセージ

君に届きますようにって歌うよ。

2016/05/12 12:17



[191664] 産声はケセラセラ
詩人:どるとる [投票][編集]


白紙のままのページに落ちた色と音
つま先からの ジャンプスタート 失敗

歌おう笑おう泣こう 導かれるように
引き合わせられるように 運命が動き出す

ケセラセラって 歌いたい 気分を
消させないで 今だけは
何の邪魔も しないで 思い込みでも空は晴れるよ

踏み出した 足音が世界に新しい
命の産声を 夜明けに鳴らしたら

その音を合図に僕も君に歌うよ
生まれてきてくれたお礼に。

2016/05/12 12:09



[191663] 後味
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]

菓子のように甘かった
夢のようにふわりとしていた
夢も現実も
こりゃ、あまり違いはないね
後味はいい恋だった
失恋したとかどうでもいい気になって
僕ら笑った
風の中
笑い声がこだました

2016/05/12 11:25



[191662] 素魔法(スマホ)
詩人:ニライカ [投票][編集]

平面上ではこんなに話題が絶え間無いのに
君の前では黙ってしまう

指をなぞれば
君への想いが溢れて来るのに
上手く言えないから
消去

直線なLINEに沿った繋がりを求めている訳じゃない
複雑だって良いんだ
表情や声
文字に惑わされない
気持ちを繋げたい

ほら又指をなぞっては気持ちを確信する
素直な想いを君へ届けたい
繋げたいのは電波じゃないから

最初の大きな一歩
『君が好き』

2016/05/13 19:53



[191660] 白紙
詩人:たかし ふゆ [投票][編集]

空白が続いている

時間だけが流れている
決して待たない
時も
人も

雨の音を聞き
梅雨の気配を香り
付き合い始めてから最初の一ヶ月を迎えようとしている

物語は突然始まる
誰も予測など出来ない

白紙が小刻みに揺れる
小走りで工場を駆け抜け
あの人が車中で待つ
木曜日の真夜中へと

2016/05/12 05:28
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