| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
遠く離れた 君にメールを書いて送る
君は笑ってくれるかな僕の返事に
暫く会っていませんがそちらはおかわりございませんか?
さみしいよなんて弱音もはみ出してしまいそうさ
お得意の冗談で笑い飛ばしてよこんなときこそ
眠れない夜 月が雲にかかって 見えなくなった
会いたい気持ちが 膨らむほど
無理を承知で 会いたくなるんだ
あなたの顔 思い浮かべるといつも即席のイメージだからすぐに消えてしまう
部屋を掃除して洗濯物干して それだけで
日は暮れてしまう やることは単調なのに
意外と 疲れていたよ 風呂に浸かるのが 一番の楽しみで幸せだった
自分で作った 手料理は不味くて 君の料理に負けてなかった
人のことちっとも言えないね 大きさの違う下手くそな野菜炒め
喧嘩も出来ないことが こんなにも辛いなんてね皮肉なもんだね
いくら謝っても 足らないほど迷惑かけたね 今さらあなたが大きく見える
あの日の 君の涙
そのあとのまぶしい笑顔
ひとつひとつ 思い出していた
写真には 閉じ込められない
形に出来ない 喜び 悲しみ
言葉にも出来ない 愛しさ
言えないままの 愛してる
いつか 届けたいなあ
会いたい気持ちが 膨らむほど
無理を承知で 会いたくなるんだ
あなたの顔 思い浮かべるといつも即席のイメージだからすぐに消えてしまう。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
振り出しに戻って また僕は 同じところをぐるぐる回って
迷わせるつもりもない道に迷わされている
ルールとか掟になるべく縛られたくなくて
流れるプールに 逆らうように 世の中に抗っていたら
一人ぼっちになってしまった
見上げた空に 星を探す夜は 長く朝を遠ざけた
煙草ばかりが 増えて 健康診断に引っ掛かる
愛のなさに気づいた彼女と 別れた日
案外傷ついたのを ごまかすように
好きでもない人に好きと言ったり
そうでもないのに その気にさせたり
君も大概だが僕も大概だなあ。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
暫くはそのニュースで持ちきりだった
来週、流星群が何十年ぶりかに見られるらしい
みんなで 計画して見に行こうって約束まで交わした
望遠鏡から 覗いたいつもの夜空が
まるで夢の世界のように 見えたよ
僕らは大袈裟なまでに 下らないことで
笑いあって 挙げ句抱きあって
手を上げて はしゃいだ あの日のこと
大人になっても忘れないでね
いくつもの宝石が散らばった 流星群の夜
余計な言葉は僕らの間にいらなかった
なぜかわけもなく眠れないでいた夏の夜は寝苦しい 頼みの扇風機空回り
オープンカー 風を切って 走る 青い空があんなに 青い
理由なんて 多分いらないんだよ
笑えればそれで どうでも良くなるから
誰が言うでもなく 集まって いつものように 飲んで騒いで 夜を明かした
ただ飲み明かす為の口実が欲しかった
いくらでも幸せになれた単純な程にさ
弧を描き尾を引く シューティングスター
最早一番手がどの星かもわからない
振り子の軌道を 描いて
行ったり来たりするだけの時間が
変わらない 夏の日々に落ちた陽射しが
ゆるやかな 坂道を下っていって
気づけば みんなそれぞれの道を 選んで別れていった
一人あぶれたようにたたずむ僕は 探してた
抱えすぎた思い出を 仕舞う場所を
あるいは 捨て去る場所を
僕らは大袈裟なまでに 下らないことで
笑いあって 挙げ句抱きあって
手を上げて はしゃいだ あの日のこと
大人になっても忘れないでね
いくつもの宝石が散らばった 流星群の夜
余計な言葉は僕らの間にいらなかった。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
ページをめくって指先で操るように
物語のあらすじをたどってゆく
活字の 海を疲れ果てるまで泳いだら
岸に這い上がって本を仕舞う
時計は 言葉を知らないから
命の大切さを教えてくれない
だから痛みを持って 知るんだよ
突き刺さるように雨が 空から降って
僕に残された一分一秒を 水に流してゆく
気づけばもう半分近くを切っている
空白のページに 記されてゆく足跡
その先へ 物語をつなげてゆく
万年筆で 原稿にインクをにじませて
小説家が空想の 物語を 綴ってく
悲しみも作り物なら涙も偽物だ
だけど血潮さえ生々しい世界だ
引き出しにしまったままの陽射し
見て見ぬふりしてる誰かの死
真夏日のデイドリーム
刻々と流れてく百年にも渡る時間
最後は泡のように消えてしまうのに
人は形あるものを手にしたがるよ
ふとふれたときの 温もりに溺れたい
重ねたその手に未来を見ているんだ
少しずつ なくしてゆく 若さだったり
衰えてゆく 物覚え
挙げたらきりがない
それより 残されたものを 覚えていたい
明日世界が 終わるとしても あなたが
笑ってくれるなら僕はそれでいい
そう思うこの気持ちが僕の今のすべて
突き刺さるように雨が 空から降って
僕に残された一分一秒を 水に流してゆく
気づけばもう半分近くを切っている
空白のページに 記されてゆく足跡
その先へ 物語をつなげてゆく
いつか到達するであろう明日まで
捲る アナザーページ。
| 詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
眠い眠すぎる…
日常がつまらなくて
眠くなる
休みの日くらい
休みなさい
休みの日くらい
自分のしたい事をしなさい
自分のしたいことが
仕事になってしまった
なんて贅沢な悩みなんだろう
煌びやかな衣装に
豪華な舞台セット
大きなホールが
社交界の場と化す
そんななか
大勢の観客の前で
歌って踊る
大きな会場で
マイク使用は禁物
生身の声が勝負な世界
美術に演劇に歌い手にオーケストラ、そしてバレエ…
芸事のすべてが
一度に集まる芸術
それはまるで非日常
当然この日を迎える為に
仲間ともども訓練をする
日舞に洋舞に演技訓練、歌の訓練に語学訓練
日本語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、ロシア語…
語学のシャワーだ
それでやっと舞台稽古
すべてを乗り越えた先の
舞台公演は堪らない
特に千秋楽
達成感と言いようのない感情がこみ上げる
まるで夢のような時間だ
でも夢の時間は呆気ない
すべてが終わると
平凡な日常
非日常の中にいる分
平凡な日々は愛しい筈なのに…
ネットをしても
ゲームをしても
つまらない
大好きなはずの
映画鑑賞でさえも
直ぐ飽きる
ショッピングも
ワクワクしない
ただ歌い仲間も私も
食べることと寝ることは大好きだ
プロフィールに
趣味は寝ることと
書くくらい
だから食べては寝てを
繰り返す
眠い眠すぎる…
日常がつまらなくて
眠くなる
朝からそんなことを
考えてたら
あっという間に
一日が過ぎてしまった
| 詩人:あいる | [投票][編集] |
綴り連なった
文章は
ピアノの鍵盤の様で
素敵だ
読み進めるのは
同時に
奏でてもいるのかな
なんて
改行も弾むように
下段へ運指
そんな年月を経て
読み手が演奏家か
書き手が作曲家か
わからなくなった
文字が迷路に見え
言葉の海で漂流し
白旗は帆の代わり
胸の高鳴り目指し
創造力を追い風に
これからも方舟は
進みたい航路へと
シナプスのオールで
飛び出して
砂浜も
新緑も夕景も
絶望も想い出も
未来も熱量も細胞も
ボクも、もちろん君も
引き連れて
仮者でもない
ボクらが協奏すれば
一緒に感じることが
できるんだよ
これからも
鍵盤を指でなぞろう
手を添えるのは
君かボクだ
fin
10y
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
一人きりで見上げた空に 星がひとつ 流れていった
孤独だと思ってた世界は
いつの間にか あざやかな色に染まって
いくつもの光に 出会うたびに 僕の心は
少しずつ なくしたものを取り戻してく
僕にとって愛すべき人が一人 また一人増えていく その歓び
手をつなごう 輪の中においで 今日から僕らは友達だ
君の声を追いかける僕らの間に距離などない
いつだって ここにいる だから何度でも君の名を呼ぶ
黄昏が空をあめ色に染めて 歩道橋から見下ろす風景を
近くで見たり 遠目から見たり 試行錯誤の毎日だ
もういいかい まだだよなんてまだ 続けてる 隠れん坊 大切なものだけ見つからず
猫が日向で あくびをする 光と影が庭でダンスしてる その対比
踏み出そう新しい一歩を たとえば 水たまりを飛び越えて
もう一度始めよう 昨日より新しい世界で
大好きな声がすぐ側で 君の名を呼んでいる
五月雨が アスファルトに 足跡を刻んでる
紫陽花の季節は なぜか悲しくなるんだ
そんなことより今は 夜明けが待ち遠しい
ただそんなことが うれしくてたまらない
手をつなごう 輪の中においで 今日から僕らは友達だ
君の声を追いかける僕らの間に距離などない
いつだって ここにいる だから何度でも君の名を呼ぶ。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
繰り返す日々は 流れ作業のように
何処までも終わらない
結果の見えない日々だ
僕らはきっかけを 作るだけ
これが 幸せなのだとしたら
きっと僕らの抱く この迷いや悩みなんかも
贅沢の内に入るのだろうか
空は相変わらず 愛想もなく笑顔ひとつ見せない
鈴を鳴らして猫が 隙をついて 僕の膝を枕にする
仕方ないよなあ 毎度の口癖も変わらず
フェードアウトするように 手を振る
本音重視の 嘘の吐けない不器用な人
裏表のない 単純な人
よくいえば素直 悪くいえば融通の利かない人
雨上がり水たまりに映った逆さまの空
飛び越えて行く 君を 見ていた
君が僕より 遠くに見える
なんでもない ありふれた 悲しみのせいで
涙なんか流してしまう
どうしてくれるんだ 愛を知って 弱くなったよ
だけど幸せなんだ 不思議なんだけど
時計が 二人分の時を刻んでる
真っ白だった スニーカー
今ではすっかり泥だらけの傷だらけ
その傷の一つ一つにある思い出
空は相変わらず 愛想もなく笑顔ひとつ見せない
鈴を鳴らして猫が 隙をついて 僕の膝を枕にする
仕方ないよなあ 毎度の口癖も変わらず
フェードアウトするように 手を振る。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
いつか君と行ったあの水族館
水槽の中にいろんな魚が泳いでいる
子供みたいにはしゃいでは笑う君を
ちょっと離れたところから盗み撮り
海月が好きな君は 丸い覗き窓から
鼻がつくくらい近くでずっと見てた
閉館まで 二人で何度も見て回った
あの日、またひとつ思い出が増えた
ねえ君は覚えているだろうか
僕ばかりが 昨日のことのように
思い出すのはなぜだろう
吹いていた風まで同じなのに
春はどこかよそよそしく
悲しい色をして 今年もまた桜が散る
言葉では多分 伝えきれない
無理やりしてもいいけれどやめとくよ
桜祭りは 賑わって人がたくさん集まって
綿菓子をひとつ買いました
あの日の空は少しだけ雲ってた
だけど不思議に心は青空だったよ
つばめが低空飛行してる もうすぐ雨が
降ってくるかな 傘を持って行こう
ねえ君は幸せだっただろうか
僕は君を幸せにできただろうか
笑ってた 君のあの笑顔の意味とか
その向こうの悲しみを知るすべもない
言い過ぎたあの日のことを謝ることも
出来ない僕は君の笑顔を思い出せない
涙ににじんだ思い出を 下手くそな強がりで 埋め合わせた
すぐに 笑えなくなってまた 泣き顔になる
永遠だと思ってた でも あまりに
短い命は 桜と一緒に散った
ねえ君は覚えているだろうか
僕ばかりが 昨日のことのように
思い出すのはなぜだろう
吹いていた風まで同じなのに
春はどこかよそよそしく
悲しい色をして 今年もまた桜が散る
夏の訪れとともに夢か幻のように。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
宛のない 毎日の中に灯る明かりがわずかでもあるなら
尤もらしい言葉で今にも消えそうな輪郭を象って
花のように咲いて 雲のように流れて
海のように凪いで 星のように輝いて
そんな想像を膨らましたところで
何の意味もないことはわかってるんだ
長い夢から目を覚ましたように生まれた僕らは
百年あまりの時間を見返りなく与えられ
時にその仕打ちを 嘆き憎み悲しむ
僕という存在は 一体なんだろう
それさえもわからないままで
遂に僕は死んでいくのだろうか。