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[191151] 魔法使いに必要な事
詩人:どるとる [投票][編集]


星が 流れる いくつもの物語を
眠れない夜に 語るよ 吟遊詩人のように

窓から風が 吹き込んで ささやく夜には
星や月が素敵な 語り部になってくれる

魔法なんてない 世界にも不思議なことが ひとつ ふたつ

まぶたの裏に 広がる僕だけの箱庭
僕だけの願い事は叶うことはない

ステッキひと振りで使える魔法はない
でも目に見えない感情が僕の中で

魔法のように きらめきながら生まれる
遠い昔に誰かが描いた最初の命の形

見聞きしてきたことなんか
多分必要なんかなくなるよ

大切なのは今を生きること 目の前にある世界がすべて

悲しいことだけどそれが本当のこと

だから僕は魔法使いになれない
だって 願う必要もない

不便なことに 気づくことで
魔法使いには 気づかない 大切なことがたくさんあるから

星の引力で 惹き付けられた物語の 続きを知りたいのなら

本をたくさん読むことさ
ロマンは フィクションの中で生きるものだからね

ふれられるような夢はいらない。

2016/03/19 09:37



[191150] 黄金の夜明け
詩人:どるとる [投票][編集]


夜を ひとつ明かして
悲しみなんかは 踏み越えてやろう
もはや僕らを遮るものはない

希望と不安が 5対5で渦巻いてる
世界の真ん中で 僕は今日も
半端なままの 覚悟で 叫んでる大義名分を

夜明けまでには間に合うかな
この思いを明日に運び届けたい

目がくらむほど眩しい 黄金の夜明け
羽を広げた鳥の群れを追い越して
風が 歌う 木々はささやく
すべての命ある 生き物たちが
この世界を染める 色になる
ほら 君もまたこの世界を染める 色のひとつ。

2016/03/19 09:27



[191149] 未来
詩人:KiraAya [投票][編集]


君に迷惑はかけない

僕を少しも好きでなければいい

僕を突き放して傷つかないほど

僕に冷酷であればいい

僕を忘れて 君は笑って

2016/03/19 05:08



[191148] Song for you…
詩人:IKUMI [投票][編集]




暫く恋はしない。
そう決めていた。



裏切られちゃうから。
傷付くの怖いから。



彼もこんな私と一緒。



裏切られて傷付いてる人だった。



一つだけ違うのは、
彼はやりたい事音楽とちゃんと向き合ってる。



夢を叶えるために頑張っている。



話してて楽しい人で
私のトラウマを受け入れてくれた。



話せば分かるよ。
ちゃんと話して?


そう優しい声で言ってくれた。



入院してる私に
電話越しで弾き語りをしてくれた。



まだ口数の少ない私に気を遣い、
話をしてくれる。



付き合えなくてもいい。
ただ側にいたい。



そんな恋もいいよね?


2016/03/19 01:34



[191147] かさ
詩人:カィ [投票][編集]


雨に打たれるように君が泣いていたんだ
振り返る君が笑うから
思わず後ろから抱きしめたくなって
かけよろうとする僕を君は目線で静止させる

どうか僕の傘に入ってくれませんか?
君を僕に守らせて
君の強がる後ろ姿に
なんて声かけていいかわからないんだ

何もできなかったあの日
テレビの向こう側は違う国の話をしてるようだった
マンガのような
小説のような
本当のはなし

それでも僕は生きて生かされているから
何もできなかった後悔を抱えたまま

君が笑顔でいることを祈ってる

人間は無力だ

大事な時は祈ることしかできない

それでも祈らずにはいられないのは

僕をそうさせるのは

振り返る君が笑ったから

じゃあねと手を振る君が

笑ったから

どうか僕の傘に入ってくれませんか?
君を僕に守らせて。

2016/03/18 21:43

[191144] 祭りのあと
詩人:どるとる [投票][編集]


線香花火のように 落ちた瞬間の美しさ

バケツの中で泳いでる金魚が跳ねた夏

神社の境内に続く長い階段かけ上った

君の丸みを帯びた背中が 遠くなっていく

すぐそこにいるのにあれ可笑しいな

決められたあらすじをいつの間にかそれていた

追いかけなきゃ流れてく涙のあとを

祭りも終わりかけて片付け始めた頃に

君に渡したとっておきのラブレター

君はうれしそうに笑って言ったよね

「ありがとう」
その言葉だけで 僕はお腹いっぱいになったよ

不具合な約束の せいでひとつ乗り過ごした電車

田舎だから 次の電車が来るまで時間があるんだ

炎天下の中で 陽射しが突き刺すように降る

僕は小説家なんかだろうか
やけに 行間を気にする

空いてしまった間をどう埋めようか
そればかりに気をとられてた

誰もが納得する模範回答をください

ひどくぐらついたイメージのままで

打ち明けた思いは青い果実のようだ

とても食べられたもんじゃないけど

「あなたらしいね」って
嫌がるでもなく優しく 受け取ってくれたのを覚えてる

切れた鼻緒を 結び直すように
ほどけたなら何度でも
結んでいこう 下手くそでも
何マイルかは 歩けるだろう
そうやって 少しずつ 距離を伸ばしていくんだよ

祭りも終わりかけて片付け始めた頃に

君に渡したとっておきのラブレター

君はうれしそうに笑って言ったよね

「ありがとう」
その言葉だけで 僕はお腹いっぱいになったよ。

2016/03/18 15:02



[191143] 加害者感情
詩人:理恵 [投票][編集]

自分たちの好きにすればいい


何があってもいい覚悟があるなら





2016.3.17

2016/03/17 21:58



[191142] 
詩人:理恵 [投票][編集]


ぶっちゃけ周りの人への迷惑とかどうでもいい
誰も私のことなんか考えてくれないんだから
私が自分のことを考えなきゃ
他人と関わって成長とか無理
既に置いていかれてるから
周りに誰もいないの
自分だけで
自分の力だけで
進まなきゃ
たとえ倫理や論理に反していても
みんな綺麗事並べるだけで
現実には通用しないんだから
自分だけで





2016.3.17

2016/03/17 21:46



[191140] 授業(詩書く)
詩人:そほと [投票][編集]

 

「 しかく 」
「 シカク 」
「 四角  」
「 四画  」
「 正方形 」
「 ロ   」
「 文字文
  字 字
  文字文 」

はい皆さんに文字で四角形を書いてもらいましたが
人それぞれでよろしおすなぁ
あっ先生の言葉が変なのは気にせんといてな
「 しかく 」
これは見たとき四角いイメージは湧いてきませんねぇ
でもダメじゃない
詩は自由ですから
まる文字で書いたら優しい四角に感じる人もいるかもしれません
「 シカク 」
これは角(かど)のイメージが湧いてきます
「 四角  」 
これはそのまんまで堅苦しい
説明なら百点ですけど
「 四画  」
これは一ひねりしてあってよろしいけど
特殊な四角やね
「 正方形 」
これはそのまんまやけど意外とそうでもない
90°が四つの四角を表現できている
でも残念な事にこれも説明やね
「 ロ   」
これは漢字かカタカナでんな
よかよか一見すると幼稚に思えるけど
この純粋な感性は大事よ
「 文字文
  字 字
  文字文 」
これは凝ったな
面白いけど絵画に近いな
絵画もね色を使って詩を書いたもんだから
これも悪くない
詩を音にしたら、、、、そう音楽ね
詩は自由やねん
ばってん心に湧き上がったイメージを
文字に変換しなければならないから
こんな不自由なことはなかんべな
まんず書いたものが詩になるかならんかは
第一読者、、、、そう作者が
どのくらい自分に厳しいかに懸ってるってことは覚えておきましょう
ここ大事 詩験に出ますよ

2016/03/17 18:55



[191139] 未来
詩人:どるとる [投票][編集]


安っぽい言葉たちが空から舞い降りる
遥か何億光年からのプレゼントのように

星が手のひらに落ちたその日の夜は
奇跡みたいなまやかしも信じられた

あの頃は二人共 本に夢中だった
ファーブル昆虫記とシートン動物記
その二冊が 僕らのバイブルだった

世界の すべてがなんだって
未来が どれだけ変わっても

肝心なところはいつまでも変わらない
僕は僕で不器用さ前回でやってくよ

あらゆるイメージを総動員して
これから訪れる未来を待ち焦がれる

望遠鏡を覗く少年のような心で
まずは手始めに明日を楽しみにしよう。

2016/03/16 22:48
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