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[191169] 遥かなる果て
詩人:どるとる [投票][編集]


いつの間にか 出来上がった世界なのに

手放しで 進むあらすじ
運任せの 天候

サイコロの出た目で今日も雨なのかも知れない

3なら雨 6なら晴れ
それ以外は適当

そんな イメージを手のひらの上にのせる

遥かなる果てへ 招かざる命が さまよい出でて

新しい朝の扉を開ける
その音に 耳をかす気があるなら

とっくに世界は
争いもなく
平和になるのに

邪魔なそれらが
ないと生まれない
大切な光に

照らされたいと願ってしまう僕らは
似て非なる二つを天秤にかけた。

2016/03/19 18:35



[191168] 機械の辭
詩人:どるとる [投票][編集]


機械の体を 手に入れても きっと
僕らは 心から幸せになれない

働く喜びを その辛さを見失ってしまう
生きる 糧を 流れる血潮を感じれなくなる

レントゲンは いつもむき出しの鉄の骨
皮は柔らかく伸縮性のある素材

絵に描いても写真を撮っても 型通りの笑顔しか 浮かべられない

機械の言葉は プログラムをなぞるだけ
僕の中に百万通りのバリエーション

感情を読み取るよりもバーコード
繊細な感情を捨ててしまった脳髄が

頑なに人間だった頃の記憶を守るのは
命のあり方を心が否定するから

自分という存在が間違いであるために
機械の心臓が 高らかに脈動するたびに

「ジブンハナンノタメニイキテイル」と問いかけては

油の涙を 手のひらに溢れるほどにこぼすだろう。

2016/03/19 18:27



[191167] 願望
詩人:IKUMI [投票][編集]




大切な人の幸せを聞けない
大切な人の幸せを願えない人間には





なりたくない。


2016/03/19 18:21



[191166] ナイトウォッチング
詩人:どるとる [投票][編集]


夜の逆さまの 上に立って
空の 地中から 背伸びする

鳥たちの羽ばたきは光になって
舞い上がるように降り注ぐ 空の上に

回る世界で 止まっている景色が走って見える

夜を 巡回する 姿なきモンスターが
見届けたすべてが 片っ端から物語になる

いかさま ナイトウォッチング
耳にもなる 目にもなる 感情。

2016/03/19 18:02



[191164] 
詩人:どるとる [投票][編集]


夏が春を 追い越してしまったような
少しだけ汗ばむ陽気には 風が心地いい

並木通りを 春色に染める 花々

ファインダーを覗き込んでも
見えない いくつもの 景色があるよ

悲しみも 幸せを 手にするために
意味があるなら 無意味な すれ違いなんて
あるはずもないと思う
少しだけ僕らは大人になっただけ
そう 言ったあとに泣いた君から
目をそらしたことが君の 心には悲しく映ったんだね

いくつもの言葉が 霞んでは消える
日記に綴った思い出も数ある写真も

永遠の時間を 生きることはかなわない

愛しているだけで つながっていられた
時間は遠い昔に 過ぎてしまったよ

甘い優しさだけを分けあえたなら
それは素敵だけど 痛みも分けあえてこそ
人は人を愛する本当の意味を知るって
知ったのは つい最近のことなんだ
確かめあう愛もいい
だけど 言葉を使わずに伝えあう 愛もまた素敵だろう

月明かり 宵闇 昨日降った雨のにおい

どうせ咲くなら 美しく蕾を ふとらせて

悲しみも 幸せを 手にするために
意味があるなら 無意味な すれ違いなんて
あるはずもないと思う
少しだけ僕らは大人になっただけ
そう 言ったあとに泣いた君から
目をそらしたことが君の 心には悲しく映ったんだね。

2016/03/19 17:49

[191163] ただいまが待つ場所へ
詩人:どるとる [投票][編集]


夕日が 空を オレンジ色に染めたら
そろそろ帰り仕度をすますんだ

今夜の献立は何かなあなんて考えながら来たのと同じ距離をまたさかのぼる

電車の窓から落ちる夕日が見えるのは
あとひとつ駅を過ぎたら 降りる頃

君がくれる ただいまが 一番僕の中では
しっくりくるんだよ なぜだろう 不思議だ

そうして誰もが 大切な家族や恋人のもとへ帰ることを
願いながら 祈りながら
小さな鞄さえ 重たく感じるほど
疲れた体を引きずって
ただいまが待つ場所へ 走ってく
なんて へなちょこな足取りなんだろう

落書きだらけの高架下に たどり着いた
読む気もないのに 目に入る

およそ言葉というには汚い字が並ぶ
背中を向けて必死に目をそらした

あんなにきれいな景色がある中で
何故に人はその均衡を乱すのだろう

喧嘩してしばらく口を利かない日もある
それなのに何度でも仲直りするのは なぜだろう 不思議だ

雨の日も 晴れの日も 風が強い日も
あなたを思わない日はないし
あなたに思われない日などごめんさ
喧嘩しても 心配してしまうのは
どうしようもないほどに 好きだから
なんて 言葉にはしないよ 恥ずかしいから

煙草もやめよう
お酒は控えよう 君ともっと仲良くなるために
ちょっと 思わせ振りだけど
単細胞な僕にはそのくらいが いいと思うんだよ

そうして誰もが 大切な家族や恋人のもとへ帰ることを
願いながら 祈りながら
小さな鞄さえ 重たく感じるほど
疲れた体を引きずって
ただいまが待つ場所へ 走ってく
なんて へなちょこな足取りなんだろう

でもそれもふくめて僕らしいって思うのはおかしいかな。

2016/03/19 17:30



[191162] 片恋効果
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]

好きな人が出来ました

自然が大好きで
カメラが大好きで
人の笑顔が大好き

彼も自然体のままで
いられる人

私が辛いとき
毒づいてる時も
深くは聞かずに
ただただ支えてくれた
ずっと笑顔でいてくれた

彼の笑った顔は
心のオアシス
彼の歌う声は
心のトキメキ

枯れかけた花に
水を与えてくれた人
萎れかけた花に
光をくれた人

優しく暖かい
日溜まりの中で
新たに見つけた
かけがえのない幸せ


もう過ぎた恋に
涙は流さない
もう過去の恋に
後悔はしない


彼を見ただけで
心躍るの
温かい笑顔だけで
安心するの


別に報われなくたって
いいんだ


コレは私の片恋
片想いだけれど
ダメ恋から
引っぱり上げてくれた

大切な片恋


彼は私の憧れ
私の大きな太陽だから

2016/03/19 17:32



[191161] ひとりにひとつ
詩人:どるとる [投票][編集]


河川敷に 夕日が沈む陽射しがこぼれ 川面に 反射してキラキラ光る

誰かの帰り道を そっと寂しくないように
見守る 見えないあたたかい手がある

「ただいま おかえり」 言い交わす 今日も

ひとりにひとつの1日を 歩いて来たんだね

その頑張りはきっと どこかで報われるんだ

あまりむくれないで 疲れたその体をいたわったなら

よく休めなさい 明日のために

少しだけ 日がのびたよ 五時のチャイムを聞くとお腹が鳴る

誰にも帰る場所があるといいなと 思うけど

おかえりを 言う人がいない人はどうすればいい

誰もいない 部屋におかえりを言うけど 返事はない

抱えた傷跡は 広がるばかりで 消えはしないけど

痛みと同じだけ手にしたはずの いくつかの喜びを

笑顔に変えて 明日に踏み出す力に していこう

そうして見えたものを信じればいい

ビルの影に 夕闇が見えたら
ちょっとだけ 泣きそうになる

いいんだよ我慢なんかしないで
泣きたいときは 泣くのが正解だ

涙を流しながら少しずつ
強くなることを覚えよう

ひとりにひとつの1日を 歩いて来たんだね

その頑張りはきっと どこかで報われるんだ

あまりむくれないで 疲れたその体をいたわったなら

よく休めなさい 明日のために

一人一人の見る夢が正夢になればいい

君の夢が 明日の空を彩る
ただひとつの色になるよ きれいだね。

2016/03/19 17:04



[191160] 無関心
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]


浮気してるの?
ふ〜ん、そう
どうしたの?その顔?豆鉄砲を食らった
鳩みたい

「驚かないのか?」って

別に

それが男の本質ですから

「責めないの」って?
何で?

それが男の本能でしょ(笑)

治らないものを
怒ったって仕方ない

それはアナタの性癖よね

そんなものを
責めたって時間の無駄

ただコレだけは
覚えておいて…


許すも許さないも
そんなものはないの

私はアナタに
興味がないだけ

2016/03/19 16:48



[191159] クジハシさんとササキさん
詩人:たかし ふゆ [投票][編集]

アルバイト募集のチラシが無造作に置かれていて
ああ、春だな、と思う
毎年こんな感じで
とりとめもなく
根拠もなく
何にもないまま、春だけを感じている

広い世界の
その中の小さな島国の
ほんの些細なひとところの
更に片隅で
男がたった一人で生きていく、という大変さと不便さ
手に職はない
だのに
生きていけるのだ、ということだけを証明したくて
走り続けている
猛然と
漠然と

俺はクジハシさんが好きなので
バイト先で必ず、クジハシさんを積極的に呼ぶ
意味もなく
理由もなく
何度も
何度も

前へ進むために
一呼吸だけ置く、という理不尽さと優しさ
俺は自分に甘いので
テキパキと動き、呼吸し、進み続けるクジハシさんに

ササキさん、

と呼ばれるだけで
動悸がする
動揺する
ああ、情けない
ああ、世は無情
俺は無言で叫ぶ


しかし
クジハシさんは、多分そうでもないのだと思う

2016/03/19 15:00
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