詩人:どるとる | [投票][編集] |
時計をあの頃に 巻き戻すことが出来るなら
僕はどうするかな
何もしないかな
やり直したい過去
取り戻したい夢
これからの未来
いくつもの 後悔と懺悔を残しながら
季節を 巡って来ました
それは けっしてなだらかな道じゃなかったけど
タイムマシーンに乗って あの頃の僕に会っても
多分僕は へそ曲がりだから 聞く耳なんて持たないだろう
だからわざわざ時を越えてまで会いに行く必要などない
流してきた涙も抱えた痛みも 少なからず 今という 未来の大切なヒトカケラ
前に進むだけの 時計の針を 一秒も巻き戻せない
長く感じる今日も過ぎ去ればあっという間
悔やんだ 今日があるから 明日は悔やまないようにと思える
消してしまいたい過去もあるけれど
それを消してしまったらきっと
前には進めなくなってしまうから
タイムマシーンが普及される時代になっても
きっと現実問題 高すぎて 僕には手が出ないよ
だから、変えたい過去があっても 泣き寝入りするしかない
過ぎ去った昔より今を 変えてゆこう
きっと未来は 思うより素晴らしい
SF映画の中にある タイムマシーン
憧れは憧れのまま きっと 届かないほうがいい
だってそれはふれられない夢の ヒトカケラ
タイムマシーンに乗って あの頃の僕に会っても
多分僕は へそ曲がりだから 聞く耳なんて持たないだろう
だからわざわざ時を越えてまで会いに行く必要などない
流してきた涙も抱えた痛みも 少なからず 今という 未来の大切なヒトカケラ。
詩人:チューリップの花束 | [投票][編集] |
君は相変わらず元気でいいよね
これからも沢山生きた証を世に残すのだろう
天職を見つけられた幸運
本当によかったね
君はこれが平常運転で特別何かがあったと言う訳でもないのだろうけどさ
僕の方はと言えば人生に何の希望も持てなくなりました
何もかも中途半端で死ぬと言うことらしいんだよ
これって鬱かな?
生きているような死んでいるような
それでも書く内容があるだけましなのか
生きる上での野望とか目的があるって素晴らしいことだ
そのためにがんばって生きていける
そういうものを見つけないとな
強いて言えば
君が刻む生きた証を観察し続けることがそれか?
仕事頑張って
死ぬまで会えなくても君を見ているよ
素晴らしい君
ずっと元気でいてください
詩人:どるとる | [投票][編集] |
アメリカ訛りの若者が
車で旅をする 映画の中に自由があったとさ
僕らは煙草をふかしながら
酒さえ飲めれば上等で
金もない僕らには月に一度の贅沢が世界のすべてだった
カントリーソングを意味もわからず
聞き齧った 日々は 今や遠い昔話で
こんな毎日に嫌気がさして
クラスの一人が自殺未遂をした
僕は 相変わらず無粋でヤった話ばかりしてた
この街で一番高い屋上にのぼって
僕はまっ逆さまに落ちて ザクロ
悲しい出来事が あれば死ねるのに
悲しいことに 喜ばしいことに
死にたいと思うまでの出来事には
まだ出会っていないのがこれ幸い
嘘つき議員の ほら話にも 正義はある けれどあまりに一方的
大好きだった あのシンガーも 薬に溺れて ダメになったよ
あんなにいい歌を書くのに 闇を抱えすぎたんだろう
世界中の 理不尽や暴力を見て見ぬふりをするのは
知ってしまうときっと気がふれてしまうから
だから僕も また知らんぷりをする
救えないくらいなら優しさなんて捨ててやる
螺旋状に 続いてる歴史の上に 死にたいと思った今日の僕を
そっと 覚えておくよ
いつか本当に死にたくなったときの 言い訳にするために
世界はそれまでこの僕の存在を 否定し続けるだろう
金のあるなしで 価値が決まるような
そんな世の中に生まれてきた自分を
一番 底辺に追いやってるのは他でもない僕自身だ
この街で一番高い屋上にのぼって
僕はまっ逆さまに落ちて ザクロ
悲しい出来事が あれば死ねるのに
悲しいことに 喜ばしいことに
死にたいと思うまでの出来事には
まだ出会っていないのがこれ幸い。
詩人:KiraAya | [投票][編集] |
わたし 気づいてる
知らないふりしてる
嫌われてるでしょ
バカにされてるの
だけどそれが何だと言うの
好かれることなんて
何の意味もないわ
わたしだって誰も
愛してない
信じてない
好かれようとは思わない
孤独なんて怖くはない
一人で生きて死ぬだけ
それが何だと言うの
そんなことたいしたことじゃない
そんなことたいせつなことじゃない
愛されないのは惨め
それが何だと言うの
幸せでなければ 何だと言うの
わたしはわたしであれば
それだけでいいの
詩人:絶対零度 | [投票][編集] |
誰もいない
暗い部屋の中で
私は今日も、眠りに落ちる
それが、とても苦痛で
ぐすぐすと涙が流れる
いつまで繰り返すのかなぁ
こんな、痛みが伴う生活
詩人:どるとる | [投票][編集] |
大切な人が いつでも僕を待っている
絵に描いたような幸せが ここにはある
でも不満なことは腐るほどあって
こんなこと言ったら贅沢だと思う
なんとなく 帰りたくなくて 遠回りで寄り道した あの日の僕
帰りたいと思う家がある
会いたいと思う家族がいる
悪いことをすれば叱ってくれる
いいことをすれば誉めてくれる
そんな当たり前な 幸せがどれだけ
大切なのかを知ったのはだいぶ後で
ただいまという 僕におかえりと笑う
エプロン姿のあなたがいつになく
輝いて見えた日は 僕にとって
かけがえのない記念日
日の落ちたあとの街は恐いくらい静かで
ふと寂しくて人の姿を探してしまう
いつもは頼りないはずの背中だって
肝心なときは とても頼りになる背中だ
猫をからかって 土手の道を歩く 川の向こうに夜を見つけた
つないだ手の温かさがあって
離したときの寂しさがある
喧嘩してもすぐに仲直りして
泣いたそばから笑ってる
そんな 日だまりみたいな愛
幸せに気づいた僕はもう何かを 欲しがることはなかった
落ち込んでれば すぐに心配してくれる
そんなことが もう幸せだったんだ
気づく前から 僕は幸せを手にしてた
だからこれ以上 幸せは要らない
いつか 離ればなれになるとしても
今あるこの あなたとの時間を 抱きしめる
かみしめる 味わいながら
美味しい料理に舌鼓だ
帰りたいと思う家がある
会いたいと思う家族がいる
悪いことをすれば叱ってくれる
いいことをすれば誉めてくれる
そんな当たり前な 幸せがどれだけ
大切なのかを知ったのはだいぶ後で
ただいまという 僕におかえりと笑う
エプロン姿のあなたがいつになく
輝いて見えた日は 僕にとって
かけがえのない記念日。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
桜の咲く季節は 君のことを思い出してしまう
花びらに重ねてしまうのは あの日の君の笑顔
もう二度と会えない人を思うことは
悲しいけれど けっして無駄じゃない
あなたを愛した 日々を
そしてあなたに愛された時間を
これからの僕の人生の糧とするから
どうかこんな頼りない僕を見守ってて
やめられない煙草もだらしないところも変わらないまま
街はもうじき 春を迎えます 花見にでも行こうかな
水面に浮かんだ ボートに 乗る あの日の二人
全然進んでないよなんて笑う君を覚えてる
あなたを 愛したように
誰かをまた愛せることが出来るかな
あなたにあげられなかった気持ちも
誰かと 分かち合うことが出来るかな
実はね最近いいと思う人に出会ったんだ
幸せの意味などまだわからないけれど
うまくいくような気がしてるよ
そしてまたこの街に春を呼ぶ風が吹く
あなたを愛した 日々を
そしてあなたに愛された時間を
これからの僕の人生の糧とするから
どうかこんな頼りない僕を見守ってて。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
夕方になって ぐっと寒くなったね
僕の心は 萎んだように小さくなった
時計はいつも同じ早さで時を刻むのに
なぜか 早かったり遅かったりするね
誰もが明日を待っていると思ってた
でも明日は拒む人も少なからずいるんだ
空に浮かんだ大切な人の顔を
何度も 思い出して宝物だと泣いた
こんな優しくもない世界で
ありふれた愛をくれたあなたに感謝
ブーケを空に投げる花嫁のような
希望を誰かに託せる人に憧れた
悩み多き時代に生まれてしまいました
全くなんで僕はお人好しなんだろう
ぼんやりしてた夢みたいな季節は
やがて 花が空いた隙間を埋めてくれる
物語のページをめくる指先が
知らない明日を連れてくる
手を伸ばした先に ふれるかふれないかの
距離から 君の背中ばかり見ていた
踏切の前、バーが上がるのを待ってた
電車が 過ぎたら足踏みをして 颯爽と駆け抜けようあの 曲がり角まで
空に浮かんだ大切な人の顔を
何度も 思い出して宝物だと泣いた
こんな優しくもない世界で
ありふれた愛をくれたあなたに感謝
愛してる。