詩人:高級スプーン似 | [投票][編集] |
愛するあなたに愛されないのは
愛するあなたが愛してないから
愛されたいのは私の方で
愛されてるのはあなたの方
愛されないのに愛しているよ
ずっとずっと
これからも
だなんて虫がよすぎる
忘れることはできないけれど
いつまでも
愛されてるだなんて思うなよ
バーカ
詩人:どるとる | [投票][編集] |
どうしようもなくなってたどり着いた夜
やることといえば自慰に耽るくらいで
締め切りのカーテンと日当たりのわるい窓
天井のシミと会話する日々
暑いなあとか寒いなあとか
季節も いつなのかわからない
失った 大切なもの
一つ一つ指で数えた
風に揺れるブランコ
明日へと 漕いでく
寂しさに 素直になれずに案の定
ふるえる羊のように朝まで泣いた
意味もなく 回る時計
息を止めたい 縁起でもない
行きたい場所は あの世です
したいこととか やるべきこととか
特にない 探そうとも思わない
遠くに見える星
一つ一つ 指で数えた
ドアを開けたり閉めたりするのが
一日の中で一番 力を使う仕事
暑いなあとか寒いなあとか
季節も いつなのかわからない
失った 大切なもの
一つ一つ指で数えた。
詩人:もとり | [投票][編集] |
予想していた未来地図は
いとも簡単に白紙に戻る
それでも良いよ
何も全てを失った訳じゃない
予測はしていたさ
君は全然興味を示さず
僕ばかりが張り切ってたんだ
分かりきって居た事
ほんの少しの希望を滲ませ
もしかしたら なんて期待しただけ
見当違いの方向を向いて
すれ違ったままの2人だけれど
これからは同じ景色を見れたらいいよね
少しずつ
少しずつ軌道修正
きっと上手くいく だなんて
これは憶測に過ぎないんだけどね
詩人:もとり | [投票][編集] |
傷付く事を恐れて
逃げ口上ばかり用意している
予防線を幾重にも張り巡らせ
自分への説得材料すら用意している
そう これは私のせいだから
そういうつもりじゃ無かったから
別にそういう間柄じゃないし
でも だって
だから咄嗟の出来事や
予期せぬ衝撃には
直接心を抉られる
次の対策を講じるならば
諦める と言う選択肢
選んだ物を間違えた
もう望まないよ要らないよ
じゃあもう無理だよね
だから もう
歳をとるにつれて
傷も経験も増えてきた
だからもう純粋な気持ちにはなれないし
手放しで信用する事も難しい
安心させてとは言わないから
何度も言い聞かせて と願う
私だけを愛して とは言わないから
私だけを愛してる様に見せて と望む
嘘は知らなければ本当になる
ならばせめて傷付かない嘘を
汚れた現実は
優しい嘘で覆い隠して
詩人:ぁぃ | [投票][編集] |
久しぶりに会った君は
最後に会ったときからなんにも変わらなくて
それでもちょっとしっかりしてるかなー?
って思っても大したことなくて
アホでバカなところも変わらなくて
それがとても居心地よくて
昔君のこと好きだったっけ?とか
付き合ってたっけ?って位の居心地のよさ
なんにも変わらない君は
昔より少し声が低くなって顔中髭!って感じで
見た目しか変わらない。
それがとても居心地よくて
また二人で前みたく遊びたいと思ってしまった
こんなの本人には絶対言わない
詩人:カィ | [投票][編集] |
ヒカリだと思った。
昔と変わらない笑顔に安堵して
時間をかけて少しずつ変わってしまった自分の心が嫌になる
あの頃には戻れないって
頭ではわかってるのに
悲しくなくても涙って出るんだね
あの頃
あんなに変わりたかった自分に
今なれてるのかな?
ヒカリだと思った。
私の目指す夢だと
あなたが振りかざす旗を目印に
まっすぐ進めばいいんだと
変わっても変わっても
私は私のまま朝を迎える
目に見えなくても
そこにあるもの
見えないだけでちゃんとあるから
謎謎みたいな言葉で私を笑わせて
会いたい
思いが私を強くして
弱くする。
ヒカリだと思った
眩しくて
息ができない。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
みんな昔は猿だった
石斧を手に 大地を走り回ってた
みんな昔は猿だった
獣を狩り 裸に毛皮
夜は 今よりずっと暗くて
機械なんかもない
それでも不便はなかった
便利な道具に頼りすぎた僕らは
多分、その良さがわからない。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
うつろなまなざし
吹けば消えてしまいそうな願い
残された思い出に小さな胸を焦がして
何度でもプレイバックするあの日
恋にやぶれた人は皆 涙を抱きしめて
歩き出す機会をうかがっているというよ
出来すぎたあらすじを はみ出して
僕は風に吹かれて 旅人になる
忘れたくない思い出を手に
寂しいときも悲しいときも 生きていく。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
夕暮れの空にとけてる 誰かの笑い声
宛もなく 行こうこのまま風に乗って
終電に 間に合った ホッとして席に座る
白いため息が 浮かんでは消えるホーム
夜の街並みが 七色に光る
月も負けじと 星と競ってる
まばゆいばかりの 光に 目が眩んだ
駅の改札ぬけたら 深海みたいな真夜中
軽やかなステップで飛び越える水たまり
夜空の果てから シューティングスター
放たれた 一撃が 化粧っ気のない夜を飾る
ほらね おめかしすれば ビューティフル
素敵な夜ね
奇跡を待ちわびた人は奇しくも笑われて
夢を見るために 生きてるのに勿体ないよ
旅に出ないなんて 幸せを探さないなんて
いつも見えないものと追いかけっこしてる
目をつむったまぶたの裏だけに 広がる
自分だけの世界を 今夜も追いかけよう
確かなものを 追いかけるよりも
夢やロマンスに燃えていたいの
あり得そうもない物語の中に飛び込めば
数えきれないほどの シューティングスター
輝きをまとってこの夜を飛び越えていく
ほらね 奇跡だって起きそうだよ
素敵な夜ね
なくしちゃいけない気持ちだ
明日を夢見る気持ちだけは
軽やかなステップで飛び越える水たまり
夜空の果てから シューティングスター
放たれた 一撃が 化粧っ気のない夜を飾る
ほらね おめかしすれば ビューティフル
素敵な夜ね 素敵な夜ね。