詩人:どるとる | [投票][編集] |
花になれ君を思う心よ 美しく咲き誇れ
日だまりが 庭で遊ぶ午後に見た僕は見た
気づかずに通りすぎた君の悲しい背中
忘れたままの季節さえもさらりと流れて
消えない痛みを残したまま 正夢になる
確かな明日を 追いかけた昨日は
目を開いて その瞳を染める春に
今僕は 優しく抱き止められる
風は 南へ吹いていく
ああ 恐れるものは何もない。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
連れていってくれないか
誰よりも早く 明日が知りたい
目を閉じて 広げた世界は
見えるものを 鼻で笑い飛ばしてる
空に手を 伸ばしても 星ひとつつかめないこんな僕にも
出来るんだ 小さな一歩で今を踏み越える
色とりどりの世界はまぶたの裏に
好き勝手に夢を描いて 明日をもっと楽しみにさせるだろう 朝を迎えたその時から待ちきれない
僕らはまだ覚めない夢の中で 眠ってる
歌わせてくれないか
アイラブユーを越えた気持ちを歌いたい
両手にいっぱいの太陽を 受け止めた君は 遥か彼方へ
季節の花が 咲いても その名前さえわからないままなのに
手を振るとき 妙に寂しくて 涙になる
この身を 縛るすべての不自由よ 誰も愛すこともなくもて余した 愛で 世界中に花を咲かせてみよう
僕らの世界は 次第にありふれていくよ
当たり前を愛せる そんな人になりたくて
うつむく誰かの瞳に 逆さまに映る
悲しい顔をした 君が 明日はどうか笑っていますように願うとしよう そうしよう
色とりどりの世界はまぶたの裏に
好き勝手に夢を描いて 明日をもっと楽しみにさせるだろう 朝を迎えたその時から待ちきれない
僕らはまだ覚めない夢の中で 眠ってる
僕らは ずっと覚めない夢の中に 生きている。
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
もし覚めない夢が
あるのだとしたら…
嘘でも良いから
ずっとずっと
騙し通して欲しかった
夢に溺れるための
優しく甘い嘘
たとえそれが
正しくなくても
私の淡い恋が
叶わなくても
良かったの
ただずっと
一緒に居られるなら…
どんなに辛くても
悲しくても切なくても
相手が好きな人なら
いくらでも素直になれた
初めから勝敗なんて
決まってること
アナタに恋をした私が
アナタに勝てる訳がない
ねばりにねばって
圧倒的なアナタの勝利
アナタに適うはずがない
未だに揺れる心に
困惑しているのだから…
アナタの望む結末に
従いたいと心は言う
もはや私の意志や理性では抑えきれず
心は暴走気味
気は晴れたり曇ったりで
常に不安定
なんでこんなに
もどかしいのだろう
もし覚めない夢が
あるのだとしたら…
正しくなくて良いから
ずっとずっと
アナタの甘い嘘に
騙され続けたかった
だって覚めない夢だなんて それはもう現実
リアルだから…
夢は夢でも
かけがえのない正夢
詩人:壬治 | [投票][編集] |
変わりたい変えたいと
思うようになった
理想と現実なんてどうでもいい
自分の気持ちに従いたい
そういう朝をここで迎えた
どれだけじぶんを
変えることができるかな
外見も内面も
どれほどに変えられるかな
ひとつの実験が始まって
あらゆる試みのアイディアが
生まれてははじけ
揉まれてはまた沈み
今日はこんなにも晴れてる
世界を変えたい気分になってる
無理めな目標
それでもいいや
恥も捨て去り
自然な姿を受け止める
振り返るのはこれで終わり
過去のこともう焼き捨てて
さぁほらほら時間だよ
新しい人生着替えよう
あの日を再生の記念日と名づけよう
詩人:壬治 | [投票][編集] |
あれが最後の夜だって
もし分かってたとして
それでも
引きとめることが
できた?
とうてい思えないから
ぜんぜんぜんぜん
こんなんじゃない
期待通りの恋なんて
つまらないけど
浴びるほど強く
まぶしい光が
闇の対比をそこに
えがいた
約束は破ってこそ
だって?
くだらない台詞は
よしてほしいよ
どうしたって今日は
過ぎていって
なにをしようとも明日は
やってくるんだ
じらされて
いまだって
止まらない時間を
むだにしている
言葉じゃなくて
たりないピース
この胸をうめる
その途方もない予感
出会いからこれまでの
なにげない出来事
今さらキラキラ
よみがえって
はじけては
素直に溶けていく
本当にほしいものが
みえてくる
あがくことさえ
許されない恋?
何かを得れば何かは
失うという道理?
ねばり勝ちって
いわせたい
くだらない思考は
燃やしちゃってよ
詩人:どるとる | [投票][編集] |
宛のない想像で 広げた箱庭で
奏でる歌は 名前のないメロディだ
君が君である意味も
僕が僕である意味も
過程を経て結果にたどり着くまで
見えない答えなら 永遠に知りたくない
つまらない 現実に憧れが汚されてしまう
五線譜の上に 下手くそな言葉が踊る
アイラブユー=愛情表現 容易すぎる見解
はみ出しもせず ただレールの上を走る歌。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
棒読みで愛を歌いましょう
空には 金色のバナナムーン
思いが空を飛んでる
生きたいよって
力一杯叫んだ声は
空を ぶち破って
天井に穴をあける
崩れ落ちた空が
新しい地面になる
川に落ちた空が
国と国に橋を渡す
キャンユースピークなんだって
出会えばほらねみんな友達。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
読みたい本もない
行きたい場所もない
会いたい人もいない
見たい景色もない
好きな色もない
抱いてる夢もない
欲しい服もない
負った傷もない
誇らしい証もない
歌いたい歌もない
帰りたい家もない
口にしたい食べ物もない
生きる力もない
死ぬ勇気もない
熱い心もない
冷めた冷酷さもない
つまり何もない。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕の世界は ただ宛もなく時を刻み
果てのない ゴールを目指してゆく
希望的観測に則って話は進むだろう
憧れなんかを引き合いに出したりして
空の素直な青さや街の退屈な空気が
僕を 駄目なやつにするんだ
僕は僕を 嫌いにもなるし好きにもなる
今日の僕は一体どちらの僕だろう。
詩人:じぇん | [投票][編集] |
未来ある子供たちが死ぬ
人生を生き抜いた人が死ぬ
違いはあるのかな
飢えで死ぬ子供たち
爆弾で死ぬ子供たち
癌で死ぬ人たち
事故で死ぬ人たち
死ぬことへの憧れ
死ぬことへの逃げ
『日本って国は1日100人くらい自殺するんだって』
『しかも15才〜39才までの死因の1位は自殺だって』
僕の手は誰も救えやしない
君の手はどう?
僕らの中で生きているはずの幾千もの命は
声も渇れはてて
涙も枯れはてて
呆れ果てても
なお
僕らを見捨てはしないだろう
ここに僕らが存在する限り
なぜって、
僕らはまだ死んじゃいないんだから。
いつかは死ぬから
いつかを夢見てさ
永遠と対峙しながら。
One's days