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[190736] 三番線
詩人:どるとる [投票][編集]


小雪混じりの雨が レールを 濡らした朝に
始発電車に飛び乗っていつもの場所へ

ああ 大好きな人の顔イメージしながら

思い出し笑いをするのが癖になった

あぶくのように わき上がってくる

たくさんの 記憶が心を埋め尽くす

愛する人のために 生きている毎日が
こんなにも まぶしくて幸せです

三番線の ホームにまもなく到着した 下り電車に乗った

窓の外は すっかり日暮れてオレンジ色

どうでもいいような会話も 大切な話になる

振り返る瞳の先に 君の笑顔が見える

ああ ありふれた一つ一つをかみしめたら

君の存在が僕の世界を見違えさせたよ

目を閉じてふいに消える君の姿

まばたきのほんの数秒が惜しくなる

愛する人に 愛されている 毎日は
無条件で僕に幸せをくれるんだ

移り変わる景色が 季節の流れに 花を散らすなら

大切なものを 離さないように 繋いだ手をたしかめた

ここにある幸せに 満足してしまうには

まだ知らない 明日がある その先には未来がある

行こう ずっと終わらない二人だけの旅

愛する人のために 生きている毎日が

こんなにも まぶしくて幸せです

三番線の ホームにまもなく

到着した 下り電車に乗った

窓の外は すっかり日暮れてオレンジ色。

2016/01/23 19:16



[190735] 般若
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]


めらめらと燃える炎を
いつか知らしめてやるのだ
そしてその火が移り私が焼き尽くされたなら
冷ややかに笑ってその場を立ち去るのだと言った?
残酷な運命は仕組まれたものだった

人を破壊しつくし詩に追いやって
あなたは本当に幸せですか
なんの心の痛みも感じないのですか
どうして
どうして
どうして
あんな歌を残した
あなたを殺していいですか、はこっちの台詞だ
もう何もかも終わりだ
始まる前に終わったね
馬鹿な自分が悪い
そりゃそうだけど
何の痛みも感じないの?
あなたは...

2016/01/23 18:23



[190734] 頑張れよ カタツムリ
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


のんびりと 雨にうたれて

このさむい1日を過ごすのか

新しく生えるよに

伸びた目玉があちこち眺めている

カタツムリ カタツムリ

なかなか動かない奴だ

大きな葉っぱの上で

なんとなくスインギンダンシング

ああカタツムリ

複雑な足跡を残して逃げて行く

でも カタツムリ何度でも

もとに戻すからカタツムリ

頑張れよ カタツムリ

君の実直さは大好きだ

カタツムリ カタツムリ

冬の雨の中で カタツムリ

2016/01/23 16:43



[190733] はじまりとおわりの間
詩人:ヨワムシ [投票][編集]

世界が始まる瞬間に


僕は手を伸ばしてる


誰もいないこの世界


掴むものもない世界


なぜ手を伸ばすかも


わからず手を伸ばしてる


終わらない夢さえも


もう僕に夢をくれない


大丈夫


大丈夫


世界が終わる瞬間に


僕はきっと笑うから


探さなくていい


ここにいる


忘れてもいい


忘れないから


世界が始まる瞬間に


世界が終わる夢を見る


だから僕はいつまでも


ここで手を伸ばすんだ


ここで手を振ってんだ

2016/01/23 05:53



[190732] 非平常運転
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]

なんかいつもと少し違うけど
集中して頑張っているのだろう
凄く大変なことだ
暫くぶりの重要な仕事
これもエポックメイキング
気がぬけない
いつも余裕綽々だったのに
死ぬほどと言った言葉の裏に
愛し子の姿が見えた
My dad is great
いつだつて...

2016/01/23 05:50

[190731] 愛しい日々
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]

私の愛しい日々たちよ
どうして君たちを
忘れられようか?

愛する日々は
色とりどりに
キラキラと輝き
私に幸福と心の平安を
もたらした


あぁ、遠ざかる幸せよ
もう一度この手で
抱き寄せられたら…

偽りの人生の苦しみに
恐れさえ愛してしまえたら……


アナタの笑顔と
眼差しを私の大切な
宝物として

それだけを胸に
生きていけるのに


私の愛しい人よ
今は傍に居なくて
とてもこの身では
愛を語ることは出来ないけれど

愛する思い出の花束を
抱きかかえた私は
今、とても幸せです


あぁ、過ぎ去った日々よ
もう一度、時を巻き戻せたなら…

偽りの人生の苦しみに
恐れさえ愛してしまえたら……


アナタの笑顔と
眼差しを私の大切な
宝物として

それだけを希望に
生きていけるのに


2016/01/23 00:44



[190729] 笑うということ
詩人:里雨夜 [投票][編集]


雪が風に舞うように

軽いスッテプでふわふわと

2016/01/22 21:41



[190728] 風景画
詩人:どるとる [投票][編集]


枯れゆくその時は君の中に種を残して

いろんなことを教えてから死にたい

必要なことも くだらないことも

思い出という名前で残る重ねた時間が

やがて 何よりも大事なものになるから

瞼を 閉じればそこにある 毎日があなたを覚えている

笑ったり 泣いたりして いろんな顔が浮かぶ

そして もう一度
瞼を開いたときにはもうあなたはいない

描かれた 風景画の中の物語を読みとく

空の続きを 道の向こうを想像しては

世界を広げて 描かれていない世界を

頭が追いかける 足跡をたどるように

流れゆく 時間の果てに 心を旅させる

雨の冷たさまで 愛しい 紛れなく生きている証になる

ただそこにある風景が たくさんのことを教えてくれる

長い夜が明けて 窓に光が差せば思い出す ずっと夢を見ていた

テーブルに丁寧に並べられた
料理の数々を 無心で食べる

定められた時間の中で許された
自由はとても不自由に似通って

瞼を 閉じればそこにある 毎日があなたを覚えている

笑ったり 泣いたりして いろんな顔が浮かぶ

そして もう一度
瞼を開いたときにはもうあなたはいない。

2016/01/22 20:51



[190726] ダンス
詩人:どるとる [投票][編集]


歌って 踊って 夜を明かして
今すぐ 会いたい 世界中の君に

長すぎる夜は 終わって
光に 照らされた街並みで
なにかが 起きるのを足踏みして待つ

幕を 開けて 自由に遊ぶ世界を見渡せば
悲しみなど 小さなことだと笑い飛ばす

銃や刀を 花束に変えて 明日の世界に

溢れんばかりの幸せを 咲かせよう

ホップステップジャンプのリズムで
軽々と飛び越えようこの距離を

色鮮やかに 染められた世界を
縦横無尽に 駆け巡れば
知らない言葉や歴史に日々出会う

目の前を遮る壁を壊して君に会いたい

手を取り合い踊れば言葉の壁も何のその

やがて僕らは十年来の友達のように

ダンスを交わせば愛を描く手足

見えないものに 遮られて
仲良くなれないのなら

肌の色の違いや 文化の違いなんてささいなことだ

たとえ言葉では通じあえなくても同じ人間だ
体中に通う血の あたたかさは疑いようのないしるし

幕を 開けて 自由に遊ぶ世界を見渡せば
悲しみなど 小さなことだと笑い飛ばす

銃や刀を 花束に変えて 明日の世界に

溢れんばかりの幸せを咲かせよう

あきれ果てるくらいの幸せに溺れよう。

2016/01/22 20:33



[190725] 手のひらに雨
詩人:どるとる [投票][編集]


大したことのない一日が終わってく

今日も 僕は何のために生きていたのか

それさえもわからないままだよ

生きる意味を 誰でもいいから持たせて

南の窓を開けたら 昨日買った本を読もう
あらすじの向こうへ

閉じたまぶたの裏に降る
幾千もの星の雨 どしゃ降りに
差し出された手のひらに落ちる涙は
変わらない 優しさをくれる

ありがとうを届けたい あなたに。

2016/01/22 20:14
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