ホーム > 詩人の部屋 > 新着順表示

新着順表示  〜 新着順に10件ずつを表示しています 〜


[190176] まだ降る雨におやすみを
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]



今日は一日雨だった

時に激しく時に優しく

言葉にしても

伝わらない事は多い


こんな暮らしを笑ってみる

雨なのにあたたかい

3大テノールを聞きながら

まだ降る雨におやすみを

2015/12/12 19:24



[190175] だって怖いの
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]


見たくない
知りたくない
全てのことから
目を背ける

いっそ嫌われてしまった方が楽だ

なぜなの?
貴方は私を
憎んでいるはずなのに何で今まで沈黙?

どっちつかずの
あやふやな態度に
泣き出しそうになる

もう 貴方のことが
分からない 何も見えないよ

大切にだって思う
誰よりも幸せになってほしいとも思う
それは本当の気持ち

何度だって振り切った何度だって切り捨てたそれでも許しきれない気持ちが 溢れてくるんだ

その度に 毒の言葉を発しながら 悲しくなる

怒りじゃない
憎しみよりも
悲しみなんだ

ごめんなさい
私の心が弱いばっかりに…


もう苦しみたくない
もう悪女でいいから

だからもう
私は何も見ない
何も聞かない
何も知らない

例え 一つの出来事が起きたとしても

私はその全てに
背を向ける

だってもう
怖くて仕方ないんだもん

だから私は
独りで泣く方を選ぶ

2015/12/11 22:38



[190174] それはまるで魔法のように
詩人:どるとる [投票][編集]


離れ離れの 思いと思いが 夜空を越えて
こっちまで伝わるような気がするのは

僕が君を思ってるように
君も僕を思ってるからかな

名前も知らない誰かと誰かの
思いが つながるところに心はきっとあるのだろう

あなたを思う僕と僕を思うあなた
いつでもそんな 他愛ない関係性です

それはまるで魔法のように
どんな距離も越えて 気持ち伝える

窓の外をうかがいながら 今にも
雪が降りだしそうな空を気にする

君が笑ってるとき僕も笑ってたりして
君が泣いてるとき僕も泣いてたりして

早く帰って来ないかなとか 些細な気持ちの浮き沈みまでも 本当は伝わったらいいのに

言葉にしないと不安になる不便な生き物です

同じ気持ちになるだけで なんとなく
互いのことがわかってしまうんだ

目を閉じた 闇より幾分明るい 夜は

僕の住む街を 包み込んでいる

たくさんの人たちの営みを包み込んでいる

あなたは今何しているかな

ふいに生まれたそんな小さな気持ちが

星になって この夜空に輝く

こんな気持ちもまた魔法です

君を思うだけでどこか強気でいれる

名前も知らない誰かと誰かの
思いが つながるところに心はきっとあるのだろう

あなたを思う僕と僕を思うあなた
いつでもそんな 他愛ない関係性です

それはまるで魔法のように
どんな距離も越えて 気持ち伝える

待ちくたびれたあなたのそのさみしさまで。

2015/12/11 22:23



[190173] 悪女の時間に幕切れを
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]

苦悩の海でさまよい続け

黒い影が体に絡み付く
想いとは裏腹な言葉は
毒を持って紡ぎ出される

裏切りだらけの

悲しい歌声は

自分の心までもを

縛り付ける

いっそのこと楽になりたい

落ちてしまいたい

深い深い 孤独の海へ


優しい悪魔さん

さぁお願い

毒に浸った言葉のナイフを

この胸に突き立てて


悪女の時間に幕切れを
いっそ駆け抜けたい

苦しみの向こう側へ


孤独の海で溺れ続け

黒い影が 心に染み込む

輝きある美しい歌声は
悲しみと涙のみを紡ぎ出す

裏切りだらけの

嘘の言葉は

自分の心までもが

毒をあおる

いっそのこと楽になりたい

消えてしまいたい

暗い暗い 海の藻屑となって


悲しみのピエロさん

さぁお願い

毒を纏った言葉のナイフで

この胸に突き刺して

悪女の時間に幕切れを
いっそ落ちてしまいたい

悲しみのずっとずっと底へ


悲しみのピエロさん

さぁお願い

毒に浸った言葉のナイフで

私の胸に突き刺して


貴方の手で

早く楽にして

悪女の時間に幕切れを
悪女の時間に幕切れを

2015/12/11 22:00



[190172] 旅立ちの朝
詩人:どるとる [投票][編集]


君の背中はもう僕が知っている
頼りない猫背の背中じゃなかった

今日君は 旅立つんだね 東京の街へ
やりたいことがあると笑っていた

たまには連絡を寄越せ
嫌になったら帰ってこいよという声が ベルにかき消された

旅立ちの日の朝は小雪日和 赤目の雪ウサギ
ミカンの木 軒下の猫 始発電車 金色の夜明け
すべて 僕の大切な宝物

ああ この街には 思い出がありすぎる

ああ なくすには惜しいものばかりだなあ

押し花みたいにいつまでも 形に残せる思い出ならばいいのに

空は どこか寂しげに 薄曇りだよ
待ちわびたように手を擦りあわせた

星のない夜もある どんなにきれいな空も
見えているものだけでは 何もわからない

遠ざかるふるさとの街 車窓に映る 田畑と 思い出の数だけ降る 涙の雪
ポケットにしまった君がくれた手紙

ああ なぜだろう今さら愛しくてたまらない

ああ またひとつ僕は涙を知って強くなる

「大人になること」に急ぎすぎてた

背伸びばかりして 大人が何かも知らないくせして

ただ駆け足で いくつもの季節を

いたずらに 通り過ぎていたよ

思い出す 恥ずかしいくらいに

あの頃の僕は 互いに幼かったね

旅立ちの日の朝は小雪日和 赤目の雪ウサギ
ミカンの木 軒下の猫 始発電車 金色の夜明け
すべて 僕の大切な宝物

ああ この街には 思い出がありすぎる

ああ なくすには惜しいものばかりだなあ

なくしてはじめて気づくことがある

気づいた痛みに意味があるならば

それは今の僕の中にもあるだろうか

またひとつ今年も 年をとる

そろそろ雪が降りだしそうな空模様。

2015/12/11 21:55

[190171] 礼儀作法
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]

相手の方に失礼だと知っていて
どうしてそれをするのだろうか
全く別の範疇だから?
肉も野菜も体に必要みたいなことか
それぞれがそれぞれの役割を担っている
泣いていないでその事に誇りを持とう

2015/12/11 21:55



[190170] ありふれているということ
詩人:どるとる [投票][編集]


手のひらの温かさに気づいた僕は

当たり前という大切な宝物を手にした

なんでもない片隅に咲いた花の名前さえ知らない僕はまだまだ死ねない

ありふれているということの 具体的な事はいつまでも

置き去りのまま 僕は答えを出すことをしないでいる

でもほんとの幸せはただ泣いて 笑って

そして たまに喧嘩して そのくらいがいい

魔法がなくてよかった 便利すぎなくてよかった

ちょうどいいくらいの面倒くささで

重たい荷物を運んでるくらいが 僕らしい。

2015/12/11 21:34



[190169] あすなろ
詩人:どるとる [投票][編集]


愛は いつも言葉を言葉にしないでも伝わる身近な魔法です

ただ ふれただけでそのぬくもりがありのままの答えになる

つぼみくらいの小さな想いを
ひとつずつ積み重ねてほら思い出が出来ました

ありがとうとか 愛してるとか
輝くような宝石の言葉はなくても

瞼の裏に 刻みつけるように
愛されたことが 夢で終わらないように

数えきれないほど抱きしめた夜
キスもしたよ 蕩けるような熱が

この心の中に この手のひらに
目を閉じた 暗闇に灯る明かりのように

いとも容易く 誰かが否定した僕を受け入れてくれました

あすなろの花 そっと庭で育てて 名前までつけちゃって

いつか僕が 作り上げた歌のように それはなんとなく形になる

海にもなるよ 空にもなるよ
悲しみもまた 雲になって

おはようとか おやすみとか ありふれた言葉たちを束ねて
つくった世界にひとつの花束

星が流れていく誰かの願い事を抱えて
郵便配達みたいに 明日のポストに届ける

幸せなんて 得体のしれないものに
今僕は抱きしめられているよ

君はただ僕が好きで 僕はただ君が好きでそれだけで世界は明日も晴れる

少しだけ 風とは 逆に 歩いてみた
そこには 見えなかったものがあった

小さな 陽射しの欠片に手をかざして
つかまえた温かい手を僕は覚えてる

数えきれないほど抱きしめた夜
キスもしたよ 蕩けるような熱が

この心の中に この手のひらに
目を閉じた 暗闇に灯る明かりのように

いとも容易く 誰かが否定した僕を受け入れてくれました。

2015/12/11 21:28



[190168] パラサイト
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]

どっちも書けなかった
この間考えたことは答が見えないんだろうなってこと
とりあえずキープしておき考えるのもひとつの方法
明日になれば、もしかしたらすべてが変わるかもね

しかし、絶対に無理ではないからこそ悩むのだろう
いい方に取っておこう
明日は規制あけると思う
簡単には死なないよ
こっちも粘るさ

2015/12/11 21:36



[190167] フィルム
詩人:どるとる [投票][編集]


君を 愛することくらい簡単だ

ただ 抱きしめてしまえばいい
君の傷痕まで

消えない 雨の音が

刻んだ 一秒と

誰かが大切に 生きた一秒は同じじゃない

つぼみくらいの 小さな想いを

僕は 君にあげるよ

記憶の中にそっと生まれる光は

回り続けるフィルムの向こうで

笑ったり泣いたりする僕を

映画を観るみたいに客観的に見ている

巻き戻ることのない
昨日が 花なら
また咲くだろう 土もない心に明日は。

2015/12/11 21:12
5200件中 (5041-5050) [ << 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 >> ... 520
- 詩人の部屋 -