詩人:どるとる | [投票][編集] |
おもちゃ箱をひっくり返したような
片付かない 散らかった気持ちに咲く
小さな 勇気 そっと花びらを赤く染めて
ひらり 風に舞う 木の葉を染める色に
重ねてる たとえば命懸けの恋のように
好きだ それだけでどこまでも走っていく
止まらない想い 道なき道を進む
ゆるい坂道もまるで断崖のよう
羽もないのにはるか後方に飛ぶ景色
あのカーブの向こう には新しいページ
すり減った スニーカーも愛らしいな
「恋をしてる」だけで変わる世界を見届けよう
どんなふうに形容すればいいかな
ふわふわでぽかぽかする恋する気持ち
一生ぶんの勇気 使い果たして手にいれた
君のスカートが 風に踊る季節に出会う
間違い探しはもうしなくてもいいんだ
好きだ それだけで世界はいくらでも変わる
ページを飛ばし読み 結末を早く知りたい
急ぐ僕の手をぎゅっとつかんだ小さな手
伝わるぬくもりが 僕の血をたぎらせる
行きたい場所があるんだ 君も来るかい?
おざなりのはずの日々もなぜか新しい
「恋をしてるだけ」で僕は 今日も生きている
歯車は 回る 地球も回る 観覧車も回る
すべてのありとあらゆる 動植物のサイクル
それは、早かったり 遅かったり いろいろだけど
どれも輝きながら 今を 必死に生きている
そんな 当たり前なことに
恋をしてから 気づいたよ
なぜだろう世界がまた昨日より輝いて見える
好きだ それだけでどこまでも走っていく
止まらない想い 道なき道を進む
ゆるい坂道もまるで断崖のよう
羽もないのにはるか後方に飛ぶ景色
あのカーブの向こう には新しいページ
すり減った スニーカーも愛らしいな
「恋をしてる」だけで変わる世界を見届けよう君と。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
風に乗り旅をする葉っぱの気持ちで
画用紙みたいに真っ白な季節の街をお散歩だ
絵はがきの中にある景色や
君が 好きな花 まだ知らない土地の空
知りたいことは山ほどあるんだ
もっと もっとこの世界の すべてを教えて
北風小僧からの 少し早い 手紙が届いたよ
ビューっと 冷たい風に襟を 立てる並木道
空が淡いオレンジ色に染まる 夕暮れに
抱いた切なさは いつまでもナイショさ
誰にも教えない ぽろり流れた涙のかけら
笑わないで 他人事みたいに言わないで
でも、そんなにじっくり見ないで 恥ずかしいから
昨日見た夢の続きや 行き場のない 想い 指折り数えた誕生日
思い出なら僕にだって沢山あるんだ
空っぽなんかじゃいられない 誰もみんな
北風小僧からの 少し早い 手紙が届いたよ
ビューっと 冷たい風に襟を 立てる並木道
空が淡いオレンジ色に染まる 夕暮れに
抱いた切なさは いつまでもナイショさ
誰にも教えない ぽろり流れた涙のかけら
それはきっと笑顔の種
明日には まちがいなくきれいな花を咲かすでしょう。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
雪の気配が 静かにこの街を
ゆっくりと 白く染める頃
アリとキリギリスの話みたいに
僕は冬支度をととのえる
キリギリスみたいにはならないさ
忙しくしていれば悲しみさえも紛れていいだろう
窓から 眺める 街並みと 広がる星空は
まるで プラネタリウムみたいに見えます
星降る夜にだけもしも たったひとつだけ願い事が叶うなら誰の幸せを願うだろう
誰かにとっては いつもと変わらない
1日も クリスマスというだけで特別な日
明日この街に雪が降るなら それが何よりのプレゼント
残された想いは きっと言葉になるその時を 待っている
なぜだろう いつもの君の笑顔が いつもより輝いて見える
遠い昔に聞いたおとぎ話にあるような
夢みたいな景色だ七色に染まる朝
ポストに届いた押し花の絵はがき
僕はその花の名前を知らない
絶え間なく流れる時間のほんの
少しのあいだだけ この街は いつもよりにぎやかになる
物語をはじめよう 誰かが刻んだ足跡をたどるように わだちに沿って続く道
どんな色をしているのかな君が見てる空は 僕と同じならいいなとふと思う
赤や緑に 染まった街並みが 夜の訪れを待ちわびるように そわそわしてる
たとえばこの世界に 奇跡なんてものがあるならば
それはきっとこんな気持ちみたいにささやかなドキドキ
どんな価値ある宝石より かけがえのない待ち遠しさだよ
まだ雪かきされていない道に ふたつつけた足跡
先も見えないくらい高く積もっている
でも あっという間にとけてしまう
明日この街に雪が降るなら それが何よりのプレゼント
残された想いは きっと言葉になるその時を 待っている
なぜだろう いつもの君の笑顔が いつもより輝いて見える。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
君はひらり かわしていくいたずらな風を ゆるい坂道 いくつものカーブの向こう
雨上がりはもうすぐそこだよ さあ 奇跡のかけらをつかんで
朝を待たずに 君は駆け出してゆく
七色の陽射しを手のひらにこぼれるほど
抱きしめて 君は笑う
何一つ どれひとつ 正しいことなんか
ないと知ったら
君の世界は きっと明日から少しだけ 輝いて見えるさ
君はひらり かわしていくいたずらな風を ゆるい坂道 いくつものカーブの向こう
雨上がりはもうすぐそこだよ さあ 奇跡のかけらをつかんで
落ち葉が地面に落ちるまでのスピード
ストップウォッチも役には立たない
砂時計は何度でも 逆さまになって
新しい時を刻んで君を明日にいざなうから
もう悲しむ暇は与えないって僕は笑う
ラララ プレゼントをあげる
ラララ プレゼントをあげる。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
クリスマスなんか嫌いだよ
君はそう言ってそっぽ向いてしまう
贈り物をするなら どんな物がいいだろう
ずっと君の心に残るプレゼントがいい
誰もが その夜を待っていると思っていた
僕は 君の心がわからない
悲しいことは言わないで 受け取っておくれよ
何もかもが 全部 嘘みたいだから
ほっぺたつねった確かめて夢かどうか
明日この街に雪が降るなら
僕にはそれが何よりのプレゼントだ
さあ リボンを紐解いてごらん
箱のなかの プレゼントは何かな。
詩人:Feeling | [投票][編集] |
空から星が降ってきた
幾千の中からたったひとつ
選んだ訳ではない
でも
望んでいた
差し伸べた手を拒みもしない
“僕が選んだんだ”と
そう言わんばかりに
輝く訳でもなく
その星は何も言わないで
そっと 生きる意味をくれた
きっとずっと見られていたんだろう
いつかの見上げた空にいたんだろう
君と出会った時に生まれたんだろう
その時から僕らを探してたんだろう
ありがとう
辿った道を思い出した
また光る、その果てまで
僕らが愛そう、尽きるまで
幾千の中からたったひとつ
空から星が降ってきた
僕と君とのあいだに
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
辛く悲しい今は
月夜に預けて
泣いてもいい
優しい痛み 甘い疼き
心の傷は思いの外
とても深くて
張り裂けそうだよ
優しくなりたい
強くなりたい
守りたいんだ
大好きな君を…
その想い 本気だね 気持ち入れてた証拠だ
だから 心が痛いの
柔らかな後悔と一滴の涙
お願いです
勇気を下さい
優しさだけが
愛じゃないから
傷だらけの過去は
月夜に預けて
眠ってしまおう
苦い誘惑 甘い暴力
心の傷は思いの外
いっぱいいっぱいで
はちきれそうだよ
優しくなりたい
強くなりたい
愛したいんだ
大切な君を…
その想い 覚悟だね
気持ち入れてた証拠だ
だから 心が寒いの
柔らかな後悔と一滴の涙
お願いです
強さを下さい
優しさだけじゃ
愛しきれないから
お願いです
愛を下さい
一滴の海に
沈んでしまう
その前に…
詩人:鰐句 蘭丸 | [投票][編集] |
最近 テレビでよく見かけるあの娘
アイツに似てんなぁ
笑い方 ガサツさ 笑い方 仕草 笑い方 笑い方 笑い方
クソ! なんでテレビに出てんだよ
いや アイツじゃないのに 失礼
クソ! 似てんじゃねーよ ああ失礼
なんだよ なんだよ
なんだよ 元気してんのかな
番号 知ってるけど しない
このテレビの娘 カワイイな
詩人:絶対零度 | [投票][編集] |
胸の中に
ぎゅー、ぎゅー
って
錘をつめこんで
手でおさえながら
仕事した
痛い。痛い
じんわり痛い。
でも、仕事はできてしまうから
休みたいのに
休めない
詩人:さみだれ | [投票][編集] |
手が自分のものじゃなくて
不気味だ
見ているものが誰かの差し金のような気がして
どうでもよくなる
生きていなくても生きる方法がある
そう思うのが死ぬこと?
神様を殺そう
そう言ってた人
誰だったろうか
何度も死んだんだその人
誰だったろうか
頭の中氷が入ってるみたい
とても気持ちのいい
そんな地獄
わかってるよね
空が青くなくなる
クオリアを持っていかないで
私はにんぎょのもりを歩いておりました
神様を殺そう
草木が嬉しそうに話しかける
庭のプランター
どこにいきたいかわからなくて
ふたりは海を漂う
宇宙人はニンジンを食べられず
怒鳴られて怒鳴られて
誰に?
生かされている
神様を殺そう
夕暮れに現れる
あの黒いの
誰だったろう
毎日浮いて
落ちていた人
誰だったろう