| 詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
半世紀以上
生きてみてすら
今日この日にみえる
夕焼けが
かわっているわけもなく
おもいだけが
たかなりようもなく
わなないている
崇高なことは
私には
手のとどかない
丁度、あの
燦然と輝く
夕焼けみたいなもの
だった
幼かった頃は
中が悪くて
喧嘩ばかりしていた
二人の息子が
肩を擦りよせ
スマホでゲームを
楽しんでいる
なんだ
こんな形に
うつりかわって
いたのか
過ぎさった
と言うより
手に入れてしまって
いたのか
| 詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
ひとでなしの
はじしらずは
きょうも
どうにも
どうも
なりはしない
ひとでなしの
おかまい
しらずは
はじをはたいて
みては
いくばく
いくとせ
いくよ
さくらがすき
あじさいがすき
ひまわりがすき
すすきもすき
だれもかれも
みんなすき
わたしが
きらいで
ないのなら
いい
| 詩人:さみだれ | [投票][編集] |
夢を見繕い岩盤に刺す、歯痒い幕開けに
照らされるのは夕焼け
烏の群れの絵図
ほうけにならずに破れば
なんてことない紙片のそれ
岩盤はここか、と
患いはすれど事はなく
訪ねるのは憧憬
私はなんであれ、と
誰かしらん飛ぶ空
岩盤には遠く仰ぎ
誰かしらん這う空
窓辺には余りきる
| 詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
太陽を使い回し過ぎている社会に反して人は太陽を休めてあげたい
まぶしいから影を濃く深くして落ち着きたいのだ
心の深い根っこを見たい
この世の中 人は最悪の場合を想定する
黒い闇に関心が有る
無理して付き合わない孤独を浮き彫りにする
悲しい中を感じて楽しむ
ビジュアル抜き
誰しも他者の内面に入り込みたいの
| 詩人:与末居 | [投票][編集] |
ふってわいた存在が、通りすぎていってしまった。
差し上げたピアスの明細の文字が空しく指をなぞる。
寝台から見上げた顔は分からないまま、触れられなかった。
留め置かれた書籍のなかに挟まれた写真だけが、残された。
綴じられないままの文書があちこちに散らばり。
こぼれてあふれた器は、拾いきれないまま。
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
探しているものが
見つからないのは
探しているからさ
だって
探しているものを
忘れてしまったら
探すのを辞めるでしょ?
すでにあるものを探すから
それは
失われてしまうんだ
探すから見つからない
ずっとそこにあるのに
それは愛って呼ばれてる
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
命より大切なものに
人が気づいたら
世界は平和になる
情熱 笑顔 祈り
命がないと、それが出来ないなんて
思うべきじゃない
君が気難しい
数学者でもない限り
死を悲しむくらいなら
生を楽しみなよ
謝るくらいなら
感謝しなよ
それがよく似合うのは
僕たちの運命だ
不老不死の薬は飲まないで
大切な祈りを
忘れてしまうから
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
判決懲役2.5秒
配給される付箋の糊
道に迷った牛の夢
イカとタコの中間感
空より高い地面の在り方
IQ200飯200円
逆さの酒屋と
逆さのお酒
国境沿いに線を引き
その上を雲が流れてる
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
失敗した料理も
思い出に残るなら
本当は悪くない
僕たちの微笑ましい目的も
達成されるばかりが
全てじゃないからだ
部屋干しの洗濯物みたいに
情報には味がしない
我慢する代わりに
笑えばいいからだ
こんなこと
教訓にすらならない
君はそれくらいに
本当に簡単に
笑うことができるんだ
もしよかったら
擽らせてよ
笑う準備なんてしなくても
笑うことができるから
心配なんてこれっぽちも
いらないんだ