ホーム > 詩人の部屋 > 新着順表示

新着順表示  〜 新着順に10件ずつを表示しています 〜


[197402] 恋する季節
詩人:アサスケ [投票][編集]

ボーダー柄のシャツと
ワンウォッシュのデニムがよく似合う
あの子の虜になった僕は
毎日心がバタバタ騒がしい

いつも僕の前を
ひらりひらりと駆けていく
手をつなぎたいのにあと少しが届かない

いつだって前を向いて
ワクワクを探しているから
見えるのはつむじだけ
もどかしい夏の午後

赤いカーディガンと
チェックのスカートがよく似合う
あの子と微笑みあうようになった僕は
毎晩明日が楽しみでしかたない

いつも僕の少し後ろで
ぱたんぱたんと歩いてる
手を差し出せば伸びてくる小さな手

お気に入りの本を隣で読む時に
よく見える長いまつげが
愛おしい秋の公園

2021/11/10 12:30



[197400] スカイブルー
詩人:猫のあし [投票][編集]

心細くて泣いていた
14歳の僕は
いつも人を
傷つけていた

何であんなに孤独
だったのかは
分からないけど

生きてて良かったよ

自分を傷つける事を
やめて良かった

今の僕の生きている道は
間違ってないって言えるから

僕の人生を生きてるって
言えるから

2021/11/08 14:36



[197398] 待人
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

いつでもいい
どこであろうと
呼んではくれないか

俺の名前を

狭い路地裏
鈍い音がして
尻もちをつくくらいに
出っ張ったコンクリートに
頭をしたたかぶつけて
見上げると

俺の名前を
呼んで
腹が千切れそうな程
笑っていた

そんなに
可笑しかったか
ふらふらしながら
嫌では
無かった

俺の名前を
呼んでくれないか

そんなに
そんなに俺は駄目か

深夜に
闇鍋を外でして
低く垂れ込めた鰯雲が
大空を覆って
沈む月が
雲と水平線の間に差し掛かる
あんな荘厳な景色は
二度と見たことがない

また
俺の名前を
呼んではくれないか

2021/11/07 02:22



[197396] 晴れて
詩人:46 [投票][編集]

大丈夫だよが苦しい

大丈夫ですか?と聞き返したくなるほど

貴方の頭を撫でれるくらいの余裕がほしかった

余裕って何?って聞かれて
余裕ってなんだろうねって見つからない

こういうことだよって教えてあげたい
どういうことですか?が続く

2021/11/03 20:40



[197395] 希望をください
詩人:46 [投票][編集]

何も待ってない何も見えてもない
空っぽなわけではない
いっぱい持ってるわけでもない

何かが追ってきてる
正体不明の何かが
息をしづらくしているの

何か持ってない?何か見せてくれない?
空っぽでもいいからさ
いっぱい持たなくてもいいからさ

呼吸をしていたい
少しだけ笑える1日があればそれでいい

2021/11/03 20:37

[197394] いっぱいいっぱいでしたよ。
詩人:46 [投票][編集]

割と私平気じゃんって

ギター抱えてまず初めの歌詞を口ずさもうとしたら
溢れ出すじゃん溢れ出すじゃん。

悲しみ悔しみ焦り
濁った感情溢れ出すじゃん。

歌えやしないよボロボロとさ
鼻水と涙でグシャッてさ

心配してくれる彼も何もかも捨ててさ
誰も知らないところからスタートしたいくらい

悔しくって悲しくって

溢れ出したぶん濁ってないやつ
私拾えるかな私の力で

私を救えるかな

2021/11/03 20:33



[197391] 〜月夜の静寂のなかで〜
詩人:桜井 楓 [投票][編集]

人は時の波に漂う
明日への思いは月夜の灯りと共に

いまを照らしてくれるものはあるのか
人との会話のなかで探す日々よ

切ない明日を怖れて
眠れない夜に
まだ今日という日を
この時間を大切にして

人は時に涙が溢れる
思いはいくつもの繋がりのもとに

いまはこうして
願いを抱いて
いくつになっても大人になることを夢見る

一人きりの部屋で
この夜がどんなに静寂でも
胸の中はいつも張り裂けそうな気持ち

人は時の波に漂い
明日への思いは月夜の光に照らされて
どこまでも深く 深い海のように
沈んだら いつか落ち着くのか
流した涙もそこへ辿り着くのか
思いはいくつもの季節とともに

いまはこうして
切ない風が水面を撫でたなら
僅かな波が涙を流してくれる

いまはこうして
膝を抱えて
願いを抱いて
いつの日か大人になること
夢を見てる…


2021/10/30 19:49



[197390] 他人をそして自分を
詩人:ホワイト [投票][編集]

信頼を得るには

努力が必要だ

まずは
受け入れろ

2021/10/29 00:08



[197389] 憧れの太陽
詩人:ホワイト [投票][編集]

ツライ気持ちがなくなるような太陽が昇るなら

カナシイ気持ちが通りすぎるような太陽が昇るなら

ウレシイ気持ちがまたくるような太陽が昇るなら

白くて軽い殻を忘れない太陽が昇るなら
太陽が好きになるかもしれない

軽くて白い殻を忘れぬよう
上を向いて涙を流そう

2021/10/29 00:02



[197388] 欲望
詩人:ホワイト [投票][編集]

時に人は喜々として最潮の
最低の欲望に負ける
時に人に
時にモノに
それは欲情とも言える
ドキドキと脈拍が上がり紅潮し
愛おしい人と逢った時におきる あの震える身体のように
敏感で 鈍感になる


片時も忘れられない欲望が溢れだす瞬間
それは普段起き得ない現象であるから あの
踏み入れてはいけない誘惑に負けてしまう


知れ!自分の身体を!
自分自身を!自分の本心を!本性を!
醜かろうが美しかろうが 愚かさで打ち砕かれようが自分なのだ!

他人になれない自分だから…
他人よりマシだと 己のほうが勝っていると傲りに溺れようが
それが真実だろうがなかろうが
身体は奥深くで知っている

2021/10/28 23:52
5197件中 (691-700) [ << 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 >> ... 520
- 詩人の部屋 -