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[197256] 〜良薬は口に苦しというけれど〜
詩人:桜井 楓 [投票][編集]

いつも美味しいものを食べたい
そしてその時の食感で心が幸せだと感じること
満腹ともなれば 頭の中もお腹もいっぱいになる

でもいつも食べ過ぎてしまうと
消化しきれずに太ってしまう
数学的に考えると単純なことだが
普通に食べたら消化できるし溜まらない
多く食べたら消化できず溜まる
溜まるが続くと溜まり続ける

そうなると さぁ大変だ 減らさなければいけない
いつも美味しいものを減らして食べることになる
いや さらに減らさなければいけない
果たしてそれだけの量で心が幸せだと感じるだろうか

別のものを食べなくてはいけないのではないか
味気ないものにしないけらばいけないのか




良薬は口に苦しというけれど

多少でも苦い思いをしなければ
本当の自力は付かない
その時の思いこそが糧になる
人生はプラスマイナスであり
努力をした分の力というのは必ず報われる

熱いお茶を腹の中で感じること
喉元過ぎれば熱さを忘れるようでは
同じことを繰り返してしまう







2021/07/15 05:31



[197254] かたな
詩人:雪 刀寿 [投票][編集]

土地に添い遂げる侍

刀を二つ持って、
活発な調整を社会は望む

かたなが筆の
精神のやいばは、
自分が魔にならないと
広い社会を理解できない

テコでも動かない既存インフラが
ストレス・プレッシャー生産器
意地悪の応酬

ごく一部の独占層が離さない悪魔

魔を引き剥がすのは
離れ業だ

宇宙的に平等じゃないと、地球は自然現象に嫌われる
がらくたになってしまう

人類誕生から踏まえる
五十万年の総括を祈祷する

五十万年の重みは
脳裏が深く愛を滲ませる

夜見る夢に
また明日も夢を掘る

2021/07/15 12:54



[197253] 部屋の話
詩人:高級スプーンあと何年 [投票][編集]

諸々忘れてしまっても
大切なことだけ覚えている
だったらさ
一緒に眼鏡を探してくれる
知らない相手に話すんだろう
あの頃過ごした
部屋の話を

諸々忘れてしまっても
くだらないことだけ覚えている
だったらさ
嫌な顔せず体を拭いてくれる
知らない相手に話すんだろう
あの頃過ごした
部屋の話を

抱えているのは
歴史には残らない思い出ばかり
持ちきれなくて
ポロポロと
こぼれ落ちた記憶
拾う術はない
全部忘れてしまうんだ
あの頃過ごした
部屋のことも

死に際
頭に浮かぶのは
もっと別のことかもしれない

ああ
思い出にするには
まだ早い

だよな
そうでなくっちゃ

2021/07/14 00:37



[197249] 痛い、わけ
詩人:雪 刀寿 [投票][編集]

動物類の快感をかき集める

今の社会は
趣味が悪い

皆に 欲望をねらわせ
鋭い牙をとがらせる

自然を押さえつけ

人の魂を暴れさせ
調子に乗せ

外世界で
殻を元気よく振る舞わせる

独占者が秘密情報を集め

アマチュア同志は火花散らし、
ケンカをふっかけ合う勢いだ

あぶなっかしい

どうせ、出てくる元気は
プライドごと、へし折られちゃう

勇ましい正義感も、あざ笑われ
つぶされちゃう


だから 最初から皆 心を麻痺させ
操り人形でうぬぼれておく

正義なんて無いか
無目的に暴れるだけのアスリート達

そんな流れが出来た
悪徳社会

皆が足を引きずり下ろされ
自粛し、投げやりになる

歴史に無く、遺伝に見ない
地球が丸ごと管理される 機械世界だ

純情なら神経がびびる

何が起こっているか、分からないまま

実は 弱い奴が、身の丈にそぐわず 高く強く、飛びたがる のだ 

恐ろしい自然界に向かって掛かってゆくんだから、現代人は愚の骨頂だ。

壊した自然災害に騒ぎながら、どこかでまだ、人間さまは機械に守られて偉い、と思ってる。

機械は人の精神を守れない
機械に甘え、精神が弱まる

びくびくおびえ
最後は
機械そのものを疑う事になる


強い者ならば、
機械がそそのかす思わせぶり・ほのめかしに乗らない 内心を急がない






2021/07/11 23:00



[197248] mayoi-go
詩人:gof [投票][編集]

すべらかに かなしみや せつなさは 渇いた喉元から
きみの肌白さの水面に赦される

立ち止まり振り返る歩道橋の夕日
青銅伝説の指輪に似た洗練さ
紅い土地砂に芽生えた緑

きみの髪のシャンプーの残り香は
そんな景色を蘇らせる

ターゴイス色のプールに
浮かんだルージュの花のいやらしさよ

みたいものは そこじゃなく
本当の美しいは 生き様にある

瞼の裏で何度も描く言葉は
恋やら あいしてる におさまらず

感情は彷徨い やがて 7月の雨粒になる
葉に落ちる音が 鼓動や記憶になる

なやんで ないて 寝てしまえばよいね

やわいぼくらの喜怒哀楽さんや

さらば 再来 ゆけよ ゆけ
またね 創作 それでは ぐっばい
こんにち おはよう ラブバズ三唱

2021/07/09 00:42

[197246] あの夏に帰る
詩人:雪 刀寿 [投票][編集]

スポーツは焼く
メラメラ

野球選手に憧れ
毎日 素振り5000回やってた

ウサギ飛びに 山道マラソン
雨の日は、校舎の階段を走った

牛乳をたっくさん飲み

いよいよ
予選会の決勝で、

外野ゴロをキャッチし、
捕手へ・・・
一直線の遠投が 強烈で、
ポロリ、が、 夢が終わった瞬間だった。

校庭のまん中にそびえてた木が、
満面の笑みで ケラケラ、肩を揺する

今でも、あつい、やきう狂いが胸に鳴る

2021/07/08 20:59



[197244] 地球に宇宙から乗り込んだ無意識
詩人:雪 刀寿 [投票][編集]

ごり押ししても揃わない政経は
基準をまた変える

宇宙の無意識は眠っている

皆は 自然な心の深みを休ませ、不思議に思わない


そもそも人は 喜んでケンカするような馬鹿ではなかった、と

幸せという物の、現実の内容がちゃんと分かれば、皆の気はしっかり合う

無理した化学=自然破壊によって歪めた地球を、
宇宙を暴れ回るロボットに仕立てるな

素直な自然体に帰って、宇宙に溶け込んだほうが得策だ 

社会の脳と目は、まぼろしを掘り過ぎてる

まやかしを飾り付け、蜃気楼に酔わせて、皆を骨抜きにした

それでも 誰もが最後は宇宙へ帰るんだな

そう つながってゆく計算に納得がいくようにしよう

2021/07/09 21:03



[197243] 祈りの三拍子
詩人:EASY [投票][編集]

権力者たちが
恐れているのは

無力な人たちの
祈りであって

世界を征服するような
あらゆる兵器なんかじゃない


星が綺麗なのは
科学的なものじゃなく

無力な人たちの
祈りであって

効率利益に属したような
あらゆるロボットなんかじゃない


叶うべきものは
祈りじゃなく

無力さ故の
美しさであり

80年くらいの命を救うような
小さな世界の僕らじゃない

2021/07/05 19:19



[197240] ni ni ni
詩人:gof [投票][編集]

生きれば この世には
悲しみや陰口や苦しみが
溢れすぎているから
いつでも矢印は 自我に向けて
内在する無数の螺旋光
眩いくらいの色彩の海
もう手では触れられないノスタルジーは
すくいにも 哀しみにもなる
それでも確かにあった
あいしてる こいしてる 
よいしれてる ひかんしてる
それすらみんな 
大切で 儚くも 美しい キモチ
じぶんには やさしくしよう
そこから きみに湧き立つ愛が
うみだしていけるのだから
きみに かけるコトバが
うまれてくるのだから
いつか いつか いつか
そんな些細が
救済のユートピアになるのだから

2021/07/04 14:43



[197238] 人と人のあいだに入る、ややこしい仲介役
詩人:雪 刀寿 [投票][編集]

他者を助ける かけつけ警護
自分だけを守ってりゃいいのではない
複雑な話をかきまぜる役目だな

第三者の横やりが専門の日本人

でも、政治の目的はみじんも進まない
世界はまとまらない 語り合わない

例え話にあきれる
意味が分からない

見ろ、太陽が地球を揺さぶる

もう太陽は待たない
月が乾いた 海を運べ
地球が学んだ処世術を見る

集団人形を演じながら
機械によって皆それぞれ 宇宙に心を合わせ

目をとじて瞑想する状態が 宇宙だ

2021/07/06 14:50
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