詩人:アルバトロス | [投票][編集] |
私が死んだら誰が困るかな
誰が悲しいのかな
それは想像
いつまで経っても想像でしかない
あなたは困るかな
あなたは悲しいのかな
私はね
私が死んでも困らない
当たり前だね
死にたいわけじゃないよ
自分が死ぬことなんて
考えたって仕方がないから
ただ生きる
思いっきり生きるの
でも気になる
あなたは困るかな
あなたは悲しいのかなって
詩人:もとり | [投票][編集] |
歳を一つ重ねた
動く事が億劫になった
経験を一つ重ねた
失敗を恐れる様になった
知識が増えていった
立ち回り方を憶えていった
言葉を慎重に重ねた
どちらとも取れる言い方を憶えていった
余計な物が増えていって
身動き取れずに雁字搦め
何も知らないから出来る事と
知ってるからこそ出来なくなった事がある
憧れていたあの人に
今じゃ歳だけ追いついて
記憶の中で消えていく
口だけ動かし
理想を押し付け
昔の自分に重ねた若者を
まだまだ未熟だと決めつける
そんな今の自分を
昔の自分はなんて言うんだろうか
詩人:もとり | [投票][編集] |
いつも明るいね
いいえ造ってます
人に優しいね
いいえ望む事をしただけです
誰とでも仲良いね
いいえ浮きたくないので必死です
そうして出来た虚像は
歪にかたどったイイコチャン
褒められたくてやってます
本当は何もしたくない
いつの間にか本音を言える人なんて
周りに誰も居なくって
いつの日にか本音で言える人なんて
誰か聞いて欲しくって
囲まれてるのに一人ぼっちと
皮肉を感じ自嘲する
詩人:もとり | [投票][編集] |
最近避けられてる気がする
何かしたのかな
じわりじわりと蝕み
気付かなかったふりでやり過ごす
言ってしまえば
最後な気がしてたから
もう戻れない
そんな気がしていたから
嫌いなのとか
傍に行かない方がいいのかなとか
不安な気持ちにも見ないふり
マイナスの事ばかり出て来るのに
それらしい原因は出てこなくて
いっそ終わらせようか
勘違いかもしれない
行ったり来たりの振り子のように
戸惑いと自棄の間で揺れている
詩人:みどり | [投票][編集] |
抱きしめて欲しくて泣き声あげた
外の刺激に左右され
自分自身でいっぱいだった
すっぽんぽんで笑って泣いた
まともに動かない手足は恨めしく
好奇心は使い捨てに
思い通りに動かない回りの人間に毒づく
すっぽんぽんで笑って泣いた
周りはみんな大きかった
とても追いつけなかった
ただただ私に戻りたかった
だけど、すっぽんぽんで笑って泣いた
だから、すっぽんぽんで笑って泣いた
そうして、すっぽんぽんで笑って泣いた
アルバムの中の私は
ただただ、愛しかった
詩人:beet | [投票][編集] |
否定は簡単だが
肯定は難しい
拒否は簡単だが
受け入れるのは難しい
だから、曖昧が楽
世の中、全て白黒ハッキリしたほうが
住みやすい訳ではない。
詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
いつも
PrinceやKnightになれなくて
Pierrotばかりだった
好きな子を笑わせることに 必死で
「カッコいい」なんて
言われたこともない
…無縁の世界だわ
詩人:猫のあし | [投票][編集] |
僕の手で
何ができるかは分からない
でも
僕にしかできない何かが
あるって思うんだ
諦めずに探すよ
だって
この世に生まれて
色んな思いをして生きて
まだ生かされているんだもん
今もここにいる事に
きっと意味があるもん
僕が生きてる証
詩人:あいる | [投票][編集] |
前世ぐらいからの運命の糸が
こんがらがってしまいこんだのが脳ならな。
想いを滞納してたのかな
繋いだんだね
閉じこめた誘惑が
ドアを撃ち抜いて
春雨に癒着した傍観劇に
サインを送ろう
水溜まりが捉えた風さえも攻略法のない明日を狙ってる
屈折した光りも
もとより祈りも
意図が反射して
泣きたくなるくらいに
命は運ばれていくんだね
愛を留めても
哀を流しても
あ
ではじまって
ん
でおわる
とどめたり
さえぎったり
つかまえたり
つまづいたり
さしのべるからね
不確かさを信じていた
月曜にネクタイの手綱をかけて
火曜に逃がして
水曜は君と
木曜とじゃれあって
金曜と暦を消して
土日の合わなかった予定や辻褄がねじれたのが脳ならな。
また運ぶね。