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[197000] 〜未来の人が言うには〜
詩人:桜井 楓 [投票][編集]

心は変えられる

いまがどんなに苦しくても
状況が悪く辛くても

いまがダメでも
1年後も良い気がしなくても
5年後ならどうなのか
まだなのか
10年後ならばさすがに
いまの自分じゃない

いまがどんなに苦しくて
辛くて迷い込んだのなら
いまではなく
大丈夫だと思える未来を見て
そこを目指してみよう

たとえ遠い道のりでも
大丈夫だという未来が見えているのなら

そうしたら
現実を受け止めて対応できる

そして
心は変えられる…


その先の未来の自分が振り返る
あの時の苦しみや辛さがあったから
乗り越えたから

いまの自分があるのだと…




2021/01/17 01:15



[196999] こんな人
詩人:理恵 [投票][編集]



あなたはいま
どこにいますか
どこから見てますか
私のことを
見ているのでしょうか


私はこんな人に
なっちゃいました
死んだ方がいいと思っているけれど
死んでもあなたに顔向けできません


生きていればやり直せると言うけれど
やり直せる気がしません
やり直す気力もありません


だからダメなんですか
だからダメなんでしょう


できればあなたに会いたいけれど
情けないことばかりです
私は地獄に落ちる覚悟はできているけれど
あなたが泣いていないかだけが心配です


私はこんな人に
なっちゃいました


諦めなければ大丈夫と聞くけれど
もう諦めたいです
あなたみたいに誰かの太陽にはなれない
悲しい涙の雨ばかりを降らせてしまいます


たった十年で
こんな心持ちなのです


私は何にも打ち勝つことはできません
私は誰にも打ち克つことはできません
自分を振り返ると不甲斐ないばかりです


あなたはこんな私を見ているのでしょうか
こんな私には興味もないですね


それでも、あなたの笑顔になりたかった
私はあなたの笑顔になれません


こんな流行り病なくなったって
あなたに会える日など来ないけれど


私はあなたを忘れられない身でありながら
あなたの雨になってしまう


私はこんな人に
なっちゃいました






2021.1.16.

2021/01/16 21:25



[196996] 命人
詩人:EASY [投票][編集]

命の操り人形は
政治の票が取れる人

命より重いもの背負い
花を綺麗に飾る人

命に洗脳されるのは
銀河系の地球人

2021/01/12 21:34



[196993] 家族写真
詩人:猫のあし [投票][編集]

この世に生まれちゃ
いけなかったんだと
思ってた

僕は、害虫だと
邪魔者だと
思ってた

何でそう思うように
なったか分からない

大人になって
褒めてもらえる事も
増えて

小さな家族も出来て
もうそう思うのは
やめたよ

まっすぐに僕を愛してくれる
まん丸のおめめ

家族写真を撮ったあの日を
笑って語れるようになった日

穏やかな風が
部屋を通った

2021/01/11 23:14



[196991] 
詩人:ゆぅ [投票][編集]

短く濃い日々だった
当たり前に
毎日が過ぎていって

あっという間に
溜まって
溢れて
こぼれてしまった

短い恋だった
想いが
交差した瞬間から

何度も、何度も
伝え合って
別れの
傷も深くなった

いつか、なんて
二度とない
もう交わる事さえない道

短くて儚い
そんな日々だった
忘れない
あなたの名前だけは

2021/01/10 04:41

[196989] 何者
詩人:アルバトロス [投票][編集]

何者
オマエは

どうしてそんなに
笑っていられる

どうしてそんなに
他人事でいられる

聞け
オレはオマエの話をしている

オレがオマエに?

何者
オレはオマエ

でもオマエはオレじゃない
そんなはずない

2021/01/07 02:25



[196985] 10年前の私へ
詩人:*クレア* [投票][編集]

君がこれを読むことはない
だけど君に読んで欲しい

10年前、大人なんて大嫌いだったね
話しも聞かず否定ばかり
大人になることは選択肢にない、
自らの手で自分の命を終わらせることが
美しいと考えていたような君は

大人になったよ
悪い人ばっかりじゃない楽しいこともある

他の人よりきっと辛いことがたくさんあった
だけど、そんな私は生きているだけで偉いと、
胸を張って言える大人になったよ

死ななくてよかった。

2021/01/03 03:49



[196984] またかく
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

埋もれていた
爪が掻く
まだみずみずしい土地
明日より新しい命
ほり下げて
下って
ゆきます

まだ
分からない
こと
ばかり

掻き捨てて
ばかり
いられなこと
ばかりばかり
この事
ばかり
引っ掻き捨てられないように

真っ黒い爪で
数限りない
いらないこと
私をいらない人が
とか考え無いように

また掻きます

2021/01/03 01:06



[196979] 貴方の心の片隅に
詩人:小さな貝がら [投票][編集]

貴方の心の片隅に
もし居られるのならば
私は隣の部屋に住む
子猫でもいい

隣の部屋から微かに
流れるメロディーは何の曲
隣の部屋から微かに
香る貴方の匂い

こんなにもこんなにも
思ってる思いは
とても儚くて
今すぐ散りそな
名も知らぬ花のようだった

思いだけが
一人歩きしている

貴方は今日も
忙しそうにしていても
私は何も出来ない

子猫なら
可愛いかもしれない
だけど私は一人の
女であるから
ただうるさいだけの生き物

子猫なら貴方は私を
可愛がってくれますか?
答えて貰えない質問
心の中に伏せた

貴方が好きだと言う気持ち
心の中に伏せた

By 音無詞 詩(小さな貝がら)
2020年12月作

2020/12/26 13:08



[196977] 書けなかった真実
詩人:清彦 [投票][編集]


君の動物好きな優しさ

気遣い過ぎで不器用な性格

ショートカットの明るめな髪色

不思議な柄のゆるいパーカー

ちょっとラフでキメ過ぎない雰囲気が

居心地良さそうな 男友達みたい


相談に乗るってつもりでさ

話し出して立ち止まる帰り道

君が大事にしてるあいつの話

どこか遠くに連れて行ってしまいたくて

何か関係ない話を思い浮かべて



笑顔に触れるたび 夢中になっていたよ

笑わせることだけで 浮かれていたよ

「また会いたいな」って思いながら

まだ胸が痛いから 会えないね



いつかあの日の空 思い出したような

夢の中 過去のような未来で 

あの日渡した手紙に書いてない真実

伝えたい でもその後で

「やっぱ何でもないよ」って言ったら

君は笑うかな どうだろう

なんて

思ってるうちは 会えないね


2020/12/24 05:00
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