ホーム > 詩人の部屋 > 新着順表示

新着順表示  〜 新着順に10件ずつを表示しています 〜


[196949] 82日間
詩人:ゆぅ [投票][編集]

キミのことなんて
たぶん好きじゃなかった

あたしのこと
好きって言ったくせに
いちばんに
見てくれなかった

キミのこと
何にも知らないけれど

何かが始まって
突然、終わってしまった

キミはもう
あたしのことなんて
忘れちゃったかな

2020/11/21 15:49



[196943] 残り
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

吠え面だよ
吠え面
かかされた

書こうとすると
縮こまって
しまう

白波のたつ
断崖の上に
灯台がつっ立っている
入口脇に
白く塗装を塗り重ねられた
分電盤の扉が
錆に負けそうになりながら
半開きになっている

あたりには
潮風に耐え続ける
岩肌とそれの
言い訳みたいに草原しかない

謝れば
心を込めた事になるのなら
どんなにか
楽だろうに

2020/11/15 17:09



[196931] 【解ける氷】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]

そのたなごころに氷のかけらを載せて

水に戻るまで見つめている君よ

歩いていこう 死にたいときほど

会えたのに別れ 恋した人もいまは別々の町



生まれたときから人は平等じゃない

報われぬ明日は何度でも来るのに

切歯扼腕(せっしやくわん)するしかないけど

信じても別れ 許した人もいまは別々の恋

────────
────────

2020/11/01 19:36



[196930] 【POLA】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]

地に至る星たちが
小さな声で人を呼ぶ

気まぐれな旅に出る
悲しい人に会いにいく

When I dream,I see you.
星になれ

Let me scream,Make it true.
蜜になれ



始まりは誰だって
無垢の裸で会えたのに

泣き顔が似合う人
いまの私はそんな人

When I dream,I see you.
星になれ

Let me scream,Make it true.
蜜になれ

────────
────────

2020/11/01 19:35



[196927] 〜今日もどこかで〜
詩人:桜井 楓 [投票][編集]

人身事故への意見の多くは
遅延で迷惑することや
家族への多額の賠償請求をしろという言葉を浴びせる
よく読むと自分寄り

自殺する人は
自殺するほど追い込まれた精神状態にあるということ

もし身内に自殺志願者がいたら?
いるとも思えない
想像もつかない
関係ないという人もいると思う

雰囲気で分かれば構内の誰かが止めている

良くも悪くも
他人を気にかけない時代が始まって30〜40年くらい経つのか…

自殺には必ず原因があるけど
自殺を許す許せないでもない

その時代に合わない
合わせれない人もいる


政府の方針は国民の生活に直結し
時には人との付き合い方も変えてしまう
それは続いていくものだし
国民性そのものも毎年変化していく

一年一年と 
世間の常識は少しずつ変化していくもの

でも そのなかで人との繋がりや人の温かみだけは
変わらず続いていかないといけないと思う

そこもいまは
遅延や不通な事が多いように思う


今日もどこかで誰かが…


助かることばかりを考えている…


「助かります…」



2020/10/31 09:51

[196925] いいひと
詩人:鰐句 蘭丸 [投票][編集]

いいひとは報われない

よく聞く「あの人はいいひとだよね」
を言う人はいいひとを救わない

メディアから聞こえる「いいひと」は早死にする

どうか

この世から いいひと を排除してください

どうか いいひとにならないで生きて








全人類 悪者になり 潰し合いましょう

悪の中の悪だけが蔓延る世界にしましょう

そういう政権に投票しよう

いいひとは

生きていけないんだから



2020/10/29 19:42



[196924] アニュラス
詩人:高級スプーンあと何年 [投票][編集]

ドラム式洗濯機の中の小宇宙
結婚して買って良かったもののひとつ
食洗機と並ぶあなたの裡で輪廻する
人類史と共に歩んできた恋愛ブーム
何度生まれ変われば
恋に落ち人を愛する行為に
飽きが来るのか
銀河の終焉
流れが緩まり
あなたは止まる
いつかすべてがきれいさっぱり
その時まで
見つめている
空いた手を膝の上に乗せて
回る世界を眺めるしあわせだ

2020/10/29 04:28



[196921] ふりだ詩おもいだ詩またくる詩
詩人:高級スプーンあと何年 [投票][編集]

望郷と呼ぶにはまだ早いか
って
そんな
大していいもんじゃなかったか
きみとぼくと
あなたとわたしと
おまえとおれの関係は

誰にとっても良い思い出
じゃあないかな
けれども楽しかった
あの日々
だからよく来ていた
飽きずにまあよく書いたし
読んだよあれもこれも
知ってる人のも
気になった人のも
新しい順にも色々

老いはしないが若い文章
今とそんなに違わないか
古びてはいないが
ピカピカに輝いてはいない
その思い出

あの頃の毎日が
サザ※さんや
ちび●る子ちゃんの一日みたく
どこかで繰り返し続いていて
いつでもそこに戻れたらいいのに

いまも生きている人
ここにはもういない人
言葉を交わすことも
ほとんどなくなった今
ふと思い出す

出会ったのは確かだろう?

よく話した人がいた
一度も話さなかったけど
よく見る作品があった
それが思い出になったのは確か

何の部屋に居たかは忘れても
出会った人と作品は
振り返った時には
そこにいてほしいもんだ

2020/10/27 03:22



[196919] どうしたら
詩人:ふくざわゆいと [投票][編集]

どうしたら


仕事ができるようになるのか…


どうしたら


その「差」を埋めることが出来るのか…


どうしたら


少しでも近づけられるのか


どうしたら


少しでも認められるのか


どうしたら


「頑張ったね」なのか


どうしたら


「よくやった」なのか


どうしたら


迷いなくやれるのか


どうしたら


自信がつくのか



いったい どうしたら…

2020/10/25 20:15



[196917] エピソード まる 其の3
詩人:鰐句 蘭丸 [投票][編集]

仕事から帰ってきて
冷たく 硬くなったお前を撫でる

お前の匂いを嗅ぐ
あの香ばしい匂いが薄らいでる

風呂へはいる
お前を洗ってあげたことを思い出す
涙がとまらない
きっと
また お前の匂い思い出すよ
忘れない

まる

おやすみ がんばったね

2020/10/23 06:58
5197件中 (851-860) [ << 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 >> ... 520
- 詩人の部屋 -