| 詩人:清彦 | [投票][編集] |
一旦、幕が降りた
気付いてみればいつも
ふとしたとき、全てがとっくに過去の話
あの娘の眩しい笑顔も
耐えられそうにない痛みも
記憶の狭間にぼんやりと揺れている
はずみで弾き続けたアドリブの曲みたいな
自由気ままでも、不完全な音色だったね
音楽も政治も経済も
慌ただしく絡まりながら流れ続けるんだ
ああ
死ぬときもこんな感じで
「まぁ良かったか」と頷きたい
長すぎた序章
本編はこれから
| 詩人:理恵 | [投票][編集] |
さらりと晴れた青空は
秋の気配を連れていました
知らぬ町のバス停で
ふわりと揺れた白い花
香るままに誘われて
カフェの椅子に腰かけて
ピアノの独白を聞きながら
ベランダで揺れるハンガーの
乾いた音も歌になる
針の壊れたコンパスを
ふと思い出した夕暮れ時
なくした路(みち)に戸惑っていた
ひつじ雲も泣き止んで
カップに漂うやすらぎが
じんわりと身体に染み込んでいく
2019.11.25.
| 詩人:理恵 | [投票][編集] |
きいてください
私のおもいを
きいてください
私の叫びを
と、言いたいのに
肝心の内容は
言葉にならない
ただ ただ
うん うん
と
きいてほしいだけなのに
あの子がムカつくじゃなくて
あの子のココがムカつくとか
でも私の方がダメなところもあって
それを含めて
たくさん愚痴を言いたいのに
たくさんの愚痴が絡まって
言葉にならない
2021.3.26.
| 詩人:理恵 | [投票][編集] |
無理に形づくろうとして
足元ひっかけてすりむいた
痛くて痛くてたまらない
足ひきずりながら、歩いた夜
声の出し方も
ステップの踏み方も忘れちゃいないよ
ただ、誰かの顔色を窺いながら
うたううたに意味はあるのかい?
もどかしくも初々しいうたを
久しぶりに聞いたら
あの日に戻れるわけもなく
先に進んだ自分に気づいた
人間なんていつまで経ってもちっぽけだ
周りが完璧に見えるくらいには
心の中には
黒い塊だってある
あの日にすりむいた場所は
痣になってもう消えない
それでも歩いていくんだ
泣きたい夜には
うたに助けを求めて
うたえない夜には
別の道をさがして
2019.11.25.
| 詩人:あいく | [投票][編集] |
私が感じたい風は
たとえ時速100kmを
超えるスピードであっても
等速のままで走り続ける時に
感じるただ強い風ではなく
時速0kmから時速50kmに
加速していく中で
少しづつその圧を強めるような
そんな風なのです
そのためならば
私は今あるスピードをすてて
立ち止まっても
かまわないと思います。。。
| 詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
数ヶ月ぶりに聞いた
あなたの声は
わたしの気持ちを揺さぶった
忘れられたと思った
もう混じり合うことはないと
思いながらも
どこかでずっと待ってた
また想いが膨らんでく
一昨日よりも昨日よりも今日よりも
明日はもっと
あなたの事が好きになる
もしかしたら
今度こそ
明日はないかもしれない
だから
その声を忘れないように
耳に焼き付けた
今日も昨日も一昨日も…
| 詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
せつめい
からいどを
さがし
くみあげた
ひっち
はいく
野球
やりませんか
うんどうすると
かわきます
オーケストラの調弦
音は
文字なんかより
遥かに分かりやすい
球場にこだまする
打球音
みたいに
文字のられつは
小川の岸辺にしゃがみ込み
流れを
見つめるような
しらべ
だからかわいたころ
が
ちょうどいい
せつめいから
いたろうが
ここが
どこなのか
| 詩人:鰐句 蘭丸 | [投票][編集] |
流行歌が耳を通り過ぎる
揺さぶられない時間が流れる
いつからこうなったのか
心の中に真っ黒い自分が生まれてから
友達は居なくなった
しかし恋とか愛には飢えていた
手に入れると壊した
何故か孤独を愛した
そして時々真っ黒い自分との会話
そいつは俺を肯定してくれる
そいつは俺だ
分かっているから笑えた
著名な作家の心を打つ言葉も俺を避けて行く
政治家を責める言葉が思い浮かぶけど
すぐ消える
激しく熱い思いに突き動かされたい
そんな伝説のような主人公は現れない
いつかは自分が
なんていう夢ももてないくらい経済は貧困だ
結局は思想も貧困だ
羨ましがらないぞ
比べられてたまるか
そんな時間も蓄えられない
真っ黒い自分と入れ替わりたい
そうなった時
なにか
終わるだろうか
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
お前は不幸だな
何故かって?
金に、操られているからだ
お前は不幸だな
何故かって?
命に、支配されているからだ
お前は幸せだな
何故かって?
単に、不幸だからだ