詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
マイカーで
朝の出勤
フロントガラス越しに
ボンネットから
白い煙が出ているのが分かる
オーバーヒートだ
色々と頭に浮かぶ
これで会社に遅刻したら
有給消化とかでなんとかなるのか
動けなくなった車は
確か、車両保険とかで移動できたか
ラジオパーソナリティが
いつもより、どうでもいい話しで
リスナーをまくしたてている
気がして
自分があからさまに
イライラしている事に
情けなくなる
機械の事なんて
何にも分からないのに
ボンネットを開ける
アホか俺はみたいに
頭を叩く
通りすがる運転手達の視線が
恥ずかしさに
ガソリンを注ぐ
ケセランパサランに
なりたい
詩人:自己満足3 | [投票][編集] |
夏が過ぎ 秋を冬を越えて
春を迎える頃には何かが自分の中に咲くだろうと淡い夢を見ていた
至る今…
ただ季節は巡って去っただけ
オレはあの日に背を向け
本当は元に戻せない現実を悟り、途中から諦めていたんだ
前に向かうことも新しいことも出来ないまま
闇に怯えて堕落した やり場のない気持ちを、誰彼かまわず怒りに変えてぶっつけて、毎日を繋いだよ
今気づいたんだ
オレは現実を受け入れられない未練がましい弱い男
辛い 悲しい 苦しい を誤魔化しながら、オレは失うことを恐れる日々に少しづつ、そして確実に心を蝕まれた
もうすぐ、心がパンクする
二匹の猫の その後が気掛かりなのに、何もかもが 明日を拒んでしまう
壊して堕ちて立ち上がる
オレの人生、波乱万丈、当たり前、不幸自慢なら負けねぇつもりだったけど…
失くしたものは、一番大切な、一番の家族だった
…
2錠づつのサイレースとハルシオン 精神安定剤
何故か見るのは同じ夢、寂しい場所 寂しいシーン
起きてもそれは続いていて
オレに取り憑いて放してくれない
お前に伝えたい
忘れないでくれ、猫と4人で暮らした日々、猫はお前が一番好きだった
年老いたけど、お前のこと「母ちゃん」と呼んでいただろ
あいつらは今でもお前を待っている オレ以上に
そしてあいつらは 生きたいと願っているんだ
く
詩人:結愛 | [投票][編集] |
落ち込んだかと思ったら
嬉しくなっちゃって
悲しくなったかと思ったら
舞い上がっちゃって
貴方の一つ一つの行動が
私の心をくるくると惑わせる
なんでかなぁ
1つのキラキラで
直ぐに嬉しくなっちゃうの
やっぱりまだ好きなのかなぁ
なんでかなぁ
ただ一回話せだけで
幸せな気持ちになっちゃうの
やっぱりまだ好きなんだなぁ
詩人:一粒砂 | [投票][編集] |
陽射しを浴びて思う。
この陽射しよりも熱き熱波を浴びた人々のことを
この陽射しはまだ生温い熱波だということを。
鉄をも蒸発させる熱波を浴びた子どもたちがいるということを。自らが蒸発してしまうほどの熱波を浴びたお年寄りがいるということを。
そんな熱波を経験する人を出してはならないということを。
そんなことを思う人が世の中に何人いるかと言うことを。
詩人:チューリップの花束 | [投票][編集] |
なんだかよくわからんが
秘密のルート
その上を紆余曲折を経ながら歩いてきました
内面成長しながら
少年少女のように笑い
ずっと長くふわふわと歩きました
とても幸せな記憶です
長く有難う
その路の上にわたしと居てくれて...
詩人:EASY | [投票][編集] |
あなたの存在は、周りの人の全ての事に
よい影響を及ぼします
絶対的宇宙法則で、それは禁じられていないので
どんな如何なる場所であれ
あなたは自由です
詩人:結愛 | [投票][編集] |
貴方の事を思う度
思い出すのは辛い思い出
嬉しかったことを
沢山、数えようとしても
絞り出そうとしても出て来ないの
貴方は優しい人
それでいてズルい人
いつもいつも一貫性が無くて…
笑って誤魔化さなくても
良かったんだよ
私は今、幸せかしら
この恋は幸せかしら
そんな事を思う様になったとき
気付いたの
この恋も期限切れだって、、、
詩人:結愛 | [投票][編集] |
君と出会わなければ
こんなに悲しくなかった
こんなに心痛くなかった
こんなに苦しくなかった
君と出会わなければ
こんなにドキドキしなかった
こんなに嬉しくならなかった
こんなにワクワクしなかった
君を待ち焦がれるのって
幸せなことのかな
君と出会えたのって
幸せなことなのかな
詩人:自己満足3 | [投票][編集] |
病んで 壊れて 押し潰れそうになった時…
ここに Access、君の君だけの声が在りますように
でも、ここに在る言葉達は其々に美しさと通じるものが混在していて
オレはいつも惑わせられる
過ぎ去った日々に、そんなオレの悪癖を知る君と君が
ここにmessageを残したから
見つけて確認したから
オレに必要なのは、本当に愛していた君の声だけ
もう、サチコの奴に惑わせられるのはうんざりだからよ
詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
死んでいるはずの
亡骸を
片足で踏み抑えて
餌食にする
矮小な心と体
抜け殻のような
自信の無さ
突飛に感じても
鈍り続ける
左手から
落とした
スマホ
足もとに
あったはずの
何かが
もう身体の一部に
なっていても
駐車場の
自家用車のタイヤに
新緑色の小さなバッタが
日射しに鮮やかに
へばり付いていて
憂鬱なの朝が
わずかでも
そうでも
なくなる
電線にとどまり
それらを
見下ろしていた
雀の瞳に映った
景色