| 詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
「こんなこと、なんのために?」
「所詮、自己満足だろう?」
そう思われるかもしれない
実際そうなんじゃないだろうか と不安になる
それでも やっぱり書き続けるしかない
反省し 失敗を繰り返さないように
誰よりも仕事ができないのだから
身体が強い方でもない
運動神経に優れているワケじゃない
地頭がいい方でもない
回転が早いとか
センスよく振る舞い 立ち回れるとか
そんな才能もない
でもだから だからこそなんだ
どうしたら組織の中で 生き残っていけるのか
どうしたら「仕事ができる」と胸を張れるのか
どうしたら追いつけるのか
どうしたら認められるのか
なんにもせずに戦えるワケがない
才のない自分にも出来ることとは何か
「差」を詰めるために何ができるか
自分のミスを認めたくはないし
誰もが見つめたくないと思う
けれど そこにわずかでも
成長へのチャンスがあると信じて
その時の現場状況・思考・感情
冷静になって振り返り・分析
他の対応方法・アプローチの模索
そう 逃げちゃダメなんだ
だから反省する ノートを記す
悔しさを忘れないために
同じ失敗をしないために
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
目覚まし時計はセットされた
明日が永遠に
やって来るかの様にして
傘は用意された
永遠に巡る日々の
雨に備える様にして
レシピのメモの大さじは
こさじ2杯にされている
急に誰も居なくなった
この部屋は
とても溢れてる
用意された玉ねぎが
キッチンのまな板の上で
ずっとそれを
待ちながら
| 詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
嫁が
嫁が息子の
手を引いて
保育園から
歩いて
帰ってくる
2LDKの
二階の
アパートの
バルコニーから
よちよち歩きの
息子の手を引く
嫁が
途中で抱っこされたいのか
泣き出して
座り込む息子を
しゃがんで
宥めながら
役場の前を通り過ぎ
私のもとへと
帰ってくる様子が
何年経とうが
今も
私を
奮い立たせている
| 詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
こうして
何も書けなかった
引き出しに忘れた
便箋のように
いいなずけ
大草原
大海原
僕は
苺味のアポロ
忘れられたいコリドー
ゲッターロボ
嘘はない
| 詩人:理恵 | [投票][編集] |
無理矢理這い蹲った真夜中に
サンサンとシャワーの音がする
屋根から滴る水はバケツを叩いて
不規則な鼓動を鳴らしていた
いつかの夜みたいだ
あれは桜の散りゆく頃
一つ命が去ったことを知って
無自覚に暗闇を見つめていた日
ズキン、ズキンと頭が痛む
まだ私は拗ねるつもりか
過去に戻れやしないのに
サンサンとシャワーは降る
眠る街に絶え間なく
明日は何も知らないふりして
からりと晴れた空を迎える
準備をしてる
2021.2.2
| 詩人:理恵 | [投票][編集] |
遠い遠いこの道は
あの人へ続いてる
信じ歩いてきたのに
別つ舟は霧の中
知らない場所に
居座る見えない未来
私は君の笑顔
守れるかな
あゝ あの子もそうなんだろうか
何にもないように笑うけど
あの優しい手は今でも
心の中にあるでしょう
いつもいつも思ってる
あなたに会えない時間
寂しさも全て忘れ
夕べに語り合いたい
それなのにその胸に
しまってる希望一つ
同じ夢を見て
目指す先は
あゝ 僕ら違ってたのだろうか
虚ろな瞳で見ていた
またここへ迎えにゆくよと
指切りをしていたのに
誰にも追いつかれやしないよ
あなたが開いた道だから
その意思を繋ぐために
一人でも駆け抜けよう
深く沈んでゆく
私はあの人の元へ参ります
あゝ 風が噂しなくても
歌声に導かれるまま
今 その優しい手を取って
二人の希望を果たそう
2021.1.30
| 詩人:鰐句 蘭丸 | [投票][編集] |
今朝 通りに咲く椿の花の落ちるのを見た
花房が地に落ちる音は聞こえない距離
しかし
聞こえた
重いようで
軽いような
残酷なようで
荘厳な
同時に
時が流れ込んでくる
意識の中に
記憶や妄想の中で一瞬のうちに
椿が芽吹き
葉を茂らせ
蕾をつけ
咲かせ
散った
タイムラプスのような
サイレントのような
音がずっと鳴っていた
| 詩人:もとり | [投票][編集] |
冗談 なんて一番卑怯
受け取り手への誘導と
それに対する感情への拒絶と
嘲りを含んだ嘲笑と
それで済まそうとする魂胆が
透けて見えて嫌になる
本当 冗談じゃないわ