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[100070] 柔肌
詩人:じぇん [投票][編集]

ある日君は唐突にさよならを切り出した

痛くもなく

ただ普遍的な失恋と言うモチーフが見当たらない

探せばいくらでも見つかる君の欠点だって
愛おしく思えた

悲しくもなく

何もない顔して 綺麗になったワンルームに戻っていたり

そんな空想

でも現実は残酷で
あたかもこうなる事に背を向けて
君は出ていった

ごまかすように仕事をして
忘れるように酒に溺れて
全てが狂々と回って
本当の僕と向き合っている今


ただ


君の柔肌を感じたい

もう一度

2007/04/12

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