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[101061] 『誕生日』
詩人:華森 愛瑛 [投票][編集]

小さい頃は自分の誕生日が来るのを楽しみにしてた
またひとつ大人になるって
喜びに満ち溢れてた
でも私が誕生した日って祝日で
私の家はお店してて祝日は必ずっていい程
忙しくて誕生日を祝うどころか
お店の手伝いをさせられてた事しか記憶がない
そんな寂しい誕生日を繰り返してたあの頃...

今じゃあの喜びに満ち溢れてた想いはいつしか消え
誕生日が近づく度に寂しさより惨めさと焦りを覚えてしまった自分がいる


でも私をこの日に産んでくれた母親に心を込めて
『ありがとう』
この世に生まれ
悲しみ苦しみ楽しみ喜び
色んな事を経験し成長できた私がここにいる確かな証

私がここにいるからこそ
この世に誕生したからこそ
私の中でまた一つの生命が誕生したんだよね。
私がここまで歩いて来たからこそ最大級の愛する人に出会えたんだよね。

一年前の今日の日から誕生日があの頃みたいに喜びに満ち溢れてるような感じがする
だって自分が産まれた日に愛する人と共に過ごせるなんてすごく幸福です

『これからもよろしくお願いします』

2007/04/29

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