詩人:小さな貝がら | [投票][編集] |
君はいつもと
変わりなく
僕の前に現れた
家まで会いに
来てくれたのに
優しくして
あげなかったね
君に冷たくして
君は
どんな思いしながら
坂道下りて
行ったんだろ?
僕は君が気になった
別れ際の君の瞳
忘れられなかった
僕は君を追い掛けた
車の助手席に
君を走らせた
君のほんのり
さくらいろの頬
そっと両手で
包んでみた
冷たい君の手
温めてみた
君の流す涙
見てたら
愛しくて切なくて
そのさくらいろの
唇にそっと
キスをした
もう悲しませないよ
だからもう泣くなよ
君のさくらいろの頬
君のさくらいろの唇
僕は君が好きだよ
大切にするよ
さくらいろの季節
そう誓った
By 小さな貝がら