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[101407] 無題V
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

引いては満ちる
波のように
僕らは時々
離れたり
くっついたり
波のように

風が髪をやさしく巻き上げる
少し潮の香りを含んで
二人の足跡をそっとさらっていく
後にはただ平らな砂浜が残ってるだけだ。

2007/05/05

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