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[101770] 砂時計だった頃
詩人:フィリップ [投票][編集]

サラサラ
サラサラ

私はいつも
窓際でポツリ
時を刻んでいた


毎日は
毎日ではなく
私にとって
一瞬だった

置いてけぼりに
されながら
流れに逆らって
生きることは
簡単じゃなくて
泣くばかりの
自分がそこにいた


サラサラ
サラサラ

霞のような何か
言葉では
表せない何かが
いつも邪魔して

時々流れに
巻き込まれる

掴めないから
また私は黙って
時を刻んでいく

サラサラと
つまらない音を
たてながら

また
砂時計に逆戻り

2007/05/12

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