詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
言い足りない想いが僕の中にあって
言い表せない何かがそれを遮って
いつも本当の気持ち
まっすぐな気持ち
伝えられずにもどかしいよ
君に伝えたい
この胸の中に潜めた想いは
どんな風な形で君に僕は届けるのかな
余計なことばかりに思いは先走って
飾りたてるように
格好だけを見ていた
ああでもない
こうでもない
想いはいつも定まらない
どうすればいい
どうするべきだ
自分自身に問いかけても答は返らない
いつも
もどかしくて
いつでも
行ったり来たりで
甘酸っぱい
想い胸に潜ませたまま
今日も打ち明けられない恋心
抱きしめたまま夜になって眠る
忙しさに身をまかせて
暮らしにしがみついて
毎日がほら悲しく過ぎ去って
僕はとてもとても
もどかしくなる
想いは限りなく
膨らみ続ける。