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[102641] 夜の、浜辺
詩人:フィリップ [投票][編集]

この星の砂浜にある
全ての砂粒とか
この星に生きる命全てよりも
宇宙に転がる、あの飴玉のような星の方が綺麗に見えると
あなたは言った

真っ暗な海の波音に
耳を澄ませながら


ならば惑星とは
命そのものなのかと
僕はあなたに言った

星の数を数えては
手に砂をすくって
砂時計のように、この浜辺に流しながら


風に乗った潮の香りを
吸い込むように深呼吸をしたあとで
朝になるまでここにいよう、とあなたは言った

水平線にオレンジが広がって
水底に月が沈んだ時
太陽は必ず照らし出してくれる

二人の間にゆらめく何かと心に隠れた灯りを


気が付けば
あなたは僕の手を握って
微笑んでいた

軽く柔らかな砂粒の感触と潮臭い愛の匂いがした

2007/06/01

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