| 詩人:EASY | [投票][編集] |
なんて事のない
日曜の夕方に
車のホットドック屋さん
家の近所にやって来た
予定通りじゃないけれど
予定調和な訳もなく
なんて事ない日曜の
なんて事ない風景だ
ホットドックが美味いのは
なんて事なく当たり前
そんな事は知ってるさ
そんな当たり前な事
わざわざやっていないだけ
そんな理由だったのか?
本心かどうかも知らず
自分自身に適当に
問い正して見せる程
今日は
ホットドックが気になった
なんて事ない日常に
身を委ねて行くように
なんて事ないこのドアを
なんて事ない開け方で
開いて外に飛び出した
なんて事ない癖に
なんとなく照れくさいけど
通りすがりの人みたく
一人で装う意味はない
そんな笑顔で買ってみた
ホットドックの味は
なんて事なく美味かった
予定調和じゃないけれど
予定通りに美味かった
わざわざ食べた甲斐がある
素直にそう思える幸せに
僕は少し笑顔になった
『もうご飯だから買わないよ!』
そう子供に言っている
お母さんのその声と
同時に見せた
ホットドック屋さんの笑顔に乗せて
奏でられた
ホットドックの歌のメロディーが
なんて事ない日常を
そのまま綺麗に映してくれて
また更に
僕は少し笑顔になった